【brand pickup】
ツーリングバッグのMotoFIZZ(モトフィズ)や、NAPOLEON(ナポレオン)バックミラーといったオリジナルブランドを展開しているタナックス。その豊富な品揃えの中で、クリーニング&メンテナンスケミカル用品のオリジナルブランドがPITGEAR(ピットギア)だ。
今回は、PITGEARシリーズの中から、愛車を輝かせるための洗車用品『プロ艶』シリーズのアイテムをピックアップしてご紹介。第2回目は、前回の『パーフェクトシャンプーセット プロ艶』と同様、発売になったばかりの『ガラスコートスプレー プロ艶』を使ってみるぞ!
ガラスコートを自身の手で行えるPITGEARの『プロ艶』シリーズ。今回は、自身の手で簡単にガラスコートが行え、その効果が1年間続くという『ガラスコートスプレー プロ艶』をご紹介。
ガラスコーティングの前の施工にあたっては、洗車が必須となるため、そちらは前回の記事を参考にしてほしい。
●ガラスコートスプレー プロ艶
価格 3,300円(税込)
品番 PG-284
内容量:121g
部品構成:スプレー本体、専用クロス
『ガラスコートスプレー プロ艶』の施工方法は超簡単!
ガラスコートというと、なんだか取り扱いが難しかったり、失敗すると取り返しのつかない事態になりそうなイメージがあるが『ガラスコートスプレー プロ艶』の使い方は至って簡単。施工したい箇所にスプレーして、専用クロスでムラにならないように伸ばすだけ。
あまりに簡単で、記事の文字量が思い切り少なくなってしまうがそういうものだから仕方ない(笑)。効果の高いガラスコートを自身の手で簡単に施工できるのが『ガラスコート プロ艶』の最大の特徴というわけだ。
ちなみに大事なのはここから。施工後は、『ガラスコートスプレー プロ艶』を定着させるために約24時間(夏場は12時間)の養生期間が必要。……とはいっても特にやることはなく、養生期間の間に水や雨を触れさせないようにするだけ。万が一水が付着してしまった場合にも、すぐに拭き取ればOKとのことである。
さらに『ガラスコート プロ艶』が完全硬化して効果を発揮するためには2週間程度の期間が必要とのことで、この期間はできるだけ洗車を控えて欲しいとのことだ。
『ガラスコートスプレー プロ艶』は、施工表面に高密度のガラス層のベース、その上に特殊シリコーンレジン層を形成することで艶を生み出す。
使用箇所は塗装面のあるボディはもちろん、ホイールやスクリーン、樹脂パーツといったあらゆる場所に施工が可能。一方、施工NGな箇所は、ガラス、メッキ、鏡面、ゴム類となっており、素材によっては効果が変化してしまうことがあるという。
『ガラスコートスプレー プロ艶』の水弾き効果を実験!
驚くのは、これだけの簡単施工にも関わらず『ガラスコートスプレー プロ艶』の効果はなんと1年間ももつとのこと。施工素材、保管状況、メンテナンスによって期間は異なるとのことだが、艶のある見た目と表面の保護効果が1年間にわたって続くという。ちなみにコンディション維持のためには2週間後の重ね塗りが効果的とのことだ。
気になるのは、『ガラスコートスプレー プロ艶』の効果。見た目は明らかにしっとりとした深みが出て、艶かになった印象がある。一方のコーティング効果、つまり汚れや水を弾く効果はどれくらいアップしているのだろうか?
百聞は一見にしかず。ということで、フェンダー部分にテープを貼って片側だけ『ガラスコートスプレー プロ艶』を施工してみると…、
フェンダーの左側にテープを貼って未施工とし、指差している右側だけ『ガラスコートスプレー プロ艶』を施してみた……のだが、まず見た目の違い驚かされた。明らかに『ガラスコートスプレー プロ艶』を施した部分は艶やかなのだ。“プロ艶”名前に偽りなしである。
コーティング効果を確かめるべく、水をかけてみてさらにびっくり! 水弾き効果において施工前と施工後では驚きの違いが出たのである。
一目瞭然。水切れが悪い左側の未施工部分に対し、『ガラスコートスプレー プロ艶』を施した画面右側はシャワーで水をかけている時点で水弾きが違う。これは見るからにホコリや汚れが付着しにくそうな雰囲気だ。
あまりに未施工部分と施工部分の水弾きの違いが面白かったので動画も撮ってみたのでぜひぜひ参考にしてほしいぞ!
文:谷田貝 洋暁