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愛車のバイクに乗って半年……走っていてまだ怖い⇒足回りをみなおせば、その怖さを解決できるかも!?

愛車に乗って半年、まだカーブに不安があるなら? ナイトロンのサスペンションで万事解決できるかも!?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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万人向けバイクをナイトロンのサスペンションで自分専用にして乗りやすく

“交差点の右左折でギクシャクする……”、“カーブ、特に下りのコーナーが苦手……”といったライディングの悩みを抱えているライダーは多い。その原因は運転がヘタだから? それともバイクにまだ慣れていないから? なんだかよくわからないままに諦めてしまってはいないだろうか? もし、今のバイクに乗って半年も経っているのにまだコーナリングの不安が拭えないのであれば、ナイトロンのリヤショックアブソーバーに交換するだけでそんな悩みが一発解決してしまうかもしれないのだ。

なんでサスペンションでコーナーの走りが変わるの?と疑問に思う人もいることだろう。
これからその理由を紹介していこう!

目次

国内販売されるバイクにグローバルモデルが増えたことに原因があった!?

埼玉県春日部市にあるナイトロンジャパンの本社工場。母体はサスペンションのプロフェッショナルであるテクニクスであり、2017年からは東南アジアエリアのディストリビューターとして該当エリアへの商品デリバリー及び商品開発を担当している。
埼玉県春日部市にあるナイトロンジャパンのサービスセンター。母体はサスペンションのプロフェッショナルであるテクニクスであり、2017年からは東南アジアエリアのディストリビューターとして該当エリアへの商品デリバリー及び商品開発を担当している。

バイクは工業製品であり万人向け、つまり“多くの人にちょうどいい”ように作られる。ただ、最近は海外メーカーだけでなく、国産メーカーも1台のバイクを作ったら世界中で販売するグローバルモデルという製造方法が主流となっている。

こうなると困るのがバイクの設計する際に用いられる想定体重だ。欧米人の平均体重は日本人より遥かに重い75~80kgであり、グローバルモデルはこの想定体重をベースに設計されることなる。日本人が乗るにはそもそもの設定体重が重すぎるバイクが増えているのだ。

バイクが曲がらないのはサスペンションの設定が……

ターコイズブルーのスプリングカラー特徴的なナイトロンのリヤショックアブソーバー。本社工場にはショールームのほか、サスペンションのオーダー受付窓口もある。
ターコイズブルーのスプリングカラー特徴的なナイトロンのリヤショックアブソーバー。本社工場にはショールームのほか、サスペンションのオーダー受付窓口もある。

今回、お話を聞いたナイトロンジャパンでは、国内外モデルのスタンダードサスペンション解析を日頃から行っており、調べてみると平均体重が70kg前後の日本人が乗るにはサスペンションの設定が硬すぎる場合がほとんどなのだとか。当然、女性ライダーの場合はさらに体重が軽い場合が多くなるため、きちんとサスペンションが機能してない……なんてことが往々にして起こりうる。

ちなみに“サスペンションの仕事”は、路面からのショックをいなして乗り心地をよくのはもちろんだが、タイヤを路面に押し付けてグリップさせたり、コーナリングやブレーキング時のピッチングモーションなんかも司っている。もし、体重に対してサスペンションが硬すぎればバイクは設計通りの動きを行わず、“タイヤがグリップしていないように感じたり”、“直進性が出過ぎて曲がりにくかったり”、ものすごく乗りにくい状態になってしまう。これこそが半年乗ってもバイクに慣れない、コーナリングが怖いといった悩みの原因というわけだ。

リヤショックアブソーバーはもちろん、さらに走りを突き詰めたいというライダーにはフロントフォークのセットやカートリッジキットも用意されている。
サスペンションにまず手を入れるなら、ライダーによる荷重が大きくかかるリヤショックアブソーバーが手始めとなるが、さらに走りを突き詰めたいというライダーにはフロントフォークのセットやカートリッジキットもナイトロンでは用意している。

ナイトロンのバイク用サスペンションは 
日本の道路事情に合わせられているから走りやすい!

イギリスのサスペンションメーカーで、今年25周年を迎えたナイトロン。日本国内ではサスペンションのプロフェッショナルであるテクニクスが2005年からナイトロンジャパンの母体となって製品開発から製品組み立て、及びアフターサービスを行っている。

受注を受けてから、オーナーの仕様にあわせて1本1本丁寧にショックアブソーバーを組み上げるのが、他に類を見ないナイトロンの「Assembled in Japan」システム。
受注を受けてから、オーナーの仕様にあわせて1本1本丁寧にショックアブソーバーを組み上げるのが、他に類を見ないナイトロンの「Assembled in Japan」システム。

ナイトロンジャパンのすごいところは完全日本国内組立てを実現する「Assembled in Japan」の生産体制を整えていること。これはショックアブソーバーに必要な機材や部品を全て日本国内に用意し、オーダーを受けてから専門スタッフがユーザーの体重や用途に応じて組み立るというシステム。これはナイトロンの本国であるイギリスでも行っている“Build to Order(受注生産)”に基づくもので、サスペンションメーカーはたくさんあれどこのようなオーダーシステムがあるのはナイトロンぐらいである。

発注用のオーダーシートには、体重はもちろん、用途やスキル、積載の有無や頻度、要望の記入欄がある。このオーダーシートをもとに熟練のスタッフがショックアブソーバーの仕様を決定して組み上げる。
発注用のオーダーシートには、体重はもちろん、用途やスキル、積載の有無や頻度、要望の記入欄がある。このオーダーシートをもとに熟練のスタッフがショックアブソーバーの仕様を決定して組み上げる。

またこの「Assembled in Japan」は、サスペンションのプロフェッショナルであるテクニクスと融合することでさらなる進化を遂げることになった。テクニクスが培ってきた日本のライダーの体格や走り方、走行環境といったデータを元に、ナイトロンの国内正規品のほとんどは日本専用にモディファイされている。これに実際に使用するオーナーのオーダー情報を組み合わせることで、体重や乗り方にマッチしたスペシャルなサスペンションが完成するというわけなのだ。

しかも、このセミオーダーシステムの料金は、カタログに記載されているショックアブソーバーの価格に組み込まれており追加料金は必要ないというのだから驚いてしまう。

オーダーに合わせてバネレート(スプリングの強さ)を決定し、スプリングや各パーツのカラーをチョイス。「Assembled in Japan」だからこそ可能なきめ細やかなサービスだが、そんなことが可能なのも本国のナイトロン本社からの大きな信頼があってこそだ。
オーダーに合わせてバネレート(スプリングの強さ)を決定し、スプリングや各パーツのカラーをチョイス。「Assembled in Japan」だからこそ可能なきめ細やかなサービスだが、そんなことが可能なのはナイトロンイギリス本社からの大きな信頼があってこそだ。

ラインナップはリヤショックだけで460車種以上。 
個別のオーダーも受け付けている

ナイトロンのショックアブソーバーは対応する車種が多いことでも有名である。現在、カタログに乗っている車種専用リヤショックアブソバーだけで約460種類。このほか過去にナイトロンジャパンで制作したアイテムも含めればその数は膨大なものとなる。

驚くのはこれらのアイテムは基本的に廃盤にはならいということだ。その秘密はやはり「Assembled in Japan」。オーダーを受けてから部品をピックしてショックアブソーバーを組み上げるという特性上、廃盤という概念がないというわけである。

ナイトロンの対応車種は膨大。カタログに載っているリヤショックアブソーバーのリストだけで462台もの対応車種/年式があった(2024年7月現在)。しかもこのリストは年々増え続けており、カタログに載り切らない車種もあるというから驚かされる。
ナイトロンの対応車種は膨大。カタログに載っているリヤショックアブソーバーのリストだけで462台もの対応車種/年式があった(2024年7月現在)。しかもこのリストは年々増え続けており、カタログに載り切らない車種もあるというから驚かされる。

またナイトロンでは特別なオーダーがあれば、車両に付いているノーマルのショックアブソーバーをショックダイノ、スプリングテスターと呼ばれる特殊な装置を用いて計測。これらの解析データをベースに、さらにオーナーの要望を組み込んで新たなナイトロンのショックアブソーバーを組み上げることも可能なのだとか(別途料金が発生)。

現行モデルはもちろん、旧車や不人気車まで、ひとまずナイトロンに相談すればあらゆるサスペンションの問題が解決するというわけである。

ナイトロンのリヤショックアブソーバーには、ツインショック、モノショックがあり、それぞれにリザーバータンク付きなどがある。車両の特性やリヤショック周辺の構造によってリザーバータンクや各種調整機構の有無、アジャスターの取り付け位置などの仕様が変わってくる。
ナイトロンのリヤショックアブソーバーには、ツインショック、モノショックがあり、それぞれにリザーバータンク付きなどがある。車両の特性やリヤショック周辺の構造によってリザーバータンクや各種調整機構の有無、アジャスターの取り付け位置などの仕様が変わってくる。

3年保証付きでアフターケアも安心のナイトロン

組み上げたショックアプソーバーは、設計した性能が発揮できるかをショックダイノと呼ばれる装置で1本1本動かしてチェックしている。
オーダーを受けて組み上げたショックアプソーバーは、ショックダイノと呼ばれる装置で1本1本チェック。設計した性能が発揮できるかを実際に負荷をかけて動かして確かめている。

ショックアブソーバーの性能維持には、定期的なメンテナンス、オーバーホールが必要不可欠。作業を一貫して請け負うナイトロンサービスセンターは、テクニクス内にあり、この点も日本最大級の設備と規模を誇るサスペンションサービス会社が母体となれば心配無用だ。

さらにナイトロン製品には、バイク用サスペンションとしては異例の長期3年保証も設定されているから、購入後のアフターサービスも万全というわけである。

組み上げたショックアブソーバーは一晩寝かして養生したのち、不具合の有無、仕様どおりに組み上がっているかの検品を行ってから出荷される。わざわざ“一晩寝かして様子を見る”というところにジャパンクオリティを感じる。
組み上げたショックアブソーバーは一晩寝かして養生したのち、不具合の有無、仕様どおりに組み上がっているかの検品を行ってから出荷される。わざわざ“一晩寝かして様子を見る”というところにジャパンクオリティを感じる。

愛車のサスペンションをナイトロン製のショックアブソーバーに換えるだけで、自分の体格や乗り方にマッチした性能や足着き性となり、その楽しみに3年保証が付いてくる。しかも、定期的なオーバーホールなどのアフターケアまで確約されるというのだから、ユーザーにとってこれ以上の安心材料はないだろう。ナイトロンのサスペンションを選ぶだけで、あらゆる不安が一挙解決。楽しいバクライフを送ることができるというわけだ。

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