【Brand pickup】
バイクでのキャンプツーリングは、いかに荷物を効率よくコンパクトにまとめられるかが重要だ。
限りある積載スペースにキャンプギアをキレイに積載できた時には、ある種の達成感を覚える人も多いのではないだろうか。
そんなキャンプギアを詰め込むツーリングバッグは実に多くの種類が存在する。
ただし、それらバッグは基本的にキャンプツーリングに使うため、形状や機能は似ているものが結構多い。
「もう少し個性を出したい」
「このバッグにこんな機能が付いていたら、もっと便利なのに……」
「キャンプツーリングだけでなく普段も使いたい」
そう、これを読んでいる読者なら共感してもらえるだろうが、バイク乗りはわがままだ。
そんなわがままなキャンプツーリング好きの要望に答えてくれるバッグを多数ラインナップしているのが、オリオンエースのJAM’S GOLD(ジャムズゴールド)というアメリカンカジュアルな雰囲気を持つブランドだ。
ソフトクーラーボックスの機能を持ち、たためばタンデムシートのクッションになるもの、本格クーラーバッグでありながら、普段使いにもイケるサイドバッグなど、個性的でユーザーの遊び心を刺激してくれるギアが揃っているのだ!
キャンプ好きが生み出した個性派ギア!
「こんなのがあったらいいよね」というアイディアを商品にしてしまうのが、オリオンエースの代表・長谷川さんだ。
乗り物大好き、キャンプ大好きな彼が生み出すギアは、どれもこれまでの考えにとらわれない、それでいてキャンプツーリング好きをワクワクさせるものばかり。遊び心のあるキャンプツーリングギアを紹介していこう。
コンパクトに畳めてクッションにもなるリヤボックス
SMASHED(スマッシュド)
シートバッグの固定概念を覆す、保冷機能があり折り畳んだらクッションになるリヤボックス『SMASHED(スマッシュド)』。
キャンプツーリングの際、道中で食材を調達する人は多いハズ。その食材を調達するまで、バッグの中は結構スカスカだったりということはないだろうか?
このSMASHED(スマッシュド)なら、荷物がないときならコンパクトに折り畳むことが可能。
しかもそれが厚みもたっぷりなクッションになるのだ。リヤキャリアとタンデムステップはあってもクッションのないクロスカブ、ハンターカブでタンデムする時にも非常に重宝するのだ。
バッグの形状がスクエアなので空間を有効に使えるのもポイント。バッグの背面&底面にはナイロン製のモールがぐるっと縫い付けられ、ハンターカブやクロスカブなどのキャリアにも四方をガッチリと付属のベルトで固定できる。
シンプルな作りゆえ、ユーザーのアイディア次第で積載するバイクを選ばない汎用性の高さは、使い方や遊び方に縛られないオリオンエースならでは。
愛車とのコーディネートも楽しめるほどにカラーラインナップが豊富で、選ぶ楽しさも持ち合わせている。
キャンプツーリングから快適なタンデムまで、ハンターカブやクロスカブといったカブ系ユーザー必見のリヤボックスなのだ。
折りたたみ可能な本格的クーラーサドルバッグ
JGC-1036 KIN(キン)
クーラーボックスの機能は欲しいけど、先程のリヤボックスよりもう少しコンパクトなバッグが欲しいというユーザーには折りたたみ式のクーラーサドルバッグ『KIN(キン)』がオススメだ。
一見するとファブリック製のソフトサドルバッグ。だがバッグを開けてみれば本格的な保冷機能を持つ。
たっぷり入った断熱材は食材等を適温で保つだけでなく、クッション性も高いため荷物をソフトに保護してくれる。
車体のサイドに取り付けるため、タイヤ部分へのバッグの巻き込みを防ぐためサドルバッグサポートは必須。
ただし、固定方法はバッグに添えつけられているバックルと付属するベルトで行う汎用性の高い方式なので、幅広いメーカーのサドルバッグサポートに対応する。
サドルバッグをサポートするサイドキャリアはJAM’S GOLD(ジャムズゴールド)からも発売されており、こちらのとセットだとより使い勝手は広がる!
ミリタリールックでタフな雰囲気のクーラーサドルバッグは、ショルダーバッグとしても遜色なく使えるのが面白い。
街なかでバイクから離れてバッグを持ち歩く際もサドルバッグぽくないので、ちょっと角張ったショルダーバッグぐらいの感覚で使えてしまう。
前述したたっぷりと入った断熱材がクッションの役割を果たすため、ノートパソコンやカメラなどの電子機を持ち運ぶときにも安心だ。
さらにはバイク用のバッグとしては珍しいキーロック機能があるのも特徴。
バッグを車体に取り付けたままバイクから離れる場面で貴重品をバッグ内に入れていても安心感は高い。
このロック機構は盗難対策としてはもちろん、走行中にバッグが不意に開いてしまうことも防げる。
これまでのサドルバッグという概念にとらわれない『KIN(キン)』なら、バイク遊びの幅を広げてくれるのは間違いない。
組み合わせて使いたい!ユニークなバッグ&車体用パーツ
リヤボックスやサドルバッグだけでなく、ちょっと変わったギミックや取り付けの汎用性の高いバッグは、まだまだある!!
手頃な大きさなので、組合わせて使えばバイクの積載性能をよりアップできる。
面ファスナーとベルトで固定
ROD(ロッド) シートバッグ
『ROD(ロッド)』は円筒形で内部に保冷機能をもたせたバッグだ。
バッグの取り付けは、車体に台座を取り付けて、面ファスナー&ベルトで固定するだけ。
バッグ底面の幅広い面ファスナーのおかげでかなりガッチリと肯定でき、走行中にバッグがずれることはまずないだろう。
ミリタリールックな作りで、『KIN(キン)』と同様にショールダーバッグとして遜色なく使える!
扱いやすいサイズ、形、取付方法と、機能満点なバッグなのだ。
バッグ上面のデザインがアクセントの汎用保冷バッグ
GAP(ギャップ)
バッグのメイン部分が保冷仕様となった汎用バッグ。
五面に張り巡らせたモールシステムと、上面&側面からメイン気室へアクセスできる仕様のため、様々な箇所に取り付けられる。
手前の小さなポケットには、ペットボトルを収納できるネット型ドリンクホルダーが付属。
カラーは3種類で、バッグ上面にストライプの模様が入ることでハードな印象が薄まりポップな雰囲気へとチェンジ!
レインカバーも付属し急な雨にも安心だ。
コンパクトだけどしっかり積める折り畳み式サドルバッグ
FOLDS(フォールズ)
必要な時だけサイドBOXへとトランスフォームする折り畳み式サドルバック。
この折り畳み式のフレームのアイディア、実は自転車のサイドバスケットにヒントを得たという。
言われてみれば、昭和世代に懐かしいロードマンなどのスポーツ自転車で見かけたサイドバスケットを連想させる作り!
軽量なフレームがバッグ内にあることで形状をキープでき型崩れを防いでくれる。
さらには、バッグ上部のフラップがリバーシブル仕様になっており、その日の気分や車両の雰囲気に合わせてチェンジできる。
リバーシブルフラップの片側はベルクロ素材で、そこにユーザーの好きなパッチを貼り付けカスタマイズが可能だ。
使い勝手をアップする車両パーツ!
ハンターカブの使い勝手をアップするパーツもJAM’S GOLD(ジャムズゴールド)からリリースされている。
小さな違いが、使い勝手の大きな差を生む! ハンターカブでキャンプへ頻繁に出かけている長谷川さんだからこそ生み出せた、秀逸なアフターパーツだ。
底面付きで安心
CT125ハンターカブ(JA55)右側専用設計 キャリア
今回のサイドバッグを固定する際にも使ったサイドキャリア。
ハンターカブの禁断のスペース”マフラー下”。ここに荷物を乗せることができたら、積載性能をアップできるのに……というユーザーの思いを形にしたキャリア。
底面があることで安定感がアップ。サイドバッグだけでなく薪なども載せられる!
底面付きで安心
CT125ハンターカブ専用設計 グリップ
CT125乗りで荷物満載キャンパーからの提案で実用化したグリップ。
ハンターカブの大きなキャリアにBOXを付けると“センタースタンドを掛ける時に持ち手がない”という悩みが生じる。そこで郵政カブに付いているグリップを元に、CT125用に設計したのが同グリップ。これがあることでリアキャリアに荷物を満載にした状態で掴む場所がなくても、グリップを掴むことでセンタースタンド掛けをスムーズに行える。