イギリス発世界最古のモーターサイクルブランドであるロイヤルエンフィールドは、ブランド初のアーバン・スクランブラー「Scram 411(スクラム・ヨンイチイチ)」の予約受付を2022年11月1日より全国の正規販売店で開始する。同車両は、幅広い道路環境に適応しており、都市部でも悪路でも走破性が高いため、スポーティかつマルチなライディングが楽しめる。また、ホイールサイズやシート形状、ライディングポジションにもこだわり、長時間の走行でも快適に過ごせるような設計となっている。ストリートカルチャーやナイトカルチャーからインスピレーションを得た個性的なデザイン、遊び心のあるカラーリングも魅力である。さらに、同時開発された19種類のモーターサイクル用純正アクセサリーも販売する。価格は、Baseが838,200円、Midが845,900円、Premiumが853,600円(いずれも税込)である。
ロイヤルエンフィールド、「Scram 411」の日本販売を開始
・アドベンチャーモデルのDNAとスクランブラーの雰囲気を併せ持つアーバン・スクランブラー
・街乗りや週末のライディングのパートナーになる新カテゴリー モデル
・2022年11月1日より全国の正規販売店で予約受付開始、価格は838,200円より
東京、2022年10月13日:中型モーターサイクル・セグメントのグローバルリーダーであるロイヤルエンフィールドは、本日、ブランド初のアーバン・スクランブラー『Scram 411(スクラム・ヨンイチイチ)』を日本で発売いたします。ロイヤルエンフィールドは『Scram 411』により、スポーティかつマルチなライディングが楽しめる、高性能なストリートスクランブラーという新たなカテゴリーを創り出しました。ロイヤルエンフィールドが「Himalayan(ヒマラヤ)」でも採用した実績あるLS-410エンジンプラットフォームと、フレームのスペシャリストである英国ハリスパフォーマンス社が開発したシャシーをベースとした『Scram 411』は、市街地での軽快なパフォーマンスと、ラフロードでの高い走破性を兼ね備え、日本国内の多様な道路環境にも完全にフィットしています。
『Scram 411』はロイヤルエンフィールドが常に追求している、あらゆる冒険の完璧なパートナーとなるモーターサイクルを作るという姿勢を受け継いでいます。その代表的なモデルが、ブランド初のアドベンチャーモデル「Himalayan」です。『Scram 411』はその「Himalayan」をベースとすることで、真のアドベンチャーDNAを内包しながら、軽快なスクランブラースタイルを併せ持った新しいタイプのモーターサイクルです。
『Scram 411』について、アジア太平洋市場担当事業責任者であるAnuj Dua(アヌージ・ドゥア)は、次のように述べています。
「Scram 411は幅広い道路環境に適応しています。ほとんどのスクランブラータイプのモーターサイクルは、スタイリングに重点を置いています。しかし我々がScram 411の開発に着手したとき、デザインと目的が明確で、都市部でも悪路でも走破性が高いモーターサイクルを作ろうと決心しました。個性的なデザイン、遊び心のあるカラーリング、親しみやすいライディングポジションにより、Scram 411は究極のアーバン・スクランブラーとなりました。アジア太平洋地域において、アドベンチャーセグメントは急速に成長しているセグメントであり、そのなかでScram 411は、あらゆるキャリアやスタイルを持つライダーにとっても、素晴らしい相棒になると確信しています。日本では、交通量の多い都市部でも俊敏で扱いやすい都市型モーターサイクルに大きな将来性があると考えています。そのなかでScram 411は完璧な選択肢になるでしょう」
Scram 411は、フューエルインジェクションを採用した排気量411ccの空冷単気筒SOHC4ストロークエンジンを搭載。最高出力24.3bhp/6500rpm、最大トルク32Nm/4000-4500rpmを発揮しています。あらゆるキャリアのライダーにとっても扱いやすいエンジンの出力特性により、都市部での移動を快適にし、オフロードにも容易に挑戦することができます。 いまではマイノリティとなった排気量400cc以上の空冷エンジンですが、厳格なユーロ5規制もクリアし、環境性能にも優れた空冷エンジンでもあるのです。
フロントフォークには直径41mm、ストローク量190mmの正立式テレスコピックサスペンションを、リアサスペンションにはストローク量180mmのリンク式モノショックを標準装備。前後ブレーキにデュアルチャンネルABSを採用するとともに、クラス最高峰の200mmという最低地上高を確保することで、オフロードにおける高い走破性を実現。決して良好とは言えない、変化に富んだ都市部の路面環境にも対応しています。良好な足つき性と合わせ、ライダーに快適さとともに安心感を提供することで、Scram 411をライディングする楽しさを最大化しました。
ホイールサイズは、フロント19インチ/リア17インチを採用しました。ベースモデルであるHimalayanがオフロードでの走破性を最大限に高めるためにフロント21インチホイールを採用していることに対し、Scram 411ではフロントを19インチにすることで、舗装路での走行性能と、オフロードでの走破性を高い次元で両立させています。フロントのホイールサイズを変更したことにより車体姿勢が変化させたことも、オンロードとオフロードの高次元のバランスを実現した要因でもあります。
Scram 411のシートは、長時間の走行でもライダーが快適に過ごせるように設計しました。都会的なスタイリングを反映した新しい一体型シートは、ライダーとパッセンジャーにとって、都市部の移動や長時間走行するツーリング、また路面コンディションが悪い場所での走行においても、変わらぬ快適性を提供します。またホイールサイズやシート形状を変更したことによりシート高を改善。足つき性も向上させました。
Scram 411のライディングポジションは、人間工学に基づいて設計しています。ライダーがシートに座り手を伸ばすと、自然な位置にあるハンドルバーは、ライダーの集中力を高めながら、リラックスしたライディングポジションを造り上げています。またライダーがステップの上に立つスタンディングポジションも考慮し、燃料タンクのニーグリップ部形状を設計しています。
Scram 411は、スケートボードなどのストリートカルチャーや、東京やニューデリーなどで活発なナイトカルチャーからインスピレーションを得たカラーリングをデザイン。3タイプ合計7つのカラーバリエーションをラインナップしました。グラファイトイエロー、グラファイトレッド、グラファイトブルーのカラーネームを採用するScram 411は、側面に411のグラフィックをデザインしたグレーの燃料タンクに、カラーネームと同色のタンクバッジをコーディネイト。車体色に合わせたサイドパネルロゴとホイールリムテープもデザインしました。スカイラインブルー、ブレイジングブラックは、ロイヤルエンフィールド・ブランドを象徴するカラーを燃料タンクにストライプでデザインしました。最上位モデルのホワイトフレーム、シルバースピリットは、それぞれのタンクカラーをユニークで楽しいグラフィックとともにデザインしました。
Scram 411には、オーナーのライフスタイルや走行フィールドに合わせて、快適性、車体のプロテクション性能、スタイルを向上させる19種類のモーターサイクル用純正アクセサリーを用意しています。それらのアイテムたちは車両開発と同時に設計および開発しています。またアパレルとライディングギアは、スタイリッシュで機能的です。未舗装路を探索するときにも、街中を疾走するときにも、美しく機能します。ライフスタイル・アパレルは、鮮やかな色彩と個性的なグラフィックを駆使して、Scram 411のライフスタイルを表現しています。
またロイヤルエンフィールド正規販売店で販売されるScram 411には、3年間のメーカー保証が付帯いたします。純正アクセサリーも装着後3年間の保証が付帯いたします。
2022年11月1日より全国のロイヤルエンフィールド正規販売店で販売を開始いたします。メーカー希望小売価格は、Base(グラファイト・イエロー、グラファイト・レッド、グラファイト・ブルー)が838,200円、Mid (スカイライン・ブルー、ブレイジング・ブラック)が845,900円、Premium(ホワイト・フレーム、シルバー・スピリット)が853,600円となっています。
Base
Mid
Premium
<ロイヤルエンフィールド社について>
ロイヤルエンフィールドは、1901年の創業以来、美しいオートバイを作り続けている世界最古のモーターサイクルブランドです。イギリスにルーツを持ちますが、1955年にインド・マドラスに製造工場を設立し、これを足がかりにロイヤルエンフィールドはインドの中型二輪車セグメントの成長を先導してきました。ロイヤルエンフィールドは、魅力的で、シンプルで、親しみやすく、乗るのが楽しい、探検と自己表現のための乗り物です。これは私たちがPure Motorcycling(ピュア・モーターサイクリング)と呼ぶアプローチです。
ロイヤルエンフィールドのプレミアムラインナップには、新型クルーザー「メテオ350」、並列二気筒エンジンを採用した「INT650」と「コンチネンタルGT650」、アドベンチャーツアラー「ヒマラヤ」、アイコニックな単気筒モデル「クラシック350」などがあります。ライダーと情熱的なコミュニティは、各地方、地域、国際レベルで開催される豊富なイベントによって育まれています。特に、毎年インド・ゴア州で開催し、何千人ものロイヤルエンフィールドファンが集まる「ライダーマニア」や、もっとも過酷な地形と最高峰の峠を越える巡礼の旅、「ヒマラヤン・オデッセイ」などは有名です。
Eicher Motors Limited(アイシャーモーターズ・リミテッド)の一部門であるロイヤルエンフィールドは、インドの主要都市に2,100以上の販売ディーラーを、また世界60カ国以上に約850の販売ディーラーを展開しています。またロイヤルエンフィールドは、イギリスのブランティングソープとインドのチェンナイの2箇所に、テクニカルセンターと呼ぶ先進的な開発部門を有しています。そしてチェンナイ近郊のオラガダムとヴァラムヴァダガルの2箇所に、最新鋭の生産施設を持つ工場も有しています。インド国外に目を向けると、ロイヤルエンフィールドは、タイ、アルゼンチン、コロンビアの3ヶ所に最新のCKD(コンプリート・ノックダウン)組立施設を有しています。過去5年間のCAGR(年平均成長率)は37%以上、2021-22年の国際市場での売上は前年比108%増と、ロイヤルエンフィールドは世界の中型モーターサイクル市場をリードしています。
ロイヤルエンフィールドのブランドやモーターサイクルに関する詳細は、下記公式ウェブサイトをご覧ください。
http://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp/
リリース提供元:Royal Enfield