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軽快な挙動とアクセル操作に応じたリニアな加速が面白い!ビギナーからエキスパートまで楽しめる電動バイク【E-FOX SS】

【Brand PR】

世界中から厳選したバイクを輸入・販売するモータリストが、新たにNicot Moto(ニコットモト)社の製品の取り扱いを開始した。「ビギナーに優しく、オフロードの世界を身近にしてくれるバイク」をテーマにラインナップしているが、その中から次世代のモビリティとして注目されている電動バイクのオフロードモデル<E-FOX SS>を紹介しよう。軽快な挙動に、アクセル操作にリニアな加速は、ガソリンエンジンのオフロードバイクとはまた違った面白さにあふれていたのだ。

NICOT E-FOX SS:74万円(税込)

目次

モータリストのノウハウが反映された新シリーズをリリース

輸入オフロードバイクに詳しい人であれば、Nicot Moto社の名前を聞いたことがあるかも知れない。日本に上陸したのは初めてではないブランドだが、今年からモータリストが輸入・販売を手掛けることになった。
特徴はモータリストのロゴが入った日本専用カラー(パープル×ブラック)を採用していること。これはNicot Moto社にモータリストがディメンションやセッティングなどをアドバイスし、内容がアップデートされたマシンであることを示している。バイクに対して多くのノウハウを持つモータリストの知見によって走行性能や信頼性が大幅に向上し、ビギナーからベテランまで楽しめるモデルに仕上がっているのだ。従来のNicot Moto社の製品を知る人から見ると別物と思えるレベルだという。
ラインナップを見て驚くのは車両価格の安さ。これはモータリストの「多くの人にオートバイやオフロード走行の楽しみを知ってもらいたい」という願いの表れでもある。まずはここから始めて、FANTICなどの高性能モデルにステップアップしていってもらおうという道を作っているのだ。

モータリストが取り扱うNicot Moto社製品。これは驚きの価格である。

スマートでクリーンな次世代オフロードモデル

日本に輸入されるラインナップの中から今回紹介するのは、電動モーターサイクル<E-FOX SS>だ。
モータリストはエンジンのみならず電動バイクにも力を入れている。その理由をモータリストの野口代表に聞くと「将来のモビリティを見据えてのこと。ユーザーや販売店に製品や情報を提供できるようにするためです。あと電動オフロードバイクの場合は山(自然)に優しい。うるさくないし空気も汚さないですから」という答え。「ガソリンスタンドの数も減っていますが、電動なら自宅で充電できる。コミューターとして活用するには大事なことだと思います」。

さらに「なにより僕らはバイクで走ることが好きなんです。動力は問わず、自分たちが乗って“楽しい”と思える製品をみなさんに紹介しています」と付け加えてくれた。それがモータリストという企業が目指しているものなのだろう。

どちらから見てもマフラーが存在しないスリムなデザイン。エンジンの張り出しもなく、車体側面がフラットなところも新鮮だ。

■ポジション
シート高は意外と高め。座るとリヤショックがわずかに沈む感覚だ。しかし車体がスリムで軽量なこともあって、足先1/3程度の接地でも車体を支えるのは苦にならない。

テスター身長:165cm/体重72kg

アクセル操作に対してスムーズかつリニアに加速。オフロードでの走りは想像以上!

メインキーをオンにしメーターが点灯することを確認。エンジンと違って作動音は一切しない。アクセルをゆっくりと開けていくと、その動きに合わせるようにリヤタイヤがズズズッと動き始める。クラッチを使わずに駆動がかかっていく感覚は電動ならではのものだ。
このときアクセル操作をていねいに行えば路面のミューが低くても極低速から路面をしっかりと捉えてくれる。<E-FOX SS>では電動モーターでの駆動にありがちな急激なトルクの立ち上がりやドンツキがほとんど感じられないのだ。エンジンバイクに乗り慣れたライダーでも違和感のないアクセラレーションを楽しめるよう適切にチューニングされているため、低速域から自然でリニアな加速感を体験することができるのである。また排気音のプレッシャーがないのも良い。オフロードビギナーにとって扱いやすく感じられるポイントのひとつだと言えよう。

そのままアクセルを開けていくとスルスルスルッと伸びるように速度が乗っていく。なかなかの加速力である。エンジン音がなく、速度が上がったときに耳元で風を切る音だけが聞こえてくる感覚は実に爽快。その体験をしてしまうと、電動バイクの魅力に取り憑かれてしまう。
車体が軽いこともあって挙動は軽快。ブレーキも過不足なく効き、スムーズに減速させることができる。サスペンションの動きも及第点で、オフロードモデルとして十分な走破性があることを感じた。ファンライドを楽しむには十分なポテンシャルを持っていると言えるだろう。

<E-FOX SS>は、ナンバー登録して公道走行も可能!

ヘッドライトやウインカーなどの保安部品が付いていることからもわかる通り、<E-FOX SS>はナンバー登録して公道を走ることができる。区分は原付二種になる。
今回は残念ながらナンバー登録をしていなかったので、逗子にあるライダーズカフェ・808Cafe 10Rの店頭を借りてのイメージ撮影となったが、登録すればこんなカフェツーリングも可能となる。オフロードを走った感触からするとストリートでもかなりの俊足を見せることが予感できた。

またトランスポーターに乗せて郊外に出向けば、自然の息吹を感じながら未舗装路や林道の散策などもできる。<E-FOX SS>は工夫次第で多くの使い道が考えられるバイクなのだ。

撮影協力:808Cafe 10R (https://x.com/cafe10r)

スペック上、フル充電時の航続距離は115kmというから、近場をグルっと散策するなら問題はない。ただし充電するには専用の充電器が必要なので、出先での給電はちょっと難しそうだ。そのあたりは多くの電動バイクが直面している問題であろう。
個人的な見解ではあるが、現時点での電動バイクの利用法は、通勤通学など決まった距離を走るコミューター的な使い方や、クローズドコースを走るといった使い方が最適なのではないかと思う。そう考えると自ずと<E-FOX SS>の使用法も見えてこようというものだ。

E-FOX SSディテール解説

LEDヘッドライトを装備。ウインカーは光が流れるシーケンシャルタイプだ。
フロントにはペタルローターを採用したシングルディスクブレーキ。フロントタイヤのサイズは70/100-19。
メーターはシンプルなデジタルタイプ。スピードが中央にあり、左にバッテリー残量が表示される。右のPマークはパーキングの意味だ。
高剛性のトラスフレームを採用。エンジンがある部分にバッテリーを搭載している。脱着はできない。
右のスイッチボックスにはパーキングの解除ボタンやヘッドライトスイッチが並ぶ。ミッションはないので、一番下の変速ボタンはパワーモードの切り替えを意味する。
左ハンドルスイッチボックスにはヘッドライトのハイ/ロー、ウインカー、ホーンなどのスイッチが装備されている。ホーン横のRボタンはリバース(バック)だ。これも電動バイクならではの機能である。
リヤのモノショックはシンプルなリンクレス方式。ストロークは長いので走破性は高い。
ブーツの底に食い込む形状のステップバー。ブレーキペダルの先端も滑りにくい形状だ。
リヤブレーキのマスターシリンダーにはリザーバータンク一体式を採用。
リヤのブレーキもペタルローター。リヤタイヤサイズは90/100-16。
専用の充電器でチャージ。100V電源からの充電時間は4時間とのこと。

SPECIFICATION
モデル名称 E-FOX SS
最高出力:10.5kW
走行可能距離:115km
充電時間:4時間
車両重量:100kg
カラー:モータリストパープル

モータリストとNicot Moto社の関係と、今後の展開

先にも述べた通り、モータリストはNicot Moto社にマシン造りのアドバイスを行っている。それが反映されて車両は良くなっていると野口代表は言う。その証拠に、キャブレター+前傾シリンダーエンジンを搭載した190Pも、輸入直後に野口代表自らのライディングでエンデューロレースに出場し、見事完走を果たしている。

未舗装路をリーズナブルに楽しめることは、オフロード人口を増やすことにつながる。
モータリストがNicot Moto社製品の取り扱いを始めたことからは、より多くのユーザーにオフロード走行の醍醐味を知ってもらいたいという想いが伝わってくる。

【問い合わせ】
モータリスト合同会社
TEL:03-3731-2388
URL:https://motorists.jp

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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