本田技研工業株式会社は、新開発の直列2気筒エンジンを搭載したアドベンチャースタイルの大型スポーツモデル「XL750 TRANSALP※1」を、5月25日(木)より発売する。力強いトルク特性に加え、スムーズに吹け上がる出力特性を実現した新開発の水冷・4ストローク・OHC・4バルブ直列2気筒754cm3エンジンを搭載しているほか、ライディングサポート機能も充実しているため、ロングツーリングを快適に楽しめるモデルとなっている。価格は1,265,000円(税込)だ。
アドベンチャースタイルの大型二輪スポーツモデル
「XL750 TRANSALP」を発売
Hondaは、新開発の直列2気筒エンジンを搭載したアドベンチャースタイルの大型スポーツモデル「XL750 TRANSALP※1」を、Honda Dreamより5月25日(木)に発売します。
●新開発の水冷・4ストローク・OHC・4バルブ直列2気筒754cm3エンジン
●親しみやすくタフネスを表現したアドベンチャースタイル
●防風性能と空力性能を兼ね備えた機能的な大型ウインドスクリーン
●車両の情報を集約し表示する5.0インチTFTフルカラー液晶マルチインフォメーションディスプレイ
●あらかじめ設定された出力特性を選択できる「ライディングモード」※2や「HSVCS(Hondaスマートフォン・ボイスコントロール・システム)」※3など各種の先進装備
XL750 TRANSALPは、「Adventure Touring 日常から世界一周までを叶える、新世代ジャストサイズオールラウンダー」をコンセプトとし、歴代のTRANSALPが受け継いできた、市街地から高速道路、そして峠道から未舗装路までオールラウンドで雄大なスケールのロングツーリングを快適に楽しめるモデルを目指し開発されました。
エンジンは、新開発の軽量コンパクトで高出力な水冷・4ストローク・OHC・4バルブ直列2気筒754cm3エンジンを搭載。低・中回転域でパルス感のある力強いトルク特性を発揮し、さらに、高回転域まで余裕が感じられ、スムーズに吹け上がる出力特性としています。また、クラッチレバーの操作荷重軽減とシフトダウン時の後輪のホッピングを抑制するアシスト&スリッパー®クラッチを採用しています。
車体は、レイアウトの最適化と各部の軽量化を施したリアフレーム一体型のダイヤモンドフレームに、ショーワ(日立Astemo株式会社)製 SFF-CATM倒立フロントフォークを、リアには路面追従性に優れたプロリンクサスペンションに軽量高剛性のアルミスイングアームを組み合わせて採用することで、市街地から未舗装路までオールラウンドで快適な乗り心地に寄与しています。
また、防風性能と空力性能を兼ね備えた機能的な大型ウインドスクリーンを採用することにより、走行時における疲労軽減とクルージングにおける快適性に寄与しています。
ブレーキは、フロントに2ポットキャリパーに直径310mmのダブルディスクを、リアブレーキには直径256mmのシングルディスクを採用し、リニアな制動フィーリングを実現しています。
装備面では、車両とスマートフォンをBluetooth®で連携※4することで、ハンドルスイッチ及び音声入力により音楽再生や通話などの操作を可能とするHSVCSを採用。また、ダイレクトなスロットルレスポンスに寄与する「スロットルバイワイヤシステム」や、走行状況や好みに合わせてあらかじめ設定された出力特性を選択できる5種類のライディングモード、前輪の浮き上がりと後輪スリップを抑制する「HSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)」※5、車線変更時や右左折終了後に自動的にウィンカー作動を停止させる機能であるオートキャンセルウインカー、急制動をいち早く後続車に伝える機能であるエマージェンシーストップシグナルなど、ライディングをサポートする先進の電子制御技術を搭載し、ライダーの利便性を高めています。
カラーリングは、アドベンチャーイメージを引き立てる「ロスホワイト」の1色としています。
- ※1TRANSALP(トランザルプ)アルプス越えの意
- ※2パワー(P)、エンジンブレーキ(EB)、HSTC/ウィリーコントロール(T)の制御レベルを組み合わせた、「SPORT」「STANDARD」「RAIN」「GRAVEL」に加え、任意の制御レベルを選択保存可能な「USER」の各モードを採用
- ※3HSVCSのご利用には専用アプリのインストールが必要です。専用アプリはAndroid端末専用のため、iOS端末は非対応となります。(2023年3月現在)また、全てのAndroid端末での動作を保証するものではありません。HSVCSの機能に関する詳細および対応OSのバージョン、対応アプリについては、HSVCS関連ホームページ
(https://global.honda/voice-control-system/en-top.html)
(https://www.honda.co.jp/tech/articles/motor/EngineerTalk_SAB/)をご覧ください - ※4HSVCS使用には市販のバイク対応Bluetooth®ヘッドセット(別売)との接続が必要です。アプリの利用や通信料金はお客様の負担となります
- ※5HSTCはスリップやウィリー挙動をなくすためのシステムではありません。HSTCはあくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがってHSTCを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なアクセル操作を避け、安全運転をお願いします
【商標・登録商標について】
アシスト&スリッパーは、株式会社エフ・シー・シーの登録商標です
SFF-CATMは、日立Astemo株式会社の登録商標です
Bluetooth®は、米国Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です
Androidは、Google LLCの商標または登録商標です
iOSは、Ciscoの米国およびその他の国における商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています
販売計画台数(国内・年間)
900台
メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
1,265,000円(消費税抜き本体価格 1,150,000円)
*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
主要諸元
■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元) ■製造事業者/本田技研工業株式会社
※6燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※7定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※8WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
リリース提供元:本田技研工業株式会社