せっかくバイクで宿泊を伴うツーリングに行くのだから、普段とは違う時間を過ごしたい!
そこでキャンプという選択肢になるのだけど、コンパクトに荷物をまとめたところで“身一つ“とはいかないもの。
キャンプビギナーだと、キャンプギアを用意するだけでも結構大変……。
ならば、グランピングもできるガレージハウスに泊まるのはどうだろう?
BBQ設備やベッドもあるから、焚き火台やテント・寝袋などは必要なし。
それでいて、ホテル泊よりも自由な時間を楽しめるのだ。
今回モトメガネ編集部が訪れたのは、2023年5月にオープン予定の「POP FIRE TOWN(ポップファイヤータウン)」。千葉県の九十九里浜の南エリアに位置する白子町にあり、ツーリングの中継地点としても最適な場所なのだ。
コテージ一棟借りで仲間とワイワイ!
千葉県は一年中バイクツーリングを楽しめるツーリング天国だ。外房の海岸線沿いをバイクでゆるりとを流すのも気持ちいいし、少し内側へ入れば丘陵地帯が広がりワインディングを満喫できる。海の幸が豊富だから、地のものを求めてバイクを走らせてもいい。
せっかく房総半島まで足をのばしたのだから、宿泊するにしても非日常体験をしたいのもの。
この「POP FIRE TOWN(ポップファイヤータウン)」はコテージが4棟あり、1棟には4名まで宿泊可能。
一階にガレージ部分があるのが何よりも大きなポイントで、貸し出し工具でちょっとしたメンテができるのはもちろん、雨風を避けられるから雨天でも木にせずBBQが楽しめる!
快適なコテージ
ガレージ部分の上にはロフトベッドがあり、それだけでなぜかワクワクする!据え付けの棚には貸し出し工具が置かれ、奥にはキッチンを完備。冷蔵庫もあるから、いつでもヒエヒエのドリンクで喉度を潤せる。
BBQのために用意された電気グリルが超絶楽チンで、それでいて絶妙な焼き加減で仕上げてくれる。
キャンプの時に焚き火台で火加減の調整がうまくいかず肉が焦げたり、固くなってしまったり、という経験をしたことがある人は多いはず。この電気グリルなら温度管理はおまかせだし、BBQ後に薪や炭が燃え尽きるまで待つ必要もなし。
ストイックにキャンプを楽しむのもいいが、この気楽に非日常を楽しめることを知ってしまうと、もう戻れないかも……。
隣のリビング兼寝室は、いい意味で日常的な空間が広がり、アウトドアが少々苦手な女性でも安心して眠ることができるだろう。
ほどよくお酒が回ったら、コテージのベッドへ横になればいいし、シャワーがあるから、前日の疲れを翌日に持ち越さず気持ちよくツーリングの続きを楽しめるのはコテージならではだ。
房総半島の秘密の隠れ家
「POP FIRE TOWN(ポップファイヤータウン)」は、九十九里有料道路の白子インターの直ぐ側。県道30号から一本入ったところにあり、まさにバイク乗りの“秘密の隠れ家”といった雰囲気だ。
15分ちょっとバイクを走らせれば大きなスーパーがあり、コテージへ到着してからでも買い出しへでかけやすい。
東京湾アクアライン・海ほたるPAから約1時間。
アクセスがよく、自由な空間で休日を仲間とともに快適に過ごすなら「POP FIRE TOWN(ポップファイヤータウン)」はまさにうってつけだ。