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FTRニューモデルからB’z稲葉浩志氏のバイクまで。インディアンモーターサイクル【東京モーターサイクルショー】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

【brand pickup】

アメリカのバイクメーカーというと、真っ先に思い浮かぶのはハーレーダビッドソンだが、「インディアンモーターサイクル」もその名前でわかるとおりアメリカの老舗バイクメーカーである。しかも、その歴史は「インディアンモーターサイクル」の方が少しだけ長く、より個性的なバイクを世に送り出している。

目次

【インディアンモーターサイクルについて】

今から122年前、1901年に創業した「インディアンモーターサイクル」


創業1901年、アメリカで最も歴史のあるモーターサイクルカンパニー、それが「インディアンモーターサイクル」。ハーレーダビッドソン同様、クルーザー系のモデルを得意とするバイクメーカーであるが、もし“人とは違う個性的なバイクが欲しい”と考えるなら、「インディアンモーターサイクル」ほどぴったりなブランドはない。

【今年のモーターサイクルショーのブーステーマ】

ポラリス ジャパン マーケティングスペシャリスト 伊庭武臣さん

「インディアンモーターサイクル」は
2022アメリカのレースシーンで
4冠(シリーズチャンピオン)を達成しました!

パフォーマンスの高さで定評のある「インディアンモーターサイクル」。2022年のMoto Americaでは、CHALLENGERが“King of The Baggers(KOTB)” で、FTR1200Sが“Super Hooligan National Championship (SHNC)”で、CHIEFが“Air Cooled American VTwin Challenge” で、それぞれチャンピオンを獲得。またワークス体制で参戦しているAmerican Flat Track “Super Twins”ではレーサーのFTR750が6連覇を達成。

このアメリカンレースシーンにおける4冠達成を記念して2023モデルはスポーツ色を強調、第50回東京モーターサイクルショーでもスポーツ色の強い「FTR Sport」、「Sport Chief」を前面に押し出す展示を行った。

【今年のモーターサイクルショーでの注目商品】

このアメリカンレースシーンにおける偉業を記念して、「インディアンモーターサイクル」は2023モデルとしてスポーツ色を強調した「FTR Sport」と「Sport Chief」を発表。この2モデルを主軸に「インディアンモーターサイクル」ならではの低シート高による足つき性の良さや、ポジションを確認できるタッチバイクを展示した。

また、人気モデルのChiefとFTR1200をベースにしたカスタム車の「Chief DH RED WING CUSTOM」、「FTR CHEETAH CUSTOM」に加え、B’z稲葉浩志氏の愛車「SONIC TEMPLE」もステージ上にディスプレイして人気となった。

商品①
大地を蹴る怒涛のVツイントルク楽しめる!
FTR Sport

フラットトラックレーサーをオマージュして2019年に登場したFTRシリーズ。「インディアンモーターサイクル」のラインナップでは最もスポーツ色が強いモデルで、1203ccの水冷60度Vツインによる怒涛のトルクがその持ち味となっている。

昨年までFTRとFTR S、FTR R Carbon、FTR RALLYという構成だったが、FTR SがFTR Sportへと進化。フロントゼッケンプレート、アンダーカウル、シングルシートカウルといった要素が追加になりよりスポーツ色が強調されることになった。またシリーズ通して2023モデルは、メーターのデザインがスクエアタイプから丸型へと変更されたほか、日本仕様には昨年までトップモデルのFTR R Carbonにしか装備されていなかったリアのオーリンズサスペンションがFTRシリーズに標準装備されることになった。

価格 :2,788,000円(税込)/主要諸元■全長2223 全幅830 軸距1525 シート高780(各㎜) 車重223㎏(燃料除く)■水冷4ストV型2気筒 1203cc 118Nm 123hp 変速機6段リターン 燃料タンク容量12.9ℓ(ハイオク)

商品②
クラブスタイルを取り入れたスポーツクルーザー
Sport Chief

ニューモデルのスポーツチーフ
ニューモデルのスポーツチーフ

2021年モデルとして登場したChief。シリーズ共通の特徴はスチールフレームにOHV空冷1890ccのサンダーストローク116エンジンを搭載したクラシカルテイストのクルーザーであること。新登場のSport Chiefは、クラブスタイルという、クラシカルな外観でありながらパフォーマンスアップを狙ったアメリカのカスタムスタイルを踏襲しているのがポイントだ。

特徴的なクォーターフェアリングに加え、フロントフォークの倒立化(KYB製)&ダブルディスク化(ブレンボ製ラジアルマウント/セミフローティングディスク)など足回りを中心に一流パーツを採用。またリアショックもFOX製とし、ピギーバックスタイルで搭載。これまでのチーフシリーズに比べてショックストロークを1インチを伸ばしてテールアップ。これにより、エンジンとフレームを共用するチーフシリーズに比べてキャスター角が立つことになり、バンク角も深めたことでよりスポーティな走りが可能となっている。

細部に関しても、ハンドルをライザーバーで持ち上げ、一文字スタイルでスポーティさを演出。ライザーバーやトリプルクランプ、ホイールといったパーツも切削仕上げでカスタム感をアップしている。

価格 :3,280,000円(税込)/主要諸元■全長2301 全幅842 軸距1640 シート高686(各㎜) 車重302㎏(燃料除く)■空冷4ストV型2気筒 1890cc 162Nm 変速機6段リターン 燃料タンク容量15.1ℓ(ハイオク)

商品③
「インディアンモーターサイクル」がより身近に!
Scout Rogue

スカウトローグ
Scout Rogue

昨年、2022年に発表されたScoutシリーズの中では最も新しいモデルで、Sport Chief同様、クラブスタイルカスタムを意識しており、ガンファイタータイプのシートやクォータースタイルのカウルが採用されている。

今回のモーターサイクルショーでは、「レディースサポートスクエア」ブースにて展示されており、多くの女性ライダーから人気を集めた。Scout Rogue特徴はScoutシリーズの中で最も足着き性がいいこと。シート高に関しては649㎜でScout Bobberと変わらないものの、専用のガンファイターシートを採用して、ヒップポジションを前方に寄せている。このためポジションが非常にコンパクトになっておりマシンホールドがしやすくなっている。

またクルーザースタイルのモデルとは思えない扱いやすいニュートラルなハンドリングも特筆点となっている。

価格 :2,368,000円(税込)/主要諸元■全長2274 全幅995 軸距1576 シート高649(各㎜) 車重241㎏(燃料除く)■水冷4ストV型2気筒 1133cc 97Nm 変速機6段リターン 燃料タンク容量12.5ℓ(ハイオク)


【こちらも要チェック!】


この他、「インディアンモーターサイクル」のブースでは、この他にもPursuit Dark HorseやScoutをタッチバイクとして用意。ステージには、様々なカスタムモデルも展示して注目を集めていた。

展示④
レッドウィングとのコラボレーションカスタム
Chief Dark Horse RED WING CUSTOM

チーフダークホース レッドウイングカスタム
Chief Dark Horse RED WING CUSTOM

昨年のホッドロッドカスタムショーでも展示したレッドウィング・ジャパンとのコラボレーションでチーフダークホースをカスタムしたモデル。
レッドウィングの定番モデル・アイリッシュセッターに使われている「アイコンスタイル♯875」レザーを使い、サドルやタンクカバー、バックを制作するとともに、オリジナルのペイントを施している。

車体右側は、インディアンのヘッドドレス、車体左側はレッドウイングシューズのロゴをあしらい。左右で使うロゴやピンストライプも左右でイメージカラーを使い分けている。

またエンジンカバーなどには、CHEETAH CUSTOM CYCLESの大沢俊之氏による彫金が施されているものの、取り付けられているハンドルやグリップなどは全てインディアンの純正アクセサリーパーツ。あくまで公道を走行できるロードゴーイングカスタムとして仕上げられているのがポイントだ。

展示⑤
FTR1200のレーサースタイルは伊達じゃない!
FTR CHEETAH CUSTOM

FTR チータ カスタム
FTR CHEETAH CUSTOM

CHEETAH CUSTOM CYCLESの大沢俊之氏が手がけたフラットトラックレーサー。

「インディアンモーターサイクル」では、アメリカン・フラット・トラックレースに参戦しており、そのワークスマシンFTR750をオマージュして作られているのが公道仕様のFTRシリーズである……のだが、当カスタム車両は逆に公道仕様モデルをベースにレーサー化

つまり公道仕様のFTR1200ベースの実際のフラットトラック競技で走ることができるようにカスタムしたモデルとなっており、大沢氏が実際にイベントなどでダートトラックを走らせているモデルとなる。

展示⑥
B’z稲葉浩志の愛車!
SONIC TEMPLE

B'z稲葉浩志の愛車・SONIC TEMPLE
B’z稲葉浩志氏の愛車・SONIC TEMPLE

あのB’z稲葉浩志氏の愛車「SONIC TEMPLE」。FTR1200Sをベースにしたカスタム車両で、NEIGHBORHOODの滝沢伸介氏がデザインし、 CHEETAH CUSTOM CYCLESの大沢俊之氏が製作を担当。
車体的な特徴は、前後19インチ化によるダートトラック仕様だが、とにかく目を引くのはその外装。タンクからシートカウルまで一体の叩き出しのアルミ外装やワンオフマフラー、さらに要所にはエングレービング(彫金)が施されている。

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