荒川晃大・鈴木光来の二人が、モトバムレーシングを卒業しました。いずれもモトバムで光り輝く成績を残し、新たなる道を進みます。青年から大人へ、アマチュアからプロへ進む 2人に期待を込めて、これまでのストーリーを炎の視点で振り返ります。
速くなりたい一心でモトバムの門を叩く
2020年3月、筑波サーキットモトバムに伊藤元治と鈴木光来がやってきました。「もっと速くなりたい」とモトバムの門を叩きました。モトバムとしては荒川晃大をエースにST 600チャンピオンを狙い、伊藤元治と鈴木光来はすべて自費での参戦でした。とはいえ、マシンは同じ車両を提供されるので、モトバムとしても好待遇であったことは間違いないでしょう。
前評判通りの晃大君、期待以上の光来君
晃大君は前年の最終戦鈴鹿でポールポジションを取るなど、ある程度の力量が予想できました。それに対して光来君のスピードにはビックリ。アジアタレントカップにも参戦したこともあるライダーでしたが、モトバムと合流すると、軽く練習した程度で好走を見せてくれました。
この日のレースは、晃大君がポールポジションを獲得。全日本レコードを更新するスピードを出していました。光来君も2番につけるなど、予選タイムに驚かされました。「ST600に参戦するためには、しっかりマシンが仕上がっていなければダメだ」と実感しました。もしかすると晃大君を凌ぐ大波乱があるかもしれません。そうなれば簡単に序列はひっくり返ります。若くて速くなりたいライダーは、モトバムのような所帯チームをおすすめします。
光来君が勢いよく飛び出していきましたが、なぜか戻って来る様子がありません。どうやら気合が入りすぎてウオームアップラップでクラッシュしてしまいました。このレースは晃大くんが優勝、元治君も手堅く入賞していました。
モトバムレーシングには、プロを目指す若いライダーがどんどんやって来ます。そしてどんどん入れ替わります。そんな状況なため「光来君や元治君は長続きするのか」と思って見ていましたが、今思えば余計な心配でした。
二人ともマシンの清掃をしつつ、マシンコンディションを見ています。メカニック任せにするのではなく、常に上を目指そうというスタンスが素晴らしいです。
晃大君は、モトバムレーシングのお抱え選手的なポジションで地方戦も走っています。私が北陸で開催している夏のバイクフェスティバルには東京から夜行バスで往復してくれました。会うたびに垢抜けていくのをまじかに見ていましたよ。
スキルアップするごとに未来が開ける
光来君は、2021 年モデルのCBR600がドンピシャで、2021年に一気に頭角を現しました。スピードは晃大君と遜色なく、安定感を得ています。
晃大君は、確実に成績を残して4年目にチャンピオンを獲得。支援者の期待に応えました。2023 年にST1000 クラスステップアップ。ゼッケン 6 番の光来君がST600 クラスのエースに昇格しました。
二人が選んだ道は正しかったのか?!
ふたりはこの時点で22 歳。この年齢あたりが親サポートの分岐点になります。素晴らしい成績を残しているので、周りのサポートはあると思いますが、20代前半の若者が負担できる金額をはるかに超えたお金が必要になるはずです。
最終的な判断が正しかったのか、間違いだったのか。その結果は、炎のしんたろうチャンネル「モトバム卒業! アマからプロヘ!? 成長と共に新しい世界へ!目指せ一番!」でご確認ください。
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この記事では、動画「Shintaro.Nakayama 炎のしんたろう」チャンネル協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。ジャンル&排気量を問わず、さまざまなバイク情報を取り上げています。