一般的に耐久レースにおいてスタート順はあまり関係なく、出だしの速さが大切ですが、EWCの24時間耐久レースは、ポールポジションで5ポイント、5位まで1ポイントなど、予選のポジションに応じてポイントがつくので、予選でも順位を狙う必要があります。予選初日を終えた3人のライダーとチーム代表の声をお届けします。
#25 渡辺一樹選手 BMW M1000RR
しんたろう「素晴らしい走りでトップタイムになりましたね」
渡辺選手「EWCのルールとして、3人のライダーが走って、そのうち早いライダー2人の平均で順位を決めるレギュレーションです。予選は2回目ありますが、1回目を終えた中では暫定トップです」
しんたろう「ものすごい最高速を叩き出しましたね」
渡辺選手「時速345kmなんて 僕も驚きました。バックストレートに対して追い風が強かったので、その影響があると思います。予選はスリップストリームを使って走るので、想定はしていましたが、怖いぐらいスピードが出ていました。決勝に向けてのアドバンテージになったと思います」
しんたろう「暫定ポールポジションを獲得しました。行くところにいっちゃいそうですね」
渡辺選手「ポールポジションを取れば5ポイント入ります。それが予選を終えた時点でのターゲットになるので、それに向かってしっかりやっていこうと思っています。今回はリザルトにこだわったレースを目指しているので、ひとまず第一のハードルは越えられたと思います。決勝が終わって一番上にいることができるように頑張ります」
#25 亀井雄大選手 BMW M1000RR
しんたろう「今日一日どうでした?」
亀井選手「大きく前進できた一日になったと思います。 決勝に向けて自分のベストタイムを上げていくという課題をもって走ったんですけど、そのコツがつかめてきました。予選のタイムを上げておけば決勝が楽に走れるので、自分のタイムが採用されてポールポジションが取れればいいなと思います」
しんたろう「ミストラル(強風)はどうでしたか」
亀井選手「日本だと赤旗が出てしまうのではないかと思うぐらいの強風でしたが、途中から慣れてきました。 ただし、この風が決勝中に吹くと気疲れしそうです」
しんたろう「明日の予選はどう攻略しますか」
亀井選手「攻めすぎてバイクを壊しても困るので、慎重に走ります。」
#25 川崎祥吾選手 BMW M1000RR
しんたろう「予選はどうでしたか?」
川崎選手「ミストラルが、昨日の5倍くらい強くて走るので精一杯。思うようにタイムを伸ばすことができませんでした。そうは言っても本番中にまた同じ風が吹くかもしれないので、明日の予選は良い結果を出したいと思います」
チームエトワール 市川貴志代表
ほかのライダーからのコメントにもありましたが、とても風の強い日でした。そのおかげもあって、時速345kmという飛び抜けた最高速が出た日でした。ライダーは走りにくい状況だと思うので、大きな事故や転倒もなく終われて良かったと思います。明日はどんなコンディションになるかわかりませんが、アタックを続けて今回もポールポジションを取りに行きます。
強風の中、ライダーはどんな走りで乗り切ったのか、誰が予選2を制し、ポールポジションはゲットしたのか。手に汗握る展開は、炎のしんたろう動画「345キロは凄い!24時間レース予選!」チェックしてください!
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この記事では、動画「Shintaro.Nakayama 炎のしんたろう」チャンネル協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。ジャンル&排気量を問わず、さまざまなバイク情報を取り上げています。