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見て触って違いが分かる!バイクカスタムパーツの性能を体感できる「アクティブ」ブース【モーターサイクルショー2024】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

【Brand PR】
自社名を冠したACTIVE(アクティブ)を筆頭に、GALE SPEED(ゲイルスピード)や153GALAGE(153ガレージ)などのオリジナルブランドを有し、AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)やHYPERPRO(ハイパープロ)をはじめとする国内外の多彩な一流ブランド製品を取り扱う、「オートバイカスタムパーツの総合メーカー」がアクティブ。でも、手がける製品があまりに膨大すぎて、ユーザーにはその全貌把握が難しいことも……。

というわけで2024年3月下旬に開催された第51回東京モーターサイクルショーのアクティブブースは、「株式会社アクティブが何をしている会社なのか、ユーザーに分かりやすく伝える」が最大のテーマとなった。とはいえ、そこはやっぱりアクティブ。昨年までと同じく、新たなショーモデルも製作展示!!

目次

取り扱いブランドの完全把握は不可能かも!?
GALE SPEED(ゲイルスピード)やAKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)など多数


愛知県を拠点に、二輪パーツの企画開発、製造、輸入、販売を手がけるアクティブ。自社ブランドとしては、現在では5000点を超える製品をラインアップする総合パーツブランドのACTIVE(アクティブ)と、アルミ鍛造ホイールの開発からスタートして近年はキャリパーやマスターシリンダーなどのブレーキ関連パーツやフットコントロールキットにも幅を広げたGALE SPEED(ゲイルスピード)、2023年春にスタートしたネオクラシック系の新ブランドとなる153GARAGE(153ガレージ)が主軸となる。

一方でアクティブは、国内外ブランドの正規代理店としても活躍。ジャパンスペックの開発に携わるオランダ生まれのサスペンションブランドとなるHYPERPRO(ハイパープロ)、米国ヘルメットメーカーのBELL(ベル)、エキゾーストシステム関連の超有名ブランドとなっているスロベニア発のAKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)、ドイツに本社を置きながらツーリングバッグをはじめとするアクセサリーパーツを展開するSW-MOTECH(SWモテック)などを国内展開。海外製品の一部は日本で装着確認などを実施してからユーザーに販売し、高い信頼性を獲得しているのだ。

「体感機」を復活させて“違い”を展示

冒頭でもお伝えしたように、2024年3月下旬に開催された第51回東京モーターサイクルショーのアクティブブースは、「株式会社アクティブが何をしている会社なのか、ユーザーに分かりやすく伝える」が最大のテーマ。これを実現するため、カスタムパーツの性能を知るきっかけとして大好評だった各種「体感機」のブース設置を、数年ぶりに復活させた。

今回用意されたのは4種類。ゲイルスピードの「マスターシリンダー体感機」は、ピストン径が異なる3タイプのマスターシリンダーを同じ力で握ったときの、フィーリングの違いを体験できる装置。同じくゲイルスピードの「ホイール体感機」は、重量が約0.9kg異なるゲイルスピードのTYPE-SB1(3.29kg)と純正ホイール(4.18kg)で、回しはじめの軽さや止まりやすさなどを知ることができた。アクティブの「パフォーマンスダンパー体感機」は、パフォーマンスダンパー付きとリジッドバー付きとフレームのみのテスターをハンマーで叩き、振動の強さや収束速度の違いを知ることができる装置。そしてハイパープロの「スプリング体験機」は、注射器の中に同社が独自設計するコンスタントライジングレートスプリングが入れられており、これを縮めることにより“底で踏ん張る”という特徴を目で見ることができた。

ショーモデルには注目の最新カスタムパーツが多数

「体感機」を復活させる一方で、アクティブは2024年も、これまでと同じく新たなショーモデルを展示した。もちろん、そのカスタムに使われているのは、すべてアクティブが取り扱っている製品。ここではその中から、とくに注目しておきたいアイテムを3点ずつピックアップして紹介しよう!

ACTIVE SHOW MODEL 2024
KAWASAKI ZRX1200DAEG
ダエグカスタムの最終型はノスタルジック路線!

アクティブが得意とするビッグバイク×ハードカスタムの最新作。ZRX1200ダエグを素材としたカスタムはこれで5代目かつ最後となる。「ノスタルジック」という、今まであまり手を付けられていない方向性でカスタム。スイングアームやホイールなどの主要パーツを中心に、1980 年代の雰囲気と最新技術が融合したデザインとなっている。

■ゲイルスピード アルミ鍛造ホイール TYPE-J(前後セット28万3800円~)
ネオクラシックスタイルにマッチするルックスと、優れた運動性能を両立。スポークは、ベースデザインに1970~1980年代の要素を取り入れながら、両サイドに切削加工を施して繊細なラインを表現する。リアは5.5→6.0インチ幅にワイド化されているが、前後でダエグ純正比5.42kgの軽量化も果たしている。

■アクティブ 口の字断面スイングアーム ポリッシュ(28万6000円)
理想の剛性としなりを得るため、メインチューブの角パイプ材から設計。専用の押し出し金型を製作して、最適な材料を完成させた。オールドネイキッドらしいダイナミックな走行感覚を追求。スロットル操作に対する反応がよりダイレクトになる。重量は5.1kgで、ダエグ純正より0.5kg軽い。

■アクティブ パフォーマンスダンパー(3万8500円)
パフォーマンスダンパーは、ヤマハ発動機が四輪用に開発した技術。二輪車向けに転用した製品は2011年にデビューした。アクティブは、このダンパーの供給を受けてヤマハ車以外の車種専用に開発した製品を2021年から市販。走行中のフレームがごくわずかに変形することで発生する振動を減衰することで、 快適性や走行安定性などの向上を図れるアイテムだ。

ACTIVE SHOW MODEL 2024
YAMAHA XSR125
新興ネオクラ系ブランドとなる153ガレージの第3弾

153ガレージのブランドローンチを飾った2023年のホンダ・GB350Sおよびカワサキ・Z650RSはカフェレーサー路線だったが、2024年はスポーツヘリテージのヤマハ・XSR125をベースに、初のスクランブラーカスタムにチャレンジ。153ガレージ×SWモテックの「アップフェンダー(予価1万9800円)」や153ガレージの「ヘッドライトガード(予価1万3200円)」など、参考出品アイテムも多く使われている。

■アクティブ VMXハンドル(9680円)
「VMX」はヴィンテージモトクロスの意味。ブレースが溶接された、トラディショナルなスクランブラースタイルのスチール製バーハンドルだ。XSR125の場合、グリップ位置は純正比でアップ10mm/バック50mm。ブラックは2024年5月発売予定で、ショーブースにはメッキタイプも参考出品されていた。

■153ガレージ グリップ 樽型グレーター/ブロックS(1980円)
2024年夏発売予定のレトロな新作グリップ。滑り止めが細かい樽型と、ブロックパターンが特徴的なブロックSがある。どちらも長さは125mmで、Φ22.2mmの非貫通式が基本だが、ブロックSのみ貫通式のΦ22.2mmとΦ25.4mmも用意される。ブラック/ダークレッド/ブルー/ブラウン/ダークブラウンの5色設定。

■153ガレージ スキッドプレート(1万5400円)
飛び石からエンジン下部をガードする、アルミ製シルバーアルマイト仕上げのスキッドプレート。エッジが丸められたプレス加工のホールで、クラシカルな雰囲気を演出。純正よりもシンプルなデザインで、スクランブラーらしさを強調する。こちらは2024年5月に発売開始予定だ。

ACTIVE SHOW MODEL 2024
HONDA REBEL1100 DCT
SWモテックで旅性能を高めつつ、裏コンセプトも!!

ラインアップが豊富なSWモテック製品を活用して、クルーザーのホンダ・レブル1100DCTをツーリング仕様に。サムブレーキ(左手親指でリアブレーキを操作する機構)の追加に対応する専用リアブレーキマスターシリンダーのラインアップがあるゲイルスピードだからできる、DCT仕様車に向けた新提案として、フットブレーキとABSを生かしたまま、左手でリアブレーキの入力を可能にしている点も要注目!

■SWモテック SLCサイドキャリア(左右各2万20円)+レジェンドギアLC1/LC2サイドバッグ(2万8160円/3万910円)
車種別専用設計された、スチールパイプ製でシンプルな形状のSLCサイドキャリアは、ネオクラシック系ソフトサイドバッグのレジェンドギアLC1(2万8160円)またはLC2(3万910円)、ハードシェルタイプのアーバンABSサイドケース(左右各2万7280円)、完全防水のSYSバッグWP S(2万5410円)またはM(3万910円)と組み合わせて使える。

SWモテック プロタンクリング(9680円)+プロマイクロタンクバッグ(2万1780円)
プロタンクバッグ装着用のプロタンクリング(5170円~)には、メーカー別の汎用タイプと車種専用設計品があり、燃料給油口に装着して使用する。リングに内蔵されたマグネットにより、全13種類があるプロタンクバッグを上に置くだけで、吸いつくように固定される。

■ゲイルスピード 左ブレーキマスターシリンダー VRD Φ14 ダークエディション(5万2800円)
純正のパーキングブレーキレバーを移設して、スポーツスクーター向けに開発されたピストン径14mm の左手用ブレーキマスターシリンダーを装着。同じくゲイルスピード製の「サムブレーキ用リアマスターシリンダー Φ12(2万8600円)」も使用し、これに左手側マスターからのブレーキラインを接続することで、手と足のどちらでもリアブレーキが操作できるようになっている。

ショー会場では“新展開”も発見!!


膨大なブランドおよび製品を取り扱うアクティブだけに、ショーブースでも話題は盛りだくさん。そのなかでも、2024年シーズンの新展開として次のふたつをピックアップ!

オイルクーラーがアールズ製からアクティブ製に!

アクティブではこれまで、アメリカのオイルラインブランドとして知られるEARL’S(アールズ)のオイルクーラーを取り扱ってきたのだが、アールズ社の著しい生産減により多数のバックオーダーを抱える状況が続いてきたことから、アクティブブランドで同等製品を新開発。車種専用オイルクーラーキットのほか、コアやホースやフィッティングパーツなど、各種パーツも展開する。こちらは2024年5月にデリバリー開始予定で、バックオーダー対応後に新たな注文にも対応していくとのことだ。


米国BELLの現行ヘルメットが日本上陸!?

アクティブはこれまでも、米国BELL(ベル)のヘルメットを取り扱ってきたが、現在のラインアップに並ぶのは、過去に人気だったモデルを現代的な技術を用いながら再設計した日本仕様。対してショーブースに並べられたブリット(写真左)とカスタム500(同右)は、米国でも現行モデルとして販売中だ。それでいて、説明書きには「アジアンフォーム」の文字。つまり、本国の現行オリジナルモデルを、アジア人(日本人)の頭の形に合うよう改良したモデルということになる。あくまで「参考出品」とのことだが、今後の発表が気になるっ!!

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