Moto meganeをご覧の皆さん、こんにちは!あおです。
バイクの外側は洗車で綺麗になるけど、中はどうなんだろう?
気になる方はいませんか?
私は気になりすぎたのでエンジンを開けてみました。
生産後一度もO H(オーバーホール)していないセローのエンジンの中がこちらです。
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汚っ!!!
前オーナーさんも私もオイル交換の頻度は高めだったのですが・・・見事に真っ黒ですね。
この黒いススみたいなものをカーボンと呼びます。
カーボンとは簡単にいうと燃えカスのことです。BBQや焚き火をすると焚き火台に燃えカスのような真っ黒なススがつきます。エンジンの中でもガソリンを燃やして小さな爆発が起きています。その燃えカスがついてしまうんですね。
カーボンを綺麗にするためには
- エンジンオイルをこまめに交換
- 添加剤を使用する
- フラッシングオイルで洗浄する
- エンジンを開けてオーバーホールする
などの方法があります。エンジンを開けてオーバーホールするのが一番確実で綺麗にはなりますが、なかなか気軽にはできないですよね。
そこで登場するのがフラッシングオイルです。エンジンの中に循環させて溶剤で汚れを浮かせて取ってくれる物になります。
今回は、オイル添加剤が有名で多くのファンを持つスーパーゾイルのフラッシングオイル・エンジンオイル・ガソリン添加剤をお試しさせていただきましたので早速レポします!
実際に使ってみる
フラッシングオイルの使い方は通常のエンジンオイル交換の手順とほぼ同じです。
1.古いエンジンオイルを抜きます
事前にアイドリングしておくと古いオイルが抜けやすくなります。
2.フラッシングオイルを規定量の2/3入れます
規定量の2/3程度のフラッシングオイルを入れます。
セロー225は規定量が1000mlなので今回は700ml使いました。
入れたらまた数分間アイドリングしてエンジン内部にフラッシングオイルを循環させます。
3.フラッシングオイルを抜きます
エンジンオイルを抜く手順でフラッシングオイルを全量抜きます。
4.オイルフィルターを交換
エンジン内部の剥がれた汚れがオイルフィルターに溜まるので、新品に交換しておきます。
5.新しいエンジンオイルを入れます
最後にエンジンオイルを入れます。オイルフィルターも交換しているので規定量は1100mlです。
数分間アイドリングしてオイルを循環させた後、オイルが適正量になっていれば完了です!
作業時間的にはアイドリングの時間も入れて1時間もあればできます。
番外:ガソリン添加剤
満タンにしたガソリンタンクにガソリン添加剤を入れます。
商品には「燃料40~60Lに対し本品1本(80cc)を添加」と書かれています。
セロー225の燃料タンクは7Lなので1/10量を入れます。1本で10回分も使えるとはコスパ良さげ!
番外:チェーンルブ
忘れがちなチェーンへの注油。洗車や整備のタイミングでやるようにすると◎
吹き付けるときはチェーンの裏に厚紙や段ボールを当てると周りに飛び散らなくて良いですよ。
スーパーゾイルのチェーンルブは粘度が高いので、オンロード向きだと思いました。高速で走っても飛んで行かなさそうな頼もしさがあります。
使ってみた感想
変えてから少し走ってみました。
正直、劇的に変わった!!という感じはしませんでしたがパワーは少し出た気がします!
と言うのも実は春にエンジンを開けてオーバーホールして、カーボンを綺麗さっぱり取り除いたばかりなんです。(タイミング笑)冒頭の写真はその時に撮ったものでした。
オイルも頻繁に交換しているので、あまり汚れが溜まってなかったのかもしれないですね。
スーパーゾイルには汚れを落とす力だけではなく、内部金属にできた凸凹を再生して整え、皮膜を作る作用もあるそうです。
洗車や整備後など、綺麗な状態で使うとその効果を保ち続けてくれ寿命を伸ばす効果があるのだとか。
綺麗な状態を保ってくれるのはありがたいことですね。
- エンジンをOHするのは大変なので、もう少し気軽に作業がしたい時
- 走行距離も伸びてきて燃費やギアの入りが悪くなったと感じた時
上記のような場合に使用するとエンジン内部を綺麗にできて良さそうですね
逆にオイル交換をずっとしていないバイクには使用に注意が必要です
フラッシングオイルで汚れをおとした時に詰まってしまう可能性があるからです。
心配な方は信頼できるショップなどで相談してから行ってくださいね!
使い続けることで愛車の寿命を伸ばしてくれるものだと思います。
日頃のメンテナンスをしっかりして、愛車を大事に長く乗ってあげたいですね♪