狭い場所での横移動をラクに実現できるお役立ちアイテム
【brand pickup】
バイクライフを始めようと思ったときに意外と発生するのが「バイクを置く場所問題」である。
都市部での住宅事情を考えると仕方がないことかも知れない。そんなとき、車の駐車場や庭の一角にデッドスペースを見つけて「バイクを横方向に移動させれば停められるのに」ということがあるかもしれない。また運良く置き場所が見つかっても狭くて何回も切り返したり、毎回無理やり向きを変えている、なんて人もいるのではないだろうか。
バイクを「横方向に移動させる」ことは、バイクを扱うプロであってもなかなか難しいことなのだ。
それを誰もがカンタンにできるようにと開発されたのがワールドウォーク製の<バイクムーバープログレス>である。
車輪の下に入れるバイクムーバープログレス本体と、移動の際の抵抗にならないようサイドスタンドの下に入れるスタンドムーバーがセットになっている。
実はワールドウォークが販売している<バイクムーバー>は、一般ユーザーのみならずバイクショップやレッカー業者といったプロにも愛用されている製品。現在も欠品が出るほどのヒット商品だ。
その発展モデルである<バイクムーバープログレス>は、従来モデル以上に容易に動かせるようにするのみならず、新たにフロントタイヤの移動もできるよう細部まで見直されている。
バイクムーバープログレスには左右非対称アームの採用や、強度をキープしつつ肉抜きをして軽量化を図るなど、細部にまで設計者のこだわりが詰まっている。
その徹底した作り込みが他社の追従を許さない理由でもある。
そしてムーバー本体の素材は厚いステンレス板でベアリングもステンレス製なので、プロが現場でハードに5年以上使ってもベアリング交換の必要もないというほどの高い強度を誇っている。
<バイクムーバープログレス>の基本的な使い方
ではメインとなる「バイクムーバープログレス」と「サイドスタンドムーバー」を使った移動方法を紹介しよう。
バイクを少し起こして、サイドスタンドムーバーをサイドスタンドの下に入れる。
その際の注意点は、バイクムーバープログレスを入れる側に2輪のベアリングがある方をセットすることだ。
リヤタイヤの下にバイクムーバープログレスを差し込む。
この形状にもノウハウが詰め込まれていて、差し込みやすく抜けにくい形状になっている。
車体を支えつつバイクムーバープログレスを踏み込んでリヤタイヤを浮かせる。
バイクムーバープログレスのベアリングが接地したら蹴り出すように車体を押す。
すると前輪を軸に回り始め、ねらったところまで移動させる。
重量車を壁にピタリと寄せるのも簡単にできる。
リヤタイヤのみならず、フロントタイヤも移動できる!
フロントタイヤを動かすこともできる。
そのときの注意点は、バイクムーバープログレスをタイヤではなく車体に対して垂直に差し込むこと。
またサイドスタンドムーバーもベアリングが2個ある方をバイクムーバープログレス側に向けてセットする。
ハンドルを動かないようにして車体を支えつつバイクムーバープログレスを踏んでベアリングを接地させる。
押し出すとリヤタイヤを軸に円運動をはじめる。
あまり力を使わずにピッタリと壁に寄せることができた。
前後タイヤのどちら側でも動かせるので、移動の自由度が高まっている。
【MISSION】大排気量アドベンチャーバイクを倉庫の一角に納めろ!
大排気量アドベンチャーバイクを、倉庫の狭いスペースに収める。
その難易度が高いミッションを、バイク免許歴1年未満の小柄な女性に挑戦してもらった。
彼女に動かしてもらうのは・・・
KTM 890アドベンチャー・フルパニア仕様だ。車体にアルミ製のパニアケースとトップケースが装着されているので、車重は200kgを優に超える。
それを倉庫の一角にある狭小スペースに収めてもらう。
リヤタイヤにセットした<タイヤムーバープログレス>を踏み込んでから約10秒で移動完了。余裕の表情だ。
ちなみに男性であれば・・・
約8秒で移動完了。まさにアッという間だ。
一般ユーザーからバイクのプロまで、幅広いユーザーに使われている<バイクムーバープログレス>。
ヒットしている理由はワールドウォークに在籍する設計者のこだわりによる徹底した作り込みと、現場でのハードな使用にも長期間耐えるだけのクオリティが高い製品作りにある。
実際に購入した人からは「とても便利。もっと早く買えばよかった」という声もあがっている。
一度使うと、その有能さに手放せなくなる製品なのだ。
バイクムーバープログレス https://world-walk.com/parts/kougu/bsf-2/
株式会社ワールドウォーク https://world-walk.com