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【これ1本で完結】バイクを丸ごとクリーンナップ&ガラス系コーティングできるSurLusterゼロフィニッシュ

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

目次

塗装部分だけでなく、樹脂パーツにも使用できる汎用性の高さが光る!

SurLusterゼロフィニッシュ

1本でマルチに使えるお手軽スプレー式が現在の主流

現在、市場で人気を集めているスプレー式のワックスやコーティング剤は、汚れ落としと艶出し&保護が1本で完結できるタイプが主流となっている。

通常、本気のプロレベルの洗車となると……

  • まずは中性洗剤と水を使って洗車を行って
  • 粘土で塗装部分の鉄粉除去
  • 水をしっかり拭き取って
  • 塗装、樹脂部分などそれぞれに最適なワックスをかける

といった手順になると思う。

それがスプレー1本&1つの工程で十分満足できるほどの、艶とコーティングを得ることができれば、時間もコストも大幅に節約できることになる。

また、集合住宅の駐輪場にバイクを保管している人にとっては水を使った洗車がしづらいといった理由もあるのかもしれない。

現役用品店スタッフに聞いた人気ナンバーワン商品!

SurLusterゼロフィニッシュ

そんな群雄割拠のスプレー式ワックス&コーティング剤商品の中で、今一番人気なのがここで紹介するSurLusterゼロフィニッシュらしい。

過去、バイク用品店で働いていた私が、元同僚の現役二輪用品店店長と雑談していた時に薄ぼんやり聞いたのだからたぶん間違いないだろう。そこで、実際に使ってみることにした。

SurLusterゼロフィニッシュ
“ギラ艶”ってコスメっぽいコピーです
SurLusterゼロフィニッシュ
みんカラに投稿されたパーツレビューの内容に基づいて、カービューが独自にまとめた賞を受賞しています!

SurLusterゼロフィニッシュのここが良かった

スプレーして拭き上げるだけ。確かに簡単!
本当に場所を選ばず使うことができる。
確実に輝いて艶が出る。
容量たっぷりコスパも高い!
ガラス系コーティング剤だし、スクラッチ傷も目立たなくなる!

SurLusterゼロフィニッシュを手持ちの塗装部品で施工実践!

SurLusterゼロフィニッシュ

今回は、長期保管でホコリの被ったVmaxのダミータンクカバーをゼロフィニッシュで磨いてみることにした。

一般的なバイクのタンクと同じように、鉄にウレタン塗料でペイントされた部品だ。表面はトップコートと呼ばれるクリアがペイントされており、このクリアの層に細かいスクラッチ傷が入ることで艶が失われていく。

SurLusterゼロフィニッシュ

作業手順は缶の裏に記載されている。

表面に付着したホコリや砂利が研磨材となって塗装面に傷を入れてしまうので、いきなり空拭きは絶対に避けたい。

SurLusterゼロフィニッシュ

ホースの水でじゃぶじゃぶ流すのが理想だが、水道が無ければバケツの水に十分に浸したウェスで塗装面を優しく撫でるように表面の汚れを落とす。

濡れたままでも使用できるが、撮影の都合上、水を拭き取った後に施工部分の効果が良くわかるように半分マスキングした。水拭きでかなり綺麗になってしまったのが少し誤算であった。

SurLusterゼロフィニッシュ

スプレー前に缶をよく振る。

SurLusterゼロフィニッシュ

スプレーしてみると、無色透明でほんのり溶剤臭が漂う。

SurLusterゼロフィニッシュ

拭き上げは軽い力で擦るだけでOK。液状なので柔らかく、伸びやすいので使いやすい。

SurLusterゼロフィニッシュ

磨き上げることで確実に艶が深まった。新車並みとはいかないが、先ほどとは明らかに輝きが違う。

SurLusterゼロフィニッシュ

未施工部分と比較するべくマスキングを剥がしてみることに。

SurLusterゼロフィニッシュ

最初の水拭きが結構効いていて、写真で見ると明らかな差異が現れることは無かった。残念……。

SurLusterゼロフィニッシュ

そこで、霧吹きで水をかけて、水はじき状態を確認してみることに。

SurLusterゼロフィニッシュ

手前側がSurLusterゼロフィニッシュで磨き上げた部分。やや水弾きが強いように見える。親水タイプでは無く、水は玉のようになって弾く撥水タイプだ。

SurLusterゼロフィニッシュ

塗装樹脂のフェンダーに施工してみたらあきらかに綺麗になった!

今度は塗装済み樹脂を磨いてみることにした。

SurLusterゼロフィニッシュは塗装樹脂だけでなく未塗装樹脂部分にも使用できる。洗車時にいちいちワックスを使い分けなくて良いので、この点は非常に楽だ。

SurLusterゼロフィニッシュ

元々汚れていたこともあったのだが、かなり艶っ艶になった。ウエスがツルッツルに滑る感覚が気持ち良い。

SurLusterゼロフィニッシュ

マフラーのクロームメッキにも使える!綺麗になる!

耐熱温度も300度まであるので、マフラーやエンジンなどにも使用可能だ。塗装面とは別に耐熱ワックスを用意しなくて良いのである。

SurLusterゼロフィニッシュ

クロームメッキもやはりというか当たり前なのだが綺麗になった。定期的にSurLusterゼロフィニッシュを使うことでコーティング効果があるので錆の発生を抑えることができるだろう。

SurLusterゼロフィニッシュ

こんな場所には要注意!

ホイールをSurLusterゼロフィニッシュ磨くことでブレキーダストで汚れにくくなるなどの効果が見込めるが、ブレーキローターにやタイヤ(特にトレッド面)には付着しないように注意したい。

SurLusterゼロフィニッシュ

ウエスに直接スプレーして拭き上げれば、液剤を付着させたくない部分を避けることができる。

SurLusterゼロフィニッシュ

シートにワックスが付いて過度に滑るようになると、乗っていて結構危ないので液剤が付着しないように気を付けたい。水で洗ってもなかなか落ちないので厄介なのだ。

SurLusterゼロフィニッシュ

ライトユーザーが週末の洗車を手軽に済ませたいならオススメのケミカル!

スプレーして拭くだけの手軽さ、車体の至る所に使える汎用性の高さ、そして確実に深まる艶を実際に目にしてかなり使えるケミカルだと実感できた。

一方で気になる点が少しある。

ガラスコーティング系コーティング剤とパッケージにはあるが、これはいわゆる専門コーティング業者の行うガラスコーティングとは異なり、硬化してガラス皮膜を形成するものではない。
そのため、コーティング効果は1ヶ月くらいであるし、劇的にボディが傷つきにくくなるといった効果は見込めないだろう。

しかし、リーズナブルな価格で手軽に使えるものなので1ヶ月も持てば十二分である気がする。

また、成分に石油系溶剤が含まれていることも知っておきたい。

SurLusterゼロフィニッシュ

ボディコーティングガチ勢の中では、この石油系溶剤が塗装を冒すものとして認識されている。

個人的には新しいバイクの純正塗装であればそんなに気にする必要も無いとも思う。
私も石油系溶剤が入っているクリーナーワックスを様々使ってきて、明らかな塗装劣化などを体験したことがないからだ。

しかし、旧車の塗装とか自家塗装のラッカーとか水性ペイントの類に使うときは注意した方が良いとは思う。

何より、とにかく手軽に素早く綺麗になって、雨水や汚れを寄せ付けないワックスコーティング効果がスプレー1本で得られるので、これは多くの人に受け入れられるわけである。

1本持っておくと良いかもしれません!

SurLusterゼロフィニッシュ

価格2,853円 (税込) ※パークアップ販売価格
品番S-125
内容量300ml 
対応塗装塗色全塗装色対応 
濡れたまま施工可 
液性液性

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