【brand pickup】
MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ♪
バイクで走るのは大好きだけど、メンテナンスが苦手な男、さすライダーです。
自分でもビックリするくらいの心配性なので、間違ってどこか壊したら嫌だな、、、となかなかメンテに手が出ないのですが、せめて注油くらいはやってみようかな?
ということで、オイル添加剤で有名なスーパーゾイルの潤滑スプレー、その名も「スーパーゾイル・スプレー」でセローちゃんを整えてみました(1998年製セロー225WEの場合の解説です)。
スーパーゾイル・スプレーは手軽に使える潤滑剤
バイクは金属同士が擦れあって動く乗り物なので、各部をスムーズに動かす潤滑剤が欠かせません!
しかし、僕のようなメンテ音痴ライダーは「何処にどの潤滑剤を使えばいいのか分からない」から困ったものです、、、
その点スーパーゾイル・スプレーは、エンジンの組付け、ベアリング、ワイヤー、チェーンなど様々な場所にシュ〜っと吹くだけなので安心です。
しかもオイル添加剤として絶大な信頼を得ているスーパーゾイルの「金属表面改質剤」を配合しているので、潤滑性の向上に加えて寿命を延ばす効果も期待できます!
ちなみにスプレータイプの潤滑剤は効果が短い傾向にありますが、スーパーゾイル・スプレーは効果が長続きするのも特徴です。
クラッチワイヤーの注油
まずは手始めに、、、というより僕は初めてなのでめっちゃ緊張ですが、クラッチワイヤーにスーパーゾイル・スプレーを吹こうと思います。
クラッチは運転中に頻繁に使う部分なので、定期的にワイヤーに注油しないと操作が重くなったり、最悪切れることがあるみたいです(汗)。
なのに今まで一度も注油していない自分を呪いたいですが、今回で挽回しようと思います!
ということで、まずは作業しやすいようにハンドガードを外しました(純正なのでネジを回すだけ)。
ハンドガードを外すとクラッチレバーを留めているボルトが判明するので、それを外してフリーにします。
そしてレバーの遊び調整部分にゴムカバーがついている場合は、それを横にずらしておきましょう。
お次は遊び調整ネジを極力レバー側に回して「レバー・レバーホルダー・調整ネジのストッパー・調整ネジの切り込み」を一直線に並べて、ワイヤーごとレバーを外します。
あとはレバーに引っ掛かってるワイヤーの先っちょ(タイコと呼ぶそうです)を外せばワイヤーがフリーになります。
さて、ワイヤーにスーパーゾイル・スプレーをシュッと吹くだけでは何の意味もないので、ここでワイヤー注油の専用品「ワイヤーインジェクター」を投入します。
何も難しいことはありません、ワイヤーをしっかりと挟んで、注入口からスーパーゾイルオイルを吹くと内部に流れていく、、、という仕組みです(と言っても僕には結構難しかったです…)。
オイルを流し込む穴の大きさによっては、スプレーのノズルが入らない場合がありますが、その場合は径の小さいノズルに変える必要があります!
ちなみにオイルは思い切り吹くとドバドバ漏れてしまうので、ゆっくりと時間をかけて吹きましょう。
それからどんなに丁寧に吹いても多少は漏れますので、汚れてもいい雑巾とかを敷いた上で作業しましょう。
インジェクターにある程度のオイルを吹き込んだら、エンジン側のクラッチワイヤーの先からオイルが流れ出てきます(感動)。
これでワイヤー(ホース)内にスーパーゾイル・スプレーが行き渡ったので作業完了です!
あとは余分なオイルを拭き取って、クラッチレバーを再度取り付けましょう。
スロットルワイヤーの注油
お次はクラッチに続いてスロットルワイヤーの注油ですが、僕は「アクセルワイヤー」だと思っていたので、ググってもなかなか情報が出てこなくて焦りました(苦笑)。
こちらもクラッチワイヤーと同じく、ワイヤーインジェクターを使ってスーパーゾイル・スプレーを吹き込んで、反対側から出て来ればOKです。
ということで、こちらもまずはハンドガードを外します。
アクセル、、、じゃなくてスロットルワイヤーが入ってるボックスの2つのネジを外して、パカッと開けると中にケーブルホルダーが入っているので取り外します。
こちらもクラッチワイヤー同様にタイコをホルダーから取り外すと、ワイヤーがフリーになります。
本来は「引き・戻し」という2本のワイヤーがあるようですが、何故か僕のセローは1本で困惑しましたが、、、どうやら「1本引きにする」というカスタムがあるようで、おそらく前オーナーさんがそうしていたのでしょう(汗)。
とにかく1本でも2本でもワイヤーインジェクターを取り付けて、スーパーゾイル・スプレーを吹く作業は同じなので粛々と作業します。
吹いたオイルがエンジン側のワイヤーの先から出て来れば、これにてスロットルケーブルの注油は完了です!
ちなみに恥ずかしながら、僕はエンジン側のクラッチ・スロットルケーブルがいまいち何処にあるのか分かりませんでしたが、そんな時はレバーの動作と連動する場所を探せばOKです(初心者による初心者へのアドバイス)。
スイッチボックスの注油(手抜きVer.)
ヘッドライトやウインカーのスイッチ類も、実は注油が必要な箇所です(知りませんでした・汗)。
本来は分解した上で清掃、それからグリスアップするのがセオリーですが、僕のようなメンテ音痴には手抜きVer.をおすすめします。
具体的にはスイッチの隙間からスーパーゾイル・スプレーを吹くだけ!という非常にシンプルな方法です。
注油後はスイッチを何度か動かして、はみ出た余分なオイルを拭き取れば完了です。
クラッチ・ブレーキレバーの注油
まずは大前提として、クラッチ・ブレーキレバーの注油は、ワイヤー注油時にレバーを外したり露出したりするので、その時に清掃と合わせてやるのがベストです。
しかしそれが面倒な場合や、時間がない場合、そして僕のようなメンテ音痴ライダーさんは、レバーの根本やホルダーの隙間にノズルを突っ込みスーパーゾイル・スプレーを吹きましょう!
レバーを握った状態だと隙間が広がるので、さらに注油しやすくなります。
サイドスタンドの注油
これは簡単なので僕も定期的にやっていますが、サイドスタンドの注油は効果抜群です!
スタンドを出したり払ったりする際に、動きがスムーズだとご機嫌になれます。
稼働部にスーパーゾイル・スプレーを吹いて、何度か動かした後に余分なオイルを拭き取るだけのイージー作業です。
チェンジペダル・ブレーキペダルの注油
チェンジペダルとブレーキペダルも金属同士が擦れ合う部分なので、やはり注油すると動きが良くなります!
こちらもスーパーゾイル・スプレーを稼働部に吹いて、ペダルを数回動かし余分なオイルを吹くだけで完了です。
特に僕のように古いバイクに乗っているライダーは、これだけで操作が快適になることもあります。
注油後に試乗してみた結果
過去最高に色々な場所に注油して整えたセローちゃんで走ってみたところ、操作系統が分かるレベルでスムーズになっていました!
正直、思い込みやフラシーボ効果的な「あ、何となく違うかな?」くらいの微妙な変化だと思っていましたが、ちゃんと素人でも分かるレベルでクラッチが軽く、レバーの動きが良く、スロットルの回りが良くなっていました。
結論、ありがとうスーパーゾイル・スプレー!今度からは定期的に注油しようと決意しました。
バイク以外にも使えます
スーパーゾイル・スプレーは、金属同士が擦れ合う箇所の潤滑なら、バイク以外でも全然使えます!
例えば、ドアや門の金属製の丁番、自転車のペダル、工具の可動部などです。
年季の入った家(こちらも1年間空き家)の網戸のスライド部にも吹いてみたところ、スライド時の引っ掛かりがほぼ消えました。
まだまだ僕の家には動きの悪い箇所が山ほどあるので(汗)これから色々な場所に吹こうと思います。
簡単で効果抜群!
金属同士が擦れ合う場所にシュ〜っと吹くだけ!本当にたったこれだけで効果抜群です。
しかも、ただ潤滑性が向上するだけではなく、ゾイル成分が金属表面を再生して、寿命まで伸びるオマケ付きです。
愛車を良好な状態で長持ちさせるために、定期的にスーパーゾイル・スプレーを吹くことをおすすめします!
ちなみにガレージに常備しておきたい280mlと、ツーリング先に持っていけるコンパクトな80mlがあります。