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キャンピングカーを活用した「ひなんピング」がアウトドアイベント「ぱらママ」開催

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

在宅にて医療的ケアが必要な子どもの災害時避難手段・一時避難所としてキャンピングカーを活用するアシストネットワーク事業「ひなんピング」を運営する、特定非営利活動法人輝くママ支援ネットワーク「ぱらママ」は、防災を意識したアウトドアイベントを、10月23日(日)に開催すると発表した。第3回目となる同イベントは、開放的な空間でのBBQや、災害時にはまず何をすることが必要かなどを考える体験を通して、「防災」や「自助」についての意識の向上を目的としている。また、在宅にて医療的ケアが必要な子ども「医ケア児」の家族に対しては、気軽に外出できるきっかけ作りや、発災時の避難準備・移動がスムーズに行えるようにすることを目標としている。参加費は、中学生以上が3,000円、小学生が1,000円、幼児が無料(いずれも税込)(※食材費・施設利用料込)である。

目次

防災意識を啓発 10月23日(日)医療的ケア児とその家族の災害時支援事業を行う「ひなんピング」が楽しく防災を学べるアウトドアイベントを開催

在宅にて医療的ケアが必要な子ども「医ケア児」の災害時避難手段・一時避難所としてキャンピングカーを活用するアシストネットワーク事業「ひなんピング」を運営する特定非営利活動法人輝くママ支援ネットワーク「ぱらママ」(岡山県岡山市、代表理事:藤井弥生)は、昨年度に引き続き今年度も防災を意識したアウトドアイベントを開催いたします。過去2回開催した本イベントは、参加者より大変好評をいただいております。今回はその第3回目となります。

※医療的ケアが必要な子ども 以下「医ケア児」
医療的ケア児とは、新生児集中治療室(NICU)などに長期入院後、引き続き人工呼吸器や胃ろうなどを使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な児童(18歳以上の高校生を含む)のこと。周産期先進医療の発展により医療的ケア児は増加傾向にあり、厚労省のまとめ(令和元年)では在宅で全国に推計約2万人いるとされる。

■アウトドアイベント開催の背景
昨今、頻発している台風・地震などの自然災害において、まずは自分で自分の身を守る、家族の安全を確保する「自助」の意識を高めることが必要です。しかしながら、各自の対策は後回しになっているのが現状です。本イベントを通して防災で何をまずすることが必要か、何から考えれば良いかなどBBQなどをしながら楽しく開放的な空間において皆で考えていきたいと思っています。
また、医ケア児のご家族は、外出する時には障害児用の車椅子に医療機器を載せ、載りきらなかったものはリュックなどに入れたりしなければならず、とても荷物が多く、そして公共交通機関を利用する場合は事前に申請が必要なものもあり、なかなか外出することが難しいとの お声をいただきました。このイベントをきっかけに出かけるとういことのハードルが下がり、発災時、万が一避難が必要になった際によりスムーズに避難の準備・移動ができることも目標としております。
今回のアウトドアイベントはそれらの意識の向上の一助になることを目的としております。

■楽しく防災キャンプ第3弾の実施概要
開催日:2022年10月23日(日)
時 間:10時~14時頃 ※受付10時~11時
場 所:URBAN CAMP Base-K  岡山県倉敷市児島駅前4丁目1
内 容:
・防災士おススメ防災グッズを紹介!
・防災相談
・みんなでバーベキュー! 手ぶらでOK
・キャンピングカーがやってくる!

対象:医ケア児とその家族、防災や地域の避難支援に興味のある方はどなたでも
※応募多数の場合は、医ケア児のご家族を優先とさせていただきます。ご了承ください。

参加費:中学生以上 3,000円 小学生 1,000円 幼児 無料
※食材費・施設利用料込

【お申込も・お問合せ】
お電話で受け付けております。
086-238-8037(平日9時~15時)担当:安井・藤井

「ひなんピング」特設ページ
https://www.hinanping.com/report/camp20220927/

■ひなんピングとは
自力での避難が困難な医ケア児とその家族と衛生面やプライバシーなどの環境と電源確保が可能なキャンピングカーをマッチングするシステムです。
事前に登録した個別避難計画書『イッツミー!』(https://mypage.hinanping.com/)を医師・看護師ネットワークと連携することで、医療従事者のサポートを受けることも可能となります。

■イッツミーとは
個別避難計画書としても活用できるオリジナルシステム「イッツミー!」
現在では紙ベースが主流であり作成にも長時間が必要で あったものを、いつでもどこでも編集可能なWEB版にしたものです。今後はさらに使いやすくするためのアプリ版の開発にも着手しております。
イッツミーに登録し、「ひなんピング」の防災アウトドアイベントに参加することで、自助の重要性を知りながら、各家庭での避難シミュレーションをサポートします。
また、災害時以外にも、子どもの成長記録としても活用可能です。

■医ケア児の背景と現状
2021年6月11日に成立し、同年9月18日に施行された「医療的ケア児支援法」により、医療、福祉、保健、子育て、教育等の支援が各自治体の「努力義務」から「責務」と明記されました。保育所や学校などで医療的ケア児を受け入れるための支援体制が拡充されることとなります。
しかしながら、すでにワンストップの支援センターが設置された自治体もあれば、まだ構想もない自治体もあり、地域格差が大きいと推測されます。
さらに看護が必要な医ケア児の保護者は就労を断念せざるを得ないのが現状です。
これは社会からの孤立という問題を招いてしまいます。
そして、今後、就学予定の児童は約1万人になります。
医療的ケア看護職員の配置の拡充により、医ケア児や保護者が充実した社会生活を送れることを願っています。

■特定非営利活動法人輝くママ支援ネットワーク「ぱらママ」について
◎お問合せ先/事務所所在地
〒700-0921 岡山市北区東古松485-4 2F
TEL:086-238-8037 FAX:086-206-6655  HP:https://paramama.jp
代表理事:藤井 弥生(ふじい やよい)
◎設立・創立年月日
設立:平成22年4月1日 創立(法人化):平成24年8月1日
◎行政との活動実績
平成24年より、内閣府、岡山県、岡山市、赤磐市など、女性の社会参画に関わる事業を実施

※本事業は公益財団法人 橋本財団の助成を受け、2022年4月より、実施しています。
公益財団法人 橋本財団
https://www.hashimotozaidan.or.jp/

リリース提供元:特定非営利活動法人輝くママ支援ネットワークぱらママ

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