アルミ天板、樹脂天板、木製天板など、さまざまな素材のテーブルがあるが、今回紹介するテントファクトリーの「メッシュテーブル」シリーズは、スチールメッシュ天板を採用している。コンパクトテーブルではよく見かけるが、ダイニングテーブルサイズとなると、意外と珍しい仕様だ。
「メッシュテーブル」シリーズの中でも注目したいのが「FDメッシュテーブル90」と「3Dメッシュテーブル120」だ。今回はこの2モデルを解説していこう。
「FDメッシュテーブル90」
「FDメッシュテーブル90」は、サイズ約90×60×37/70cmの折りたたみテーブル。天板がスチールメッシュ製で、熱いものを直接載せられるというのが最大の魅力だ。
鍋やダッチオーブンを鍋敷きなしで載せることができたり、BBQグリルを直に置いても天板を焦がす心配がない。
また、洗い終わった食器をふせて置いておけば、通気性がいいので早く乾かせるというのも、便利な点だ。
使うシーンで高さを変えられる2ウェイ仕様
脚部は2分割の継ぎ足し式で、天板高を2段階に調節できる。ハイポジション時は70cmで、一般的なダイニングテーブルの高さだ。
ローポジション時は37cmとなるので、ピクニックシートを敷いた“お座敷”スタイルに最適の高さだ。
収納サイズは約45×60×7cmと、どこへでも持ち出しやすい大きさ。フレームや脚部にアルミ素材を採用しているので、重量は約3.4kgと軽量だ。
広さを活かしてキッチンとしても使える「3Dメッシュテーブル120」
「FDメッシュテーブル90」のワイドモデルにあたるのが「3Dメッシュテーブル120」。基本性能は変わらないが、約120×60×37/70cmというワイドサイズなので、人数が多いときや料理がたくさん並ぶシーンでは、ゆったりと使うことができる。
そんなワイドサイズながら、3つ折り収納なのでサイズは約40×60×11cmと非常にコンパクト。「FDメッシュテーブル90」より4cmほど厚みは増すが、縦横サイズではひとまわり小さくなる。
火を使う調理も安心して行える耐熱性が魅力
高さも「FDメッシュテーブル90」と同様、2段階に高さ調節ができる。高さ70cmのハイポジションではダイニングテーブルとして。
高さ37cmのローポジションでは、ロースタイルキャンプやピクニックなどが楽しめる。
それだけではなく、120cmというワイドサイズを活かして、キッチンテーブルとして活用することも可能だ。右側に調理スペース、左側にBBQコンロを置いても十分なスペースがあるので、食材や調味料、食器などを置く余裕も生まれる。
もちろん、調理直後のダッチオーブンでも直接置くことができるので、置き場に悩むことなく、スムーズに作業を行える。
さまざまなシーンで活躍するテントファクトリーの「メッシュテーブル」シリーズ。1台あれば、キャンプスタイルの幅を広げてくれるはずだ。