金属製品を製造・加工メーカーであるナイトー工業株式会社が、クラファンサイトMakuakeにて簡易給湯器「てんぐの小風呂」を販売中だ。
銅管をコイル状に成型した熱交換器となっており、普段キャンプで使用しているクッカーやコンロ、風呂ポンプを組み合わせれば簡単に追炊き・保温機能を実現できる。価格は銅管コイルと異径ソケットがセットになって1万5000円(税込み)。尚、ホース、風呂ポンプ、浴槽はセット内容に含まれていない。
ナイトー工業株式会社の防災・キャンプギア第2弾 「てんぐの小風呂」をMakuakeにて7月8日より販売
この度、ナイトー工業株式会社は、2020年大好評をいただきました初の同社製品ポータブルロケットストーブ「てんぐの小太鼓」に続く防災・キャンプギア第2弾、『いつでもどこでもアウトドア風呂。ロマンを叶える簡単DIY「てんぐの小風呂」』を、2022年(令和4年)7月8日(土)から約2か月、アタラシイものや体験の応援購入サービスMakuakeにて予約販売を開始した。
URL:https://www.makuake.com/project/naito-kk02/
「てんぐの小風呂」とは
今回販売する「てんぐの小風呂」は、銅管をコイル状に成型した熱交換器2個、または3個とそれらを繋ぐ異径ソケットのセットである。これに普段キャンプで使用する鍋やコンロ、風呂ポンプを組み合わせるだけで容易に追炊きと保温ができ、いつでもどこでも気軽に入浴が可能になる。
開発の経緯
災害復旧支援にあたった自衛官と話をした際、“避難生活の中、食料などの最重要の衣食住の支援後、心のケアなどが必要な2次支援で有効だったのが温かいお風呂だった”と聞きいた。しかし公的支援の場合、プライベートは保たれず時間的制約もある。その中で、気軽にお風呂を提供できることは出来ないかと考えだされたのが「てんぐの小風呂」である。
「てんぐの小風呂」の使用方法
熱交換器であるコイルを、ソロキャンプで一般的な1.0L(内径11cm×高さ11cm)の水の張った状態の鍋に入れる。これをホースでつなぎ、入り口に風呂ポンプを付け、出口はそのまま、それぞれ水の入った保温に配慮した浴槽へ入れ、浴槽の水を循環させて鍋を火にかける。これだけで約1時間後には入浴が可能となる。
(特許出願中:特願2022-091372)
「てんぐの小風呂」の特徴
■今まで野外等で入浴する為の給湯・追い炊き方法
(1)大型で高価な専用機械などを使用する
(2)電熱器を使用する
(3)銅管などに通水しこれを直火で温める
■その問題点
(1)大型であるため運搬に不便で場所の確保も難しく、費用的な負担が大きい
(2)気温、水温、水量などの条件で大差はあるが、入浴に必要な水量を適温(40℃程度)にするのに半日時間がかかる
(3)銅管に煤が付くなど扱いが悪く、危険
■「てんぐの小風呂」で解決できること
(1)熱交換器部は単純な銅管のコイル。その他普段使いのキャンプ用品を用いる為、小型で運びやすく安価
(2)通常熱交換器2つで、40~90分ほどで60Lの水を40℃の入浴適温に。冬季など寒い時期は熱交換器を単純に増やせば早く温まる
(3)湯煎で加熱するため安全かつ扱いが容易
Makuake 詳細
『いつでもどこでもアウトドア風呂。ロマンを叶える簡単DIY「てんぐの小風呂」』
期間:2022年7月8日(金)~2022年9月8日(木)
詳細:https://www.makuake.com/project/naito-kk02/
リターン:2個と異径ソケット1個 セット15,000円(税込)
3個と異径ソケット1個 セット22,000円(税込)
リリース提供元:ナイトー工業株式会社