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バイク用品選びのコツを伝授! オールシーズンモデルの詳細とジャケットの選び方【フラッグシップ・ライディングギア・ラボラトリー】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

みなさんこんにちは。

フラッグシップの上野です

さて今回はオートバイ用ジャケットのオールシーズンモデルについてお話ししたいと思います。

皆さんはジャケットはもちろんのことパンツ、さらにはライディンググローブオールシーズンモデルと言われる物があるのはご存知ですか?
なんとなく知っているようで知らない、オールシーズンモデルについて詳しく見ていきましょう!!

目次

オールシーズンジャケットとは?

オールシーズンという響きだけでなんとも安心感がありますよね!
具体的にオールシーズンモデルとはどのようなものなのでしょう?

ジャケットに着目してみると、簡単に言ってしまえば幅広い季節でお気に入りのジャケットを着て過ごすことができるモデルです。
そのまんまですね……。

ただし、作るメーカーさんによってオールシーズンジャケットに対する解釈や考え方の違いがあります。
大まかに言うとジャケットに関しては2パターンあります。

一つは中綿入りインナー脱着式の真冬対応モデル
暖かくなったらインナーを外してアウター側を着用します。
アウター側にパッド類が付いているので安心感はそのまま。

もう一つは表地がナイロン生地や天然素材で作られた綿なしジャケット

真冬は自分の持っているインナージャケットを着てその上から使用することができます。

ちなみに革ジャンなんかはこちらのジャンルになるのではないでしょうか。

これから朝晩と涼しくなることを考えると割と重宝します。

購入時に確認したいポイント

オールシーズンジャケットを購入の際に、確認したいポイントがあります!!

一つは脱着式の中綿入りインナーを採用する真冬対応モデルのオールシーズンジャケットの場合です。
中綿入りインナーの取り付け方法をチェックしましょう。

インナーの取り付け方は各社それぞれ工夫をしている部分で、その中でも特に袖口の止め方を見てください。
これが何気に重要なんです!!!

インナーをちゃんと止める事ができないモデルは袖を入れた時に、アウターから出てしまったり

袖の固定部分をわざと外しています

脱いだ時に袖が一緒に出てきたり……とすごくイライラします(笑)。

わざと停めている部分を外しています

一見地味な部分ですが、脱ぎ着をするたびにジャケットの袖口がもたつくので非常にストレスを感じるところです。個人的には、この部分はしっかりとチェックして欲しい部分です。

ちなみに弊社の袖口の止め方の代表例は二つ。

部分的にファスナーで止める方法 
これはリブがあるインナー時の仕様です。

もう一つはインナー袖口全体を止める方法。 

この二つの仕様は、ジャケットとインナーの袖口をきっちりと止めることができます。

オールシーズンと謳っているけど、実際のところどの季節でもイケるの?

さてこのオールシーズンモデル、実際に春夏秋冬いつでも対応できるかと言うと……。
地域にもよるとは思いますが、一番難しいのが真夏です。

近年の日本列島真夏の暑さ、これは想定外だと思います(笑)。

私は以前、真夏でも綿なしのナイロンジャケットを使用していました。
ロングツーリングや朝晩の涼しい風にずっと当たっていると疲れやすくなると思い、チョイスしていたんです。 

そのジャケットは防水モデルで生地厚もそれなりにあり、
もうですね、いくらベンチレーションが付いているとはいえ真夏の使用は限界を感じました(笑)。
だって入ってくる風も熱風ですもん!

個人的に思うのがオールシーズンモデルと言われるものは秋・冬・春にご使用を!!
と感じます。

それだけ近年真夏の暑さは身の危険を感じますね……。
夏には夏のジャケットがあるので健康の為にも必要かと。

あれ? オールシーズンジャケットの話をしていたのに

夏物の話をしてしまいました。 ごめんなさい(汗)。
それだけ 想定外の暑さが近年の夏なわけですね。

まだまだ残暑が有るかもしれませんのでその気温にあった快適なジャケットやパンツ、グローブを選んでください

適材適所で用品を選ぶべし!

ここで何度も言わせてもらっていますが、
サイズはもちろんのこと、気温、天候に適した装備という物があります。

気温0℃〜40℃近くまでを一着でこなせなくはないでしょうが、
快適か?といわれれば、各季節や気温に合わせて作られたジャケットには敵いません

ライディング中に感じる〝暑い〟〝寒い〟〝雨が沁みてくる〟等々、不快に感じることを我慢していると運転に集中できないことはよくあること。
ライディングは各感覚を研ぎ澄ませて、あらゆる状況に即座に対応することが求められます。
この感覚を邪魔する不快な要素は、運転に支障をきたす恐れがあります。
自分を守るためにも快適に走れるアイテム選びをしてくださいね。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

さて次回 いよいよこのコラムも最終回……。

最後も物作りに関してのお話をしたいと思います。

【FlagShip・フラッグシップ】
オートバイ専用のジャケット、パンツ、グローブなどのウエア類からバッグ、アクセサリーまで幅広くライディングギアをラインナップしているFlagShip(フラッグシップ)。 エルフ(ELF)の日本正規販売元オフィシャルメーカーでもある。

【執筆者・FlagShip企画室 上野時夫】
ライディングジャケットはもちろん、バイクでライディングする時に使用するギアに至るあらゆるものの企画を担当。素材から製造まで幅広い知識をもつ。
初めてのバイクは国産アメリカン。そこからなぜか旧車に目覚めAT90なる1965年生の90cc2サイクル2気筒の謎なバイク(音が最高でした……)を所有経験あり。その他にも色々乗り、大型自動二輪免許を取得してからはアメリカンに再び戻りハーレー・ダヴィッドソンを経て、これまた何故かオフロードに目覚める。現在WR250Rとカブを所有。

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