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【ワークマン縛り】全部買っても2万5,759円!キャンプツーリングに最適な12選

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

アウトドアを楽しむユーザーが増えているというが、キャンプやアウトドア用のギアは災害時などにも役に立つことが多い

筆者も数年前に近くの河川が氾濫危機ありとのことで、近くの小学校に妻と子供二人を連れて非難した経験があるが、その際に大いに役に立ってくれた。

バイクは車よりも積載能力に劣るので、適したキャンプギアはコンパクトであることが大事だが、緊急時に手軽に持ち運ぶにも便利だ。

有名なアウトドアメーカー製品だと高いし、アマゾンの激安製品は品質が心配。そんな方にお勧めしたいのがキャンプ用品に参入したワークマンの製品だ。

キャンプ、コーヒーツーリング、緊急時にも便利で、自宅で使えばちょっとしたアウトドア気分も味わえる、コンパクトなワークマンのキャンプギアをご紹介しよう。

目次

FTE04 ミシックツーリングテントAG ブルー 9,800円

モーターサイクルジャーナリストでワークマンのアンバサダーも務める大屋雄一さんがアドバイザー担当したのがこちらの製品。

こちらのテントを含めてワークマンには複数の一人用テントがラインナップされているが、「ツーリング」という名前がついているだけあり、バイクでの使い勝手にも優れている。

特に筆者が注目したのは設営後のテント幅。こちらは横幅が130mm確保されており、他の一人用テントに比べて20~30cmほど広く確保されている。

就寝時にはヘルメットやライディングギアなどをテント内に納めなければならないので、ライダーのソロキャンプは荷物が多くなりがち、こちらは横幅が確保されているので十分に納めることが出来る。

収納時は長さ42cmとかなりコンパクトになるので、積載が限られるバイクにもピッタリだ。

FCS03フュージョンダウンシュラフ ブラック 7,800円

カラーバリエーション:ブラック・グリーン

一般的にアウトドア用のシュラフは化繊綿を使ったものか、天然ダウンを使ったものに分かれ、化繊綿は扱いやすさ、ダウンは軽量、コンパクトで暖かいのがメリットになる。

ワークマンのシュラフに採用された中綿は、今までジャケットなどに採用されたフュージョンダウンを採用しているのがポイントだ。

ダウンは専用洗剤と乾燥機を使った洗濯が良いとされているが、フュージョンダウンは手洗いして日陰で釣り干しすれば良いのでメンテナンスが比較的楽。
※筆者はフュージョンダウン製品は普通に洗濯機にかけてしまっている。自己責任となるが今のところ問題ないように思う。

快適使用温度4度、使用可能温度-1度とアウトドア用品メーカー同様に使える温度帯の記載があるのもありがたい。経験上薄着で寝れるのは10度前後になるのではないかと思う。

一般的なアウトドア用品メーカーのシュラフと比べて色の展開がシックなのも、初めてのシュラフとしては選びやすいだろう。

FCC03R 燃え広がりにくいローチェア ブラック 1,780円

カラーバリエーション:ブラック・ピンク・パープル

アウトドア用のチェアはローチェアとハイチェアがあり、椅子の足の長さが短いものがローチェア、長いものがハイチェアとなる。

使ってみるとどちらも一長一短だが、荷物の積載に限りがあるバイクの場合にはローチェアの方が適しており、燃え広がりにくいローチェアも収納時は408mmとコンパクト。

ローチェアの長所としては座った際にリラックスした体勢をとりやすいこと。ゆっくりとした時間を過ごすにはピッタリで座った時には包み込まれるような感覚になる。

キャンプの夜の楽しいと言えば焚火を楽しみたいという方が多いと思うが「燃え広がりにくい」という名前の通り難燃加工がされているのも魅力的だ。

単色ブラックのつもりで手配したら花柄だった。
※柄なしの単色はFCC03で柄ありがFCC03Rです。単色はブラック・ネイビー・ブラウンです

FCT02 耐熱アルミテーブル 980円

カラーバリエーション:ブラック・ネイビー・ブラウン

テーブルに関してもチェア同様にロースタイルとハイスタイルが存在するが、やはりコンパクトに収納可能なのはロースタイル。

ワークマンのテーブルラインナップで最もコンパクトでロースタイルとなると耐熱アルミテーブルとなり、収納袋に収めた際のサイズは121×214×27(mm)と超コンパクト。

広げた際は352×214×84(mm)でシングルバーナー、マグカップ、皿を置いて丁度よいぐらい。天板は耐熱加工されたアルミなので、シングルバーナーで調理に使ったクッカーをそのまま天板に置くことができる。

ASSIKEヒカルソラランタン×モバイルバッテリー充電式 5,900円

筆者が心配性なのもあるが、ソロキャンプでも電灯は二つは欲しいところ。明るさに優れたベースライトと移動する際に使うハンド、ヘッドライトなどだ。

できれば、片方は電池、もう片方は充電式にしておけば、万が一の際には電池を買えば電灯を確保することができる。

ASSIKEヒカルソラランタン×モバイルバッテリークロは充電式のランタンで、かつ天候が良い昼間は太陽光での蓄電もできちゃう優れモノ。

明るさは最大400ルクスとのことなので、蛍光灯を付けたリビングと同等ぐらいの明るさになるが、明るさや色味は変更することもできる。

モバイルバッテリーとして使うこともできるが、個人的にはモバイルバッテリーとランタンは分けて使いたいところだ。

ヴァリアブルランタンライト 乾電池式 980円

明るいベースライトを電池式にしてしまうと単一など重く大きい電池が必要になってしまうので、ハンド、ヘッドライトを乾電池式にしておきたいところ。

ヴァリアブルライトはハンドライト、ランタン、スタンドライトと3通りの使い方ができる上に、電池は単三電池でOK。一番明るいトップライト時に160ルーメンで連続使用は10時間と充分。

ハンドライトとして使用する場合には白色LEDで明るく見やすく、ランタンライトは暖色の明るいライトでキャンプの夜を演出する。

ここまで多機能で980円というお値段には驚きを隠せない。

サーモスソフトクーラーバッグ5L ブラック 1,780円

カラーバリエーション:ブラック・ブルー

バイクでのアウトドアでは、保冷バッグはハードタイプより、使わないときには畳むことが出来るソフトタイプをお勧めしたい。

個人的にはご当地のクラフトビールを飲むのが楽しみだったりするが、やはりビールは冷たい状態で飲みたいところ、サーモスソフトクーラーバッグ5Lは350L缶をおよそ6巻収納できるサイズとなるので、一人キャンプには充分だろう。

こちらはワークマンオリジナル製品ではなく、保冷、保温系には定評のあるサーモス製品なので性能には期待できる。

保冷材は蓋側のメッシュケースの中に、ちょっとした小物類は前側に別の荷室があるのも使い勝手が良い。

コンパクトハンマー 680円

テント設営に際に重要な役割を果たすのがハンマーだ。

筆者は初心者キャンパーだった際に、木製ハンマーにヘッド部分に鉄の補強が入ったものを使っていたが、ヘッドの重さが足りずペグが地面に入っていかずに困ったことがある。

以来柄が長くヘッドを重いものを使っているが、ソロキャンプなどで使うハンマーとしては丁度良いサイズ感ではないかと思う。

ヘッド部分には重みのあるスチールを採用しており、グリップは滑り止めデザインが入った弾力ゴムが採用されているため使いやすい。

柄は短いので、大きな力は入れにくいのが逆に振り下ろした際に対象のペグを外しにくく、女性や初心者キャンパーにも使いやすいだろう。

アウトドアクレストグローブ 1,780円

キャンプの際には設営や薪をくべる際など手を守るグローブを使った方が良いシチュエーションがある。

軍手でもいいんじゃないか?と思われるかもしれないが、軍手だと縫い目から薪のササクレが入ってしまうことがあるのでお勧めできない。

ワークマンは元々ワーカー向けメーカーなので作業用グローブは多数ラインナップしているが、汎用性の高いグローブとしてアウトドアクレストグローブを推したい。

推したい一番の理由は殆どのグローブはMサイズの展開なのに対してSSからラインナップされている点だ。筆者は男性としては手が小さい方だがSサイズでちょうどよかった。なおSSサイズはジュニアサイズとのことなので、子供に巻き割をさせる際にも重宝するだろう。

バイク用グローブでも同じだが、グローブは自分の手にあっていないと操作性が極端に落ちてしまう。大雑把な作業をする際にはサイズで使い勝手左右されることはあまりないが、ピッタリのサイズであるにこしたことはないのだ。

牛革を使っているが、洗濯が可能で洗っても硬くなりにくいとのことなので清潔に保つことができるのもありがたい。

EXTRAGUARD TAKIBIケブラー 牛床皮手袋 1,280円

フリーサイズなので細かい作業をするには向いていないが、耐熱性が高く手首までしっかりカバーしてくれるので焚火や巻き割などの作業にピッタリなのがこちらのグローブ。

更にライダーの認知も高い切創性に優れ燃えにくいケブラー糸を採用することで縫い目からほつれにくくなっている。

更に内側には吸湿速乾性に優れたメッシュ素材が採用されているので汗蒸れしにくく、縫い代が直接手にあたらないのでごわごわしないのもポイント。

耐熱性に優れているので、焚火の中に突っ込んだホイル焼きを取り出すのにも最適だろう。

2308 アウトドアマルチツール 780円

筆者はファミリーキャンプでは凝った料理をして家族を喜ばせたいが、一人で行くなら缶詰や道の駅で販売されている浅漬け、ウインナーなどで済ませてしまうタイプだ。

そんな一人キャンプでバッグに一つ突っ込んでおくと便利なのがアウトドアマルチツールだ。浅漬けの袋を開けるためのナイフ、缶詰を開ける缶切り。

そして浅漬けや缶詰を食べるためのスプーンやフォークが一体になっているので、一つ持っておくと何かと便利なのだ。

またこういったマルチツールには珍しく、スプーンとナイフ、フォークと缶切りのセットに分離させることが出来るのだ。

錆びにくく耐食性に優れたステンレス採用なので、汚れても丸洗いできるも便利だ。

THP02 アウトドアピロー 499円

衣服を詰めたバッグなどでも枕の代わりにすることはできるが、ちゃんとした枕で寝たいという方にお勧めなのがアウトドアピローだ。

筆者は空気を入れて高さを調整する枕は持っているが、こちらの枕は廃材として廃棄されるはずだったウレタンの端材をリユースしたサスティナブルな枕だ。

低反発のチップウレタンを使っており、空気を入れるタイプに比べて収納時には大きくなってしまうが、寝心地は抜群。

端材を使っているからか、価格も499円と超破格。

ミスチョイス アウトドアマットレス 1,900円

アウトドアピローと同じ素材が採用されたマットがこちら。

マットは基本的にウレタン、インフレータブル、エアーの3種類があり、筆者は穴が空きにくくコンパクトでリーズナブルなウレタンをお勧めしている。

ウレタンマットならコンパクトだろうと予想して取り寄せたところ、テントよりも大きいので驚いた。寝心地は最低限という印象のウレタンマットだが、ワークマンの製品はフカフカで収納時のサイズも大きいのだ。

バイクで使うには収納サイズが大きすぎる印象だが、あまりの寝心地の良さに妻と子供たちのキャンプ用マットとして大活躍中だ。

動画で見たい方はこちら

全部買っても2万5759円

紹介した製品を全て購入しても2万5,759円。

シングルバーナーとクッカー、それにマットを揃えれば快適なキャンプが過ごせるだろう。

椅子とテーブルだけなら2,760円なので、冒頭で紹介したようにコーヒーツーリングからデビューもお勧めだ。

ハイエンドなアウトドア製品と比べると質感が高いとは決して言えないが、アウトドアデビューにはピッタリだと思うし、当たりはずれの多いアマゾンの激安ブランドよりは良いのではないかと思う。

文・写真:相京雅行

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