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筑波最速!鉄フレームバイクが魅せるドリフトバトル TOT神楽月ステージ

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

「テイスト・オブ・ツクバ神楽月ステージハーキュリークラス」は、筑波で開催される全ての2輪レースにおいて最速のカテゴリーです。最近は鉄のオリジナルフレームマシンが続々登場し、スリリングなレースが展開されています。表彰台を目指す注目のライダーを紹介します!

目次

#99 國川選手

「パッケージテイストオブつくばの黄色」といえばイエローコーンのこと。今回は國川選手がライディングします。マシンはオーバーレーシング製の鉄フレームに、カワサキZX-10R のエンジンを搭載しています。前面に吸気のための大きな口があり、デリバリー的な部分はそのまま活かされています。車体はコンパクトで、SSマシンさながらの機敏な動きが特徴的。事前テストから好調で、優勝候補の筆頭に名前が挙がりました。

#71 新庄選手

ネイキッドマシンのカワサキZRX1200Sをライドします。レース用に仕上げてますが、ベースは公道向けのストリートマシンです。車高が高く、ライダーは高いポジションでコントロールしています。エンジンはチューニングしていますが、SS マシンエンジンベースのマシンが多い中で厳しい戦いを強いられています。

#43 梶山選手

OVER Racingから、カワサキ ZX-10RR エンジンを搭載したOV-43がエントリーしています。OVER製のマシンは、イエローコーン号とDREX豊田のマシンも出場していますが、OV-43は最新作です。全日本ロードレースにもフル参戦していた梶山選手が若々しくライド。テイスト車両の映える走りに注目です。

#77 宇川選手

ホンダCB1100Rを操ってハーキュリーと混走のS.M-Evoクラスに参戦しています。旧車ベースながらカーブでもストレートでも繋ぎ目のない加速でスムーズにスライドしています。サンクチュアリーが参加していない今、空冷スーパークーモンエボクラスでは最強と言えるでしょう。ハーキュリークラスの中で何位にランクインするか期待が高まります。

#414 光本選手

カワサキの直線番長H2Rが、TOTを彩ります。大きな車体を加速するためには、高いスキルが必要です。それを理解しないと、とてつもない代償を払うことになります。低回転から開け始めは、トラコンでも対応が困難なほどのトルク。光本選手は丁重なアクセルワークでモンスターマシンをコントロールします。タイヤの減り具合からも圧倒的なパワーが伝わるでしょう。

#70 一樹選手

前大会の優勝バイク「タワービルダーの70番」の登場です。カワサキZX-10R のエンジンをキャブ仕様に変更しています。キャブレター特有のコントロールの難しさや、ラムエアボックスも取り外されているので、扱いやすいとは言えませんが、あえてそうしたパワービルダーに漢気を感じます。このマシンの持ち味は、コーナー進入と切り返しのスピード。グイグイとタイムを詰める展開に注目です。

#23 加賀山選手

チームKAGAYAMAの鐵隼は、ここ数年レースの主役です。巨大戦艦のような鐵隼を自然にライディングする加賀山選手のスキルに圧倒されます。立ち上がりでもキッチリと向きを変えてまっすぐ加速するなど、年齢を重ねても見劣りしない速さ。体力を最小限に抑えて乗る匠の技が光ります。

#79 朝比奈選手

後軸180馬力のモンスターバイク「還暦グランプリZ」で参戦しました。残念ながらベストコンディションではなく、アクセルのドン突きが気になるそうです。エンジンのコントロールが思い通りにいかないとマシンを深く寝せることができず、思うようなコーナーリングもできません。今回は「問題出しをするための参戦」だそうですが、前日は雨の中でも練習するなど、攻めた走りを披露していました。

手に汗握る最終ラップの攻防に注目!

参加者も観客も楽しめたイベントでした。最終ラップの攻防は見ものです。手に汗握るレース展開は「しんたろう炎の動画」をご覧ください。

注目のバイク動画を紹介!

モトメガネでは、オートバイに関する情報や、ライディングに関する豆知識、レース情報などを紹介しています。

この記事では、動画Shintaro.Nakayama 炎のしんたろうチャンネル協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。ジャンル&排気量を問わず、さまざまなバイク情報を取り上げています。

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