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EZ-SHiFTER(イージーシフター)で、純正クイックシフターの作動性を高める新時代バイクチューン!

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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近年のモーターサイクルには、ミドルクラス以上のスポーツモデルを中心に、クラッチ操作なしでシフトアップやシフトダウンが可能になる、いわゆるクイックシフターが標準装備されている車種が多い。TERAMOTOのEZ-SHiFTER(イージーシフター)には、そんな純正シフターの作動フィーリングを大幅に向上できるシリーズもラインアップされている。車種別専用開発されたシフタースイッチを純正と換装するだけで、シフトチェンジがより“快感”に。レース由来のアイテムだけど、ストップ&ゴーなどで変速の回数が多いストリートユーザーにこそオススメしたい、シフター標準装備時代のカスタムなのだ!

目次

シフタースイッチをグレードアップするという新発想

メーカー契約ライダーとしても活躍し、2024年の鈴鹿8時間耐久ロードレースで現役レーサーを引退した寺本幸司さんが率いるのが、大阪府大東市に拠点を構える寺本自動車商会(TERAMOTO)。90年代前半から30年以上にわたり国内外のレースに参戦を続けてきた寺本さんは、「レースというのは、1人では絶対にできない競技。私はとにかく人に恵まれ、そのおかげでこんなにも長くレース活動を続けることができました」と、スポンサーやファンや支えてきてくれた方々に感謝を述べる。

そんな寺本さんが、コンマ数秒の世界で戦うレース用マシンに必要な高性能パーツとして開発し、現在ではストリートライディングの軽快なフィーリングを高めるアイテムとしても人気上昇中なのが、TERAMOTOのEZ-SHiFTER(イージーシフター)だ。このシリーズには、クイックシフターが標準装備またはオプション設定されていない車種にも装着でき、オプションの通信機器をプラスすることで細かいセッティングが可能なフルキットもあるのだが、今回注目するのは「シフタースイッチ本体」のみで構成される製品。純正スイッチと換装することで、大幅なシフトフィーリング向上が図れるという、まさにクイックシフターを標準装備する車種が増加した現代ならではのチューニングパーツなのだ!

シフター純正装着車ごとに専用開発

純正シフター搭載車のユーザーならすぐに理解できると思うが、純正クイックシフターのタッチはグニャッと感じることが多い傾向。これは、シビアなコスト管理の影響も大きい。寺本さんによると、「コストを削減しようとすれば使える素材にも制約が増えますが、そもそも車種ごとにシフタースイッチを開発することが難しくなるので、メーカーごとに汎用パーツを使うことが一般的。でも、シフトチェンジのときにシフトロッドにつながるシフトドラムを回転させるのに必要な力は、エンジンごとに意外と違っていて、本来はこの力との兼ね合いでシフトスイッチの中に入っているスプリングのカタさを最適化するべきなんです」と話す。

そこで、クイックシフターが標準装備されている車種に対応する純正換装タイプのEZ-SHiFTERは、レースシーンでも実績があるハイクオリティなパーツを組み合わせることに加え、ショートストローク化により操作性を向上し、さらにスイッチ内部に使われるスプリングのバネレートとプリロード値を、対応車種ごとに専用設計している。もちろん、市販される製品はすべて実走テスト済み。単純にカタくてストロークが短ければそれでいい……というわけではないので、寺本さんらが実走テストを繰り返して、最高のシフトフィーリングが得られるようセッティングしている。

セッティング済み&メンテナンスは基本的に不要

クイックシフターが標準装備されている車種に適合するEZ-SHiFTERは、スイッチ本体とハーネスで構成されており、純正スイッチと換装するだけで使用可能。点火カットやオートブリッピングなどのエンジン制御はノーマルをそのまま使うので、これらに関して装着後にセッティングする必要はない。純正の電子制御メニューにクイックシフターのフィーリングを微調整する機能がある場合、こちらもそのまま使用できる。EZ-SHiFTERは、あくまでもメカニカルな部分の作動性をチューニングするアイテムであり、純正と簡単に付け替えてすぐに最高のシフトタッチが得られるよう、TERAMOTOで事前にセットアップされているのだ。

ちなみにTERAMOTOでは、これまで多くのレーサーなどで使用されてきた経験から、EZ-SHiFTERのスイッチをオーバーホールメンテナンスする必要性はほぼないと考えている。とはいえ、スイッチ本体は分解整備も可能。メーカーによる修理やオーバーホールに対応しており、長く安心して使用できる。

レース由来だけど、公道走行でも真価を発揮!

純正スイッチと換装するEZ-SHiFTERが開発されたきっかけは、寺本さんが自分たちのGSX-R1000Rレーサーで使用するためであり、現在では全日本ロードレース選手権や鈴鹿8耐に参戦している有力チームにも数多く採用されているが、EZ-SHiFTERはレース専用パーツというわけではない。寺本さんは、「もちろんレースシーンでも有効ですが、走行会レベルのサーキットライディング、さらにはツーリングとか市街地散策でも、EZ-SHiFTERのメリットをきっと感じてもらえるはず」と話す。

例えばサーキットでは、一気に2~3速落とししながらブレーキングするようなシーンもある。このとき、シフトスイッチのストロークが短めでスプリングがカタめに最適化されたEZ-SHiFTERなら、ライダーの操作にペダルがしっかり追従するので、確実なシフトダウンにつながりやすい。そこまで極限の操縦でなくても、EZ-SHiFTERがもたらす確かな作動性はシフトミスの削減にもつながり、走行会参加レベルでサーキットでのファンライドを楽しむ層にとっては安心材料となる。

加えて、ツーリングなどでの公道走行でもEZ-SHiFTERを導入するメリットは大きい。そもそも、信号などでのストップ&ゴーが多く、高回転まで引っ張らず早めにシフトアップし、逆に減速時も早めにシフトダウンしてエンジンブレーキを活用する公道走行は、シフトチェンジの回数が非常に多い。とくにツーリングだと、走る距離も長くなり、1日に何百回もシフトチェンジしているはず。その1回1回が、EZ-SHiFTERによりカチッとした気持ちいいフィーリングになることで、ライディングそのものがもっと楽しくなる。そしてTERAMOTOもそれを深く理解しているからこそ、スーパースポーツ用ばかりでなくスズキのGSX-8S用やGSX-8R用、ヤマハのMT-09用やXSR900用などのように、レースとはほぼ無縁の車種に適合する製品の開発にも力を入れているのだ!

適合車種は今後もどんどん増加!

純正換装タイプのEZ-SHiFTERは、国内4メーカーの人気モデルを中心に、すでに数車種用が発売中。今後は徐々にラインアップが拡充される予定だ。

ちなみに、EZ-SHiFTERには詳細な取り付けガイドも用意されているので、DIY装着もそれほど難しくない。車体装着には別途シフトロッド(30~110mm、税込価格3300円~)が必要となるが、各車種の純正ステップに装着する場合に最適なシフトロッド長は、TERAMOTOのウェブサイトで公開中。また、他社製ステップキットを装着している場合に関しても、一部車種および製品については同じく推奨ロッド長が調べられるようになっているので、参考にしてもらいたい。

純正換装タイプのEZ-SHiFTERを装着できる車種は、2024年9月末現在では以下のとおり。税込価格は4万700円~となっている。愛車が適合車種なら、ぜひこのカチッとしたシフトフィーリングの快感を味わってもらいたい!

●HONDA
 CB1300SUPER FOUR/SUPER BOL D’OR(’21~)
 CBR1000RR-R FIREBLADE(’20~)
 CBR600RR(’21~)
 CBR250RR ※aRacer仕様

●YAMAHA
 YZF-R1/M(’18~) ※近日発売
 MT-09 ※近日発売
 XSR900 ※近日発売
 TRACER 9GT/+ ※近日発売
 YZF-R3/R25 ※aRacer仕様

●SUZUKI
 Hayabusa(’21~)
 GSX-R1000R(’17~)
 GSX-8S(’23~) ※開発中
 GSX-8S(’24~) ※開発中

●KAWASAKI
 Ninja ZX10R/SE/RR(’19~)

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