冬のシーズンが終わり、寒さや路面凍結を気にせずバイクを楽しめる季節がやってきた。暖かい日差しと空気をくぐりながら桜並木を楽しめる全国の絶景ルートを3つ厳選。最高の春ツーリングを満喫しよう!
1.【群馬】妙義山道路/県道196号線
日本三大奇勝の一つである妙義山。その山あいを縫うように走る全長約16kmの道路が妙義山道路だ。タイトなコーナーが連続する峠道で、漫画『頭文字D』にも登場することで知られる。沿道には「さくらの里」があり、4月下旬から5月上旬にかけて美しい桜が見ごろを迎える。
また、道の駅「みょうぎ」や日帰り温泉施設「もみじの湯」など、休憩スポットも充実しているのもうれしい。奇岩が連なる独特の景観と春の桜が織りなす風景が特徴で、ドライバーやライダーにとって魅力的なツーリングコースとなっている。
2.【愛知】茶臼山高原道路/県道507号線
愛知県の最高峰である標高1,415mの茶臼山の山腹を走る全長約15kmの道路。 適度なカーブと勾配が続き、四季折々の自然を楽しみながら快適なドライブやツーリングができる中部エリアの定番ツーリングスポットだ。春シーズンは沿道に咲き誇る桜が見どころのひとつとなっている。
道路沿いには茶臼山高原や面ノ木園地などの観光スポットが点在し、休憩や散策にも最適。春は桜、秋は紅葉と、季節ごとに異なる風景を堪能できることからライダーに人気のスポットとなっている。
3.【宮崎】日南フェニックスロード/国道220号線
宮崎市の堀切峠から都井岬を結ぶ全長約90kmのシーサイドロード。国道220号、国道448号、県道36号から構成され、沿道には宮崎の県の木であるフェニックスやワシントニアパームが植えられ、南国ムードを演出している。堀切峠から望む日向灘の景色は絶景で、道の駅「フェニックス」からの眺望も人気のスポットだ。
春には沿道の桜が咲き誇り、青い海とピンクの桜が織りなす美しいコントラストを楽しむことができる。また、都井岬では野生の御崎馬(みさきうま)が生息していることで有名。このルートは、ドライバーやライダーにとって四季折々の風景を満喫できる魅力的なツーリングコースとなっている。