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【趣味に遊びに大活躍】普通免許で乗れる!新車で買える国内メーカー原付バイク5選

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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ラインナップは少ないが魅力的なモデルは多数アリ!

二段階右折や30km/hの速度規制など、独自の縛りや駐輪場の不足もあって人気が低迷している排気量50cc以下の原付バイク。しかし、70年代~90年代ではバイクメーカーの中でも最も売れていた稼ぎ頭であり、スクーターだけでなく、クラッチ付きのスポーツ車なども充実しており、ライダーの入門クラスとしての役割を果たしていた。

だが、今では各メーカーのラインナップも風前の灯状態で、趣味として楽しめそうなモデルは少ない。ところが、原付は近所のチョイ乗りや駅までの足としては非常に使い勝手が良いし、原付免許取得も実技が無いからが簡単だ。

そして、一番の利点は普通自動車免許で運転できる点である。バイクの免許を持っていなくてもバイクに乗れるのだから、これは乗らなきゃ損なのだ!?

バイクの楽しさは排気量に依存しないので、バイク未体験の人も乗ってみればきっと楽しいと感じるはず。虜になってしまうかもしれない。

ここでは、バイクに乗るというハードルが最も低い原付クラスのマシンに注目し、今買える国産50ccのマシンをご紹介したい。

押しも押されぬ大人気のカブ!初心者もベテランも受け入れる懐の深さ

スーパーカブ50

今や原付クラスはスクーターが主流だが、スーパーカブなら自分でギアチェンジを行うことでバイクを駆る喜びが味わえる。

燃費は1リットルで105km(30km/h低地燃費)も走れるので驚異的にお財布に優しいし、カスタムだって楽しめる。日常の足にもなるし、ツーリングの相棒としても最高だ。

今やクロスカブやハンターカブなど、派生モデルばかりに注目が集まるが、スーパーカブ50はすべての祖となる存在である。バイクライフのスタートに原付カブを選んでみてはいかがだろうか!

燃料消費率(km/L)※30km/h定地走行時105
全長(mm)1,860
シート高(mm)735
車両重量(kg)96
メーカー希望小売価格(消費税込み)24万7500円

原付でツーリングやキャンプを楽しみたいならコレ一択!クロスカブ50

CROSS CUB 50

レッグシールドを廃したデザインやおしゃれなカラーリングで人気のクロスカブ。新型の110はディスクブレーキにキャストホイールを採用し、勇ましい感じになったが、50はスポークホイール&ドラムブレーキの足回りで、親しみあるクラシックテイストが残る。

走りの楽しさや燃費の良さはそのままカブなのだが、見た目の良さで女子ウケも抜群。

原付ならばパートナーがバイクの免許を持っていなくても、夫婦やカップルで一緒に1台をシェアして楽しめるので、家に一台あると非常に重宝するし、QOLも爆上がりするはず!?

燃料消費率(km/L)※30km/h定地走行時94
全長(mm)1,840
シート高(mm)740
車両重量(kg)100
メーカー希望小売価格(消費税込み)30万8000円

学生向け原付スクーターDunk

Dunk

今から25年くらい前、東京の大学は都心の地価高騰を受けて八王子などの山奥にキャンパスを移すのが通例となっていた。そんな山奥の大学に通うには歩きや自転車ではとても無理だし、スクールバスではかったるい。そこで学生に大流行していたのが原付スクーターだったのだ。

Dio、JOG、セピアにタクト、アプリオと当時は車種が山程あって友達と被らないものだったが、そこから四半世紀が経った現在はホンダDunkの一択ですかね?

デザインもどこか無印とかユニクロのテイストで三多摩方面の無機質な駅の風景にも馴染むし、USB充電ポートも付いているし、学生時代に通学、バイトの脚として使いまくって、卒業と同時に後輩に譲って受け継がれていく……。というようなストーリーも見えてくる。

というか、今も山の中にキャンパスを構える大学の学生はどうやって通学しているのだろうか……?

燃料消費率(km/L)※30km/h定地走行時75.3
全長(mm)1,675
シート高(mm)730
車両重量(kg)81
メーカー希望小売価格(消費税込み)22万9900円

あえてのビジバイ日常使いという外しワザ!ヤマハ ギア

GEAR

キャンプブームの中、商用車であるトヨタハイエースやプロボックスの色を塗り替えて、ほんのりリフトアップさせて、ブロックタイヤなんかを履かせてオサレにヤルのが流行しているが、バイクでもそんな楽しみ方はできるのだ!

ビジネスバイク(スクーター)は、丈夫な構造だし、荷物の積載に適したキャリアや足回りの強さを持っている。簡素なデザインも魅力的で、色を塗り替えたり、少しドレスアップするだけで、一気に趣味バイク感が高まるのだ!

新聞屋さん向けの「ニュースギア」

ヤマハの原付ラインナップは3モデルしか無いが、ちゃんと新聞屋さんが必要なビジネススクーター「ギア」が残っているのは素晴らしい。

白い外装部分を交換して大胆イメチェンする色付き外装「カラーチェンジパネル」がワイズギアから販売されているし、これでブロックタイヤ履かせたら、これは「ティーダブ」ブームの再来狙えるかも!?

燃料消費率(km/L)※30km/h定地走行時66.9
全長(mm)1,850
シート高(mm)715
車両重量(kg)98
メーカー希望小売価格(消費税込み)23万1000円

主婦向けバイクを下駄にするのが粋だった!?レッツバスケット

レッツバスケット

その昔、昭和のヤンキー文化の中では、女モノの便所サンダルを履いて、主婦向けの薔薇とか蘭とか(漢字の名前のスクーターがありました)に乗るなんてのが流行しましたが、あれってなんだったんすかね?

それが平成を飛び越えて令和に流行ることは無いかもしれないが、今は主婦向けスクーターもシックでおしゃれで、便利なカゴ付きメットイン付き荷物詰め放題のタイムセール!

これ、お父さんが乗って近所の川に釣りに行ったり、パチンコ行ったりするのにも最適だし、息子が友達とファミレス行ったりバイト行く時の足バイクにもなる。

そんな地方にお住まいの家族の生活が透けて見えてくる、生活密着型原付スクーターなのだ!?

燃料消費率(km/L)※30km/h定地走行時66.0
全長(mm)1,660
シート高(mm)695
車両重量(kg)76
メーカー希望小売価格(消費税込み)18万5900円

Text/丸山淳大

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