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食指が動く!バイク用のスマートモニターに2万円を切るシンプルモデルを簡単装着

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ♪ 自称「スマートモニター評論家」のさすライダーです。

僕は今まで公私共に様々なスマートモニターを試してきましたが、結局は使う機能ってごく一部なんですよね…

なのでガジェット好きとしてはもちろん「全部入りハイスペック」なスマートモニターも大好きなんですが、逆に機能を絞ったシンプルかつお手頃価格のスマートモニターも好きだったりします(評論家っぽい意見)

ってことで、以前モトメガネでレビューした、カスタムジャパンの人気スマートモニター「スマートライドディスプレイ 5インチ 」の新型モデルスマートライドディスプレイ 5インチ Basic」が、まさに「シンプルかつお手頃価格なスマートモニターになっているので、早速試してみた次第です。

人気スマートモニターの新型が登場!
目次

スマートライドディスプレイ 5インチ Basicとは?

今回ご紹介する「スマートライドディスプレイ 5インチ Basic(以下、SRD5 Basic)」とは、大阪発のバイクパーツを販売するメーカー「カスタムジャパン」が手がけた新型のバイク用スマートモニターの第2段です。

東京モーターサイクルショーにも出展している「SHAD」や「TIMSUN」の日本総代理店、それから数多くのプライベートブランドを展開するカスタムジャパンが企画・開発を製造工程から販売までダイレクトに行うことで「驚き価格で、安心品質」というライダーにとって非常にありがたい一品となっております!

そもそも先代モデルは税込29,800円という相場クラッシャーな低価格ながら「CarPlay・AndroidAuto、前後ドラレコ、タイヤ空気圧センサー、GPS」を網羅している「全部入りスマートモニター」として好評でしたが、新型のSRD5 Basicは「CarPlay・AndroidAuto」のみに機能を絞ったシンプルな仕様となっております。

そして、その分お値段がなんと!税込19,800円という…何やら怪しい、そして聞いたこともない海外メーカー製品並みの価格になっており…加えて先代モデルと比べて配線や取り付けが簡単になったことも特徴です!

つまりは新型のSRD5 Basicは「取り敢えずスマートモニターを試してみたいエントリーユーザー層」そして「既にドラレコやタイヤ空気圧センサーを導入済みでモニターだけが欲しいライダー」にまさにピッタリのモデルなんです。

先代モデルはドラレコをはじめとする全部入りが特徴
SRD5 BasicはCarPlayとAndroidAutoのみ!

SRD5 Basicの特徴

それでは先代モデルとの比較も含めながら、新型のSRD5 Basicの特徴を解説していきます。

ちなみに当然ながらSRD5 Basicはきちんと日本の技適を取得しております。

ディスプレイは5インチIPS液晶

SRD5 Basicのディスプレイは先代モデルと同じく「5インチIPS液晶」を採用しています。

決して機能がシンプルになったから、ついでにディスプレイの仕様もシンプルに…なんてことはございませんのでご安心を!

ちなみにIPS液晶は「視野角が広い」という特徴があるので、どんなライディングポジションのバイクでも、それからどんな場所にディスプレイをマウントしても画面が見やすく快適です。

視野角が広い5インチのIPS液晶で画面が見やすい

CarPlay・AndroidAutoに対応

はい!こちらも先代モデルと同じですが、SRD5 Basicは「iPhoneのCarPlay」それから「AndroidのAndroidAuto」の両方に対応しています…というより、これだけに機能を絞ったモデルです。

ちなみにCarPlayとAndroidAutoとは、iPhoneやAndroidの一部機能をワイヤレスでスマートモニター上で使える機能で、例えばGoogleMapやiPhoneのMAPなどのナビゲーションアプリを、SRD5 Basicの5インチの大きな画面に表示させることができます!

これによりスマホをバイクのハンドル周りにマウントする必要がなくなるので、今や富裕層の賜物になりつつある…わざわざ10万20万オーバーのiPhone様や高級Android様を、雨風や振動による故障リスクにさらす必要はございません

CarPlayでiPhoneの「MAP」を使用中
AndroidAutoでGoogleMapを使用中

IP66の防塵・防水仕様

SRD5 Basicは先代モデルと同じく「IP66の防塵・防水仕様」となっており、安心して大雨や台風時のライディングでも使用できます(大雨や台風の時はバイクに乗らないでね)

ちなみにIP66とは「防塵:粉塵が内部に侵入しない・防水:あらゆる方向からの暴噴流に対して保護されている」という基準を満たしているという証で、まさにバケツの水をひっくり返したような雨でもチャ〜ラ〜ヘッチャラ〜♪なやつです。

…ということで、ここは先代モデルと全く同じ仕様なので、先代モデルを水責めした時の写真をご覧ください。

これで大丈夫だから雨は余裕!

バッテリーとUSB給電に両対応

こちらも先代モデルと同様の特徴ですが、SRD5 BasicはバッテリーとUSB給電の両方に対応しております!

通常スマートモニターは「バッテリー給電」が一般的ですが、ところが僕のようなバイクいじり苦手系ライダーには「配線」という恐ろしくハードルの高い試練をクリアする必要があります…はい…

だがしかし!それがUSB給電なら車体のUSBポートにサクッと給電ケーブルを差し込むだけだし、仮にUSBポートがなくてもモバイルバッテリーを使うという手段もあります(モバイルバッテリーの置き場を確保できれば)

そして更に「USBポートがある車両同士なら付け替えが簡単というメリットもあります…だって、ディスプレイを付け替えてUSBケーブルを差し替えるだけだから…って、やはりUSB給電とは神が作りしものなのでしょうか?

左:バッテリー給電ケーブル、右:USB給電ケーブル
こちらがバッテリー給電です(分かりやすいようにバッテリーを外してます)
こちらがUBS給電です(モバイルバッテリー使用)
USBポートがある車両なら…
付け替えが楽ちんです(本体の付け替え+USBの挿し替え)

ケーブルは電源ケーブル1本のみ

これはもう機能のシンプル化による恩恵ですが、SRD5 Basicのケーブルは電源ケーブルが一本のみです。

ちなみに電源ケーブルとは先ほど説明したバッテリーもしくはUSB給電ケーブルを繋ぐケーブルで、本体にこれ以外のケーブルはございません!

先代モデルは電源ケーブルに加えて、前後ドラレコカメラの接続用ケーブルが2本ありましたが、この2本が不要になったことでケーブルの取り回しが本当に楽になりました。

特にハンドルにUSBポートが付いている場合は、もはやバイクのフレームやカウルの裏側にケーブルを通す必要すらないので…これは「全日本バイクいじり苦手系ライダー協会会長」の僕としては本当にありがたい限りです(涙)

ちなみに今回試したSRD5 Basicは発売前のサンプル品ですので、先代モデルの前後ドラレコケーブル(黄色)が2本付いていることをご了承ください。

SRD5 Basicは黒い電源ケーブルのみです(黄色ケーブルは無視してね)

開封の儀

それではみんな大好き!開封の儀へと移らせていただきます。

繰り返しますが、今回試したのはあくまで発売前のサンプル品ですので、パッケージの絵柄が製品版とは異なることをご了承ください(ぺこり)

パッケージはまんま先代モデルでした(製品版は絵柄が異なります)

ということで、ドキがムネムネする勢いでパッケージを開封したところ…中から出てきたのは「本体、バッテリー給電ケーブル、USB給電ケーブル、マウント一式(ネジや工具含む)、バイザー」と拍子抜けするほどシンプルな内容でした(製品版はクイックガイドもあり)

だって、そりゃそ〜ですよね!?なんせ前後ドラレコとタイヤ空気圧センサーに関するものが無いわけですから…そりゃ〜同梱物が先代モデルより少ないわけです。

ぶっちゃけ、開封した瞬間から「あ〜、これなら僕でも苦労しないで取り付けできそう」と感じた次第です。

あ、これなら取り付けできそう!
こちらが先代モデルの中身一式です(本体別)

車体への取り付け

それではSRD5 Basicを愛車のセローちゃんに取り付けさせていただきます。

既にここまで何度かお話ししているように、配線が楽なので本体をハンドルにマウントするだけでほぼ取り付けが完了します。(USB給電の場合)

ってことで、ハンドルを挟み込むタイプのマウントが付属しているので、まずはこれをハンドルの任意の場所に取り付けます。

ちなみに「ハンドル径」を合わせるためのスペーサー、それから更に径を増やせる滑り止めテープも付いているので、ほとんどのハンドルに取り付け可能かと思います。

もちろん取り付けに必要な工具も付属しているので、自分で何かを用意をする必要はございません。

こちらがマウント一式です
スペーサー類が充実しています
僕は滑り止めテープも使いました
滑り止めテープを巻いた上から…
マウントガシャリンコ

お次は本体の裏にマウントとの接続部、それからバイザーを取り付けますが、こちらも付属の工具で簡単に取り付けできます。

そして、接続部を取り付けた後はハンドルマウントと合わせてネジ止めしますが、後からモニターの位置を微調整することを前提に、あくまで仮留め程度の力で止めておきましょう。

ちなみに作業中に本体の背面にある「GPS」の表記が気になるかもしれませんが、これはGPS付きの先代モデルと同じボディを使っているからで、SRD5 BasicはGPS非搭載となっております。

ぶっちゃけちょっとややこしく感じるかもしれませんが…個人的には下手にSRD5 Basicの専用ボディを用意して価格に影響するくらいなら、このくらい割り切って19,800円にした方が我々ユーザーにとってHAPPYなのでは?と思います。

マウントとの接続部を取り付けます(GPS表記があるけど非搭載)
付属の工具でOKです
バイザーも取り付けます
う〜ん、いい感じ♪
マウントと接続します(仮止めレベル)

ここまで来たら後は車体のUSBポートにUSB給電ケーブルを差し込んで、それと本体の電源ケーブルを接続するだけです!

そして、バイクのイグニッションをONして、モニターに「カスタムジャパン」のロゴが表示されれば取り付け作業は完了となります。

仮にバッテリー給電でも先代モデルよりは作業工程が少ないので、僕のようにバイクいじりが苦手なライダーでも何とかなります(もちろんお店に頼むのもあり)

USB給電ケーブルを差し込む
本体の電源ケーブルと接続
イグニッションON(ドキドキ)
これが表示されればOKです

なお、取り付け完了後はバイクに跨って、モニターを見やすい位置に調整することをおすすめします。

ハンドルマウントにモニターの位置を前後左右に調整できるポイントがあるので、そこをいじってお好みの位置に固定した上で、最後に全てのネジを本締めしちゃいましょう。

工具を刺してる場所が前後調整ポイントです
モニターを前後に調整できます
ここは左右調整ポイントです
極端な例…

機能紹介と使い方

SRD5 Basicはその名前通り機能も使い方も極めてBasicなので「あ〜、僕ってこういうガジェット系苦手なんでよね(遠い目)」ってな方でもすぐに使いこなせると思います!

ってことで、バイクのイグニッションをONにして「Welcome」の表示の後に出てくるのがホーム画面です。

こちらがホーム画面です

画面の明るさと音量

まずは手始めに「画面の明るさ」と「音量」を調整してみますが、これはそれぞれの項目をタップすると出てくる「調整バー」を動かすだけで簡単に調整できます。

画面の明るさを調整中
音量を調整中

設定

お次は「設定」ですが、これをタップすると本体の各種設定項目が出てきますが、ぶっちゃけほぼいじる必要はありません(爆)

…というのも、大切なことなので何度でもいいますが…このスマートモニターは機能をCarPlayとAndroidAutoに絞っているので、それが使えれば(それを設定すれば)他に設定することはほぼないからです。

一応12個の設定項目がありますが、下の写真を見て頂ければ「なるほど、ほぼいじるものはないな…」ということをご理解いただけると思います。

ほぼいじらなくてOKです
ほぼいじらなくてOKです その2

Bluetooth

お次は「Bluetooth」ですが、これはもしかしたらタップすることすらないかもしれません(爆)

用途としては「SRD5 BasicのBluetooth上の名前」を変更することができますが、僕も含めてBluetooth上の名前にそこまでこだわる人はいないと思うので…あくまで「俺のBasic、ウルトラBasic、スーパーBasic」などにどうしても変更したい方向けの設定項目です。

Bluetooth上の名前を変更できます

CarPlayとAndroidAuto

はい!ってことで、いよいよ本命のCarPlayとAndroidAutoの登場ですが、これはタップするとiPhoneもしくはAndroidとの接続方法が表示されるので、それに従って設定しましょう(基本はスマホとBluetooth接続)

一度設定すると次回からは自動的にCarPlayまたはAndroidAutoが起動するので、後はナビアプリを使うなり、音楽を聴くなり、ニュースを見るなり、電話をするなり(できます)…どうぞ好きにしちゃってください。

ちなみに音声アシスタントのSiriとGoogleアシスタントもバッチリ使えるので、特に手が離せない走行中は大変重宝します!

あ!ひとつ言い忘れてましたが、CarPlayやAndroidAutoの音声はスマホとインカムが繋がっていれば、そのままインカムで入出力OKです(設定不要)

こちらがCarPlayの設定方法です
これはAndroidAutoの設定画面です
Bluetoothで「C5SE-4B5B0C」と接続
AndroidAutoが起動しました
ニュースも見れます
電話もできます
Googleアシスタントも使えます
ちゃんと認識してくれます(天気予報)
こちらはCarPlayです
音楽も聴けます
対応アプリは全て使えます

物理ボタン

実はSRD5 Basicの画面に向かって右側には4つ物理ボタンがありますが、これは先ほどお伝えした「GPS表記」と同じく、先代モデルと同じボディを使っている都合上そのまま付いているものです。

先代モデルでは例えば「ドラレコの録画開始・停止」などの操作が物理ボタンに振り分けられていましたが、SRD5 Basicでは何か他の操作が割り当てられるのか、それとも使用不可となるかは今のところ未定だそうです。

なので、取り敢えずもしかしたら何か操作できる…かもしれない4つの物理ボタンがある!ということだけを頭に入れておいて頂ければ幸いです。

一応4つの物理ボタンがあります

実際に使ってみた感想

最後はなんと「明日から雪が降る(北海道に住んでます)」というグッドタイミング…じゃなくて、ギリギリのタイミングでSRD5 Basicをマウントしたセローちゃんで走ってみた感想をお伝えします!

まずは結論からいうと「これで十分じゃね?」とにかくこれに尽きます。

確かに万が一の際にドラレコがあると心強いし、画面を見ただけでのタイヤの空気圧が分かると便利なんですが…結局のところ多くのライダーがスマートモニターで使うメイン機能は「CarPlay・AndroidAutoのナビゲーション」なんですよね。

ナビが使えればいいんです!

そういった意味で5インチの大画面に展開されるGoogleMapは実に見やすく、おまけにタッチ精度も良好なので目的地の手動入力(文字入力)も難なくこなせます!

さすがに日差しが本気を出している時は、若干画面が見辛い時もありましたが…少なくてもバイザーがあることで「眩しくて画面が全く見えないDEATH」ってなことにはなりませんでした。

タッチ精度は良好です
文字入力も難なくできます
スマホタッチグローブでもOKです

はじめてのスマートモニターに最適!

全部入りの先代モデルをたっぷりとレビューした僕としては、SRD5 Basicは単に機能を絞った廉価版かと思っていましたが…蓋を開けてみれば「これで十分だわ」と何度も独り言を発していました。

正直なところ多くのスマートモニターの最大のネックは、決してお安くはない「価格」だと思いますが…ところがSRD5 Basicは19,800円と実に「現実的な価格」を実現しています!

ドラレコは必要ない、もしくは既に装備している、タイヤの空気圧は自ら定期的に見ている、だから大きな画面でナビが見れればいい、ただ単純にスマホを振動による故障リスクに晒したくないだけ…そういったライダーにはむしろ「SRD5 Basicというクレバーな選択肢」が増えたのかもしれません。

そして何より!はじめてのスマートモニター導入を検討しているライダーには全力でSRD5 Basicをおすすめいたします。

結論:むしろBasic

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