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【秋の夜長に】やっぱりキャンプツーリングでも快眠したい!【ときひろみ】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

あんなに寝苦しかった夏の暑さも懐かしく、今では耳をすませば虫達の心地良い音色が聞こえてくる。
特に自然を感じられるキャンプ中では、木々のざわめきや川の音も絶好の子守唄になるのだ。しかし、キャンプといって思い浮かぶのはゴツゴツした地面に勾配のついた原っぱ、小枝が散らばった林間まで、キャンプを始める前までは私も睡眠に関してはあまり良いイメージがなかったのが正直なところ。

テントを張る場所やアイテムさえきちんと選べば、朝までぐっすり眠ることも全然難しくないんだ!と分かったのは、キャンプを始めてみてから。回数をこなしていくとテントの設営やキャンプでの料理にも少しづつ慣れ、細かいところもどんどんレベルアップしていきたくなるのと同じで、快眠するためのアイテム選びや設営場所にも気を遣いたくなってくるものです。

今回はそんな睡眠の質向上を目指すライダーのみなさんにオススメしたい、これからのシーズンにぐっすり快眠できるアイテムを紹介していきます♪

目次

知ってて当然!?快眠キャンプ基本のキ

まずはキャンプで快眠をする上で基本となるポイントがいくつかあるので、アイテムと合わせてこちらも必ずチェックしてください!

1. 寝るときに上着は脱いでおこう

これからのシーズンは特に寝るときに少しでも暖かい服装で寝ようと上着を着てしまいがちだが、寝袋は自分の体温で温まるものが多く、上着を着たまま寝袋に入ってもなかなか暖まらないということもあるので注意すること。

2. 水辺の近くにはテントを張らない!

テントの設営場所として避けたいのが、川や海などの水辺の近く。雨や満潮による増水はもちろん、なんらかの理由で急に水かさが増す可能性もあるので、命を守るためにも絶対にやめよう!

3. テントの下には必ずグランドシートを敷こう

テントの下に敷くグランドシートも快眠するためには必要なアイテム。地面が濡れているときにテント下からの浸水を防いでくれるだけでなく、地面からの冷気を緩和してくれる厚手のものや特殊加工されているシートもある。また、テントが汚れるのも防いでくれるので撤収も手軽に。

これさえあれば大丈夫!快眠アイテム4選

【快眠アイテムその1】エアーマット

比較的安価で入手できる上に収納もコンパクトなエアーマットは、荷物が多くなってしまった時でもバッグに忍び込ませることができるのは嬉しいポイント。実際に設営してみると、マットを膨らませるために口で息を吹き込むのはそこそこ体力が必要だなと感じたものの、大きさの割に簡単に膨らませることができた。寝心地も悪くはないのだけど、動いた時に感じるビニール製品特有のギュムッと感が少し気になるのでマットの上にブランケットなどを敷くのも良さそう


空気を抜くとペラペラになるエアーマットはインフレータブルマットと比べてみてもかなりコンパクトに収納できた。クッション性はほとんど空気に依存しているので、パンパンに空気を入れたい

【快眠アイテムその2】インフレータブルマット(DAYTONA)

空気弁を開けて放っておくだけである程度勝手に膨らんでくれるインフレータブルマットはまさに手軽に快眠できるアイテム。空気が入るとフラットなマットは充分な厚みも出るので、寝転んだときの安定感がスゴい。地面の凹凸を緩衝するとともに、自重もしっかり包み込んでくれるので寝心地も最高。収納時のコンパクトさではエアーマットに敵わないけれど、インフレータブルマットもツーリングバッグに入らないサイズではないので、バイクへの車載性よりもぐっすり快眠をとりたいシーンでは特にこちらをおすすめしたい。

【快眠アイテムその3】NANGAⓇオーロラライト400DXツーリングエディション(DAYTONA)

コンパクトな収納サイズな上に、非常に軽くてとっても暖かい寝袋は、スリーピングバッグメーカーのナンガとバイク用品メーカーであるデイトナの別注ダブルネームモデル。羽毛に拘った高性能な寝袋は変わらずに、外積みで雨に濡れてしまった時にも安心な防水シェルを使用した収納袋を採用するなど、キャンプツーリングに嬉しい機能が備わっているのがありがたい。

一般的な中綿の寝袋に比べて羽毛に拘ったナンガの寝袋は非常に軽量・コンパクト。シートバッグはもちろん、バックパックにも入れることができるサイズ感

【快眠アイテムその4】2way ジュラルミン コット No.415(JeyBloo)

マットと同じ役割でありながら高さを出すことで地面の凸凹に加えて、下からの冷えも防ぐことができるコット。フレームを組み立てる必要があるため、慣れるまで設営に時間がかかってしまうことに加え、収納サイズが大きくなってしまうというデメリットはあるものの、どんなに地面の状況が悪くても変わらない寝心地の良さはコットならではの最大のメリットである。また、コットの下に空間ができるので荷物などをしまっておける反面、テントの高さも必要になってくるので注意しよう。

フレームを組み立てるのに少し力が必要なポイントがあるものの、女性一人でもなんとか設営できた。高さのあるデイトナのドームテントにはぴったりサイズで、テントの中でも快適なご様子

【もっと】あると便利な快眠サポートアイテム

空気を入れるアイテムが多くなってくると活躍するのが電動の空気入れ。
乾電池で動くコンパクトなものでも充分なので、余裕があれば持っておきたいアイテムだ。
推奨はされていないが、飛び道具的に火起こしでも活躍するのだとか…

デイトナのエアピローはポケットに忍び込ませて置けるコンパクトな収納サイズとなっているので、快眠したい場合にはマストで持っていきたいアイテム。
小さいけれど、枕があるのとないのとでは睡眠の質もかなり違ってくるのだ。

【最後に】テントの中にいる時間も増えてくるシーズンだからこそ、睡眠についても今一度じっくり考えてみよう!

キャンプで最低限必要な寝具アイテムは布団の役割となる寝袋と、地面の凹凸を緩衝することで寝心地をグッと引き上げてくれるマットの2つ。

快眠アイテムも他のキャンプ道具と同様にコンパクトに収納できるものや寒冷地でも使えるような性能の高いアイテム、ホームセンターで入手できるような簡易的な銀マットから、ツーリングに向いたバイク用品メーカーの物まで数多く存在しているので、自分のキャンプツーリングスタイルに合ったアイテムが必ず見つかるはず。

これからどんどん気温が下がっていくにつれて、テントの中にいる時間も増えてくる秋〜冬シーズンだからこそ、睡眠についても今一度じっくり考えてみてはいかがだろうか。

【今回の旅の相棒】BMW / G310GS
SPEC : ■全長:2,190㎜ / 全幅:880㎜ / 全高:1,250㎜ / シート高:835㎜ / 車両重量:175㎏ ■4ストローク DOHC水冷単気筒4バルブ / 総排気量:312cc / 最高出力:34PS(9,250rpm) / 燃料タンク容量:11.5ℓ ■タイヤサイズF=110 / 80 R19 R=150 / 70 R17 ■価格: 774,000 円(税込)〜  

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