こんにちは、こんばんは、おはようございます、福山理子です。
あたしは定期的にミニバイクも大好きなバイク仲間たちとツーリングに出かけます。テーマは誰かのお誕生日だったり、納車のお祝いだったり心暖まることが好きなんですが今回は仲間の一人が東京を離れ、地元の石垣島に戻るということで、お見送り企画….。
人を送ることって、とっても寂しいことですが、みんなで、いっぱい笑って前向きな「またね」にしたいと考えました。沖縄へ帰る仲間と東京にいる仲間とそれぞれの住む良き雰囲気を分かち合いリスペクトできたらいいなって。
最初に閃いたのは「東京の沖縄」。チャイナタウンは世界中にあるけれど沖縄タウンってないのかしら?多分、特産品が置いてあるところくらいしかないよね….って思いながら調べることに。すると代田橋に「和泉明店街沖縄タウン」なるものを発見!どんなところか未知だけど、ここをポイントに彼の東京での思い出や好きな場所をツーリングに組んで東京と沖縄の文化交流ができたら楽しいかもとルートを製ってみることにしました。
そして、以前から使ってみたいと思っていたツーリングアプリ「Riders Square」さんのマスツーリング機能にチャレンジ。今回のツーリング参加者でアプリ使用者が3人がいたので一緒に使ってみることにしました。
RSマスツーリングページを作成
まず感じたのは作成しているときにツーリングへの気持ちが盛り上がる!でした。イベント感ってとっても重要ですよね。仲間を招待したら、さあ完成!明日のツーリングが楽しみになりました。
集合場所はRICO LAND東雲さん
あたしたちのツーリングスタイルはフリーダム。途中参加も離脱もOKなんです。とりあえず10時の時点のメンバーはこの6人。ということで、ここから「Riders Square」さんのマスツーリングのスタートボタンを3人でポチッ。
レインボーブリッジ
まずは沖縄のお友達、貴也くんのリクエストその1「レインボーブリッジ」。
あたし的にはこの景色とたくさんのトラックに囲まれて常に揺れる感じが東京って感じです。
お天気じゃないときはガスってて。
それも東京だなって個人的に思うところ。
みんなで走るととってもいいね。
青空整備工場?
仲間の一人がパンク!!とバイクを緊急停止。
急にその場は整備工場に。女子二人は呆気に取られましたが男子たちは手早く力を合わせ、バイクをいじる。
この姿は女性にはたまらなくカッコよく映るのです♪
100円玉とかあるものが工具になったり空気入れがなぜかトランクに入ってたりと。
あたしもこんな達人カブ乗りになりたいなとポッと見惚れてしまいました。
東京タワー
リクエストその2「東京タワー」。THE TOKYO。これに勝てるもんは、やっぱりないんです。東京の大シンボル。特に語ることすらございません。何回でも何万回でもあきない、東京人も憧れの場所。そして麻布十番、六本木、青山、表参道、代々木を抜けて代田橋に。THE東京シティーから、いよいよ沖縄へGO!
笹塚高架下自動二輪等駐輪場
こちらにバイクを停めて徒歩で移動。とっても大きな駐車場だしお値段もリーズナブルでバイク乗りにはありがたい!おまけにいろんなバイクを見れちゃって、ここでもバイク談義が止まらない〜。バイク乗りのサガでございますな。さ、お腹空いたよ!進まなきゃ!
サイカパーク
東京都渋谷区笹塚1丁目46
沖縄タウン杉並和泉明店街
大きな道路に囲まれたこの場所のどこに一体全体、沖縄があるの?と、ちょっと怪しみながらしばらく歩く一同。そして、あれがきっとそうじゃない?と大きな赤い鳥居のような入り口を発見!わ〜あった!あった!あった!っとみんなで一安心。
中に入ってみると三線の音色が聞こえ、オリオンビールの青赤白の提灯がぶら下がり、島酒が並ぶ。シャッター感が、なんともいい味出している市場にはお食事処があり、どこに入ればいいの?と悩んだくらい。うちから1時間もかからない場所だけど今度は泊まりで来て、ゆっくり夜を泡盛でも飲んで過ごしてみたいなぁなんて思うくらい雰囲気がある。
ランチしたお店もとっても美味しくて島出身の貴也くんも「美味しい」と絶賛。そして、彼から沖縄の方言や聞いたことのないメニューはなんなのかと教わったりして沖縄を学び文化交流もできた楽しいランチに。デザートは沖縄のアイス「ブルーシール」と沖縄のソールフードのサーターアンダギー。これを全て完食して本当に沖縄に来ちゃった!をまさに味わいました。ここの商店街の感想を貴也くんに聞いたら「沖縄に帰った気分です」。嘘?本当に?そこまで?でも飛行機にでも乗って遠くの街にやって来た!感ありました。実際はミニバイクというのが最高過ぎるんですけどね。
そうそう、お店をされてるほとんどの方がこちら周辺が地元だそうなので、なぜこの商店街ができたのか尋ねてみると15年ほど前に「簡単に言えば町おこしでできたの」と言われ、島の方が移住して来ただとかみんなで勝手に想像しちゃってた、あたしたちはずっこけちゃいました。沖縄の方々が来てご指導してくださってとのこと。だからこんな楽しい商店街ができたんですね。確かに島の顔立ちの方は一人も見当たらなかった….。昔は、ものすぐ盛況で「よこすり横丁」(すれ違いざまにスリがされるほど、ぎゅうぎゅう)なんて言われてるくらい混んでいたんですって。その頃も来てみたかったな。
和田堀公園
広〜い広〜い公園。黄色くお化粧を初めた木々たちがとても美しかったです。冷たくなり始めた空気を感じながらお散歩って優雅ですよね。
サメがいるという写真を見てそれを目指して来たのですが、サメはお食事どころの中にある釣り堀でしか見られません(有料)。一同サメを見たさにお茶をしましたが、ビニールハウスがとってもあったかくて、ライダーのちょい冷えた体を温めてくれるのにちょうど良い温度。コーヒーをみんなんで飲見ながら、意外と良いティータイムになっちゃいました。ここでメンバーの、しもにーはお仕事のためお帰りに。
深大寺
深大寺蕎麦はかなり有名と、あたし、この日に初めて知りました。ここへのスタートが少し遅くなったため深大寺様へのお参りは間に合わないかもに。だけど、お蕎麦はもしかしたらいけるかも?!と、まだお腹は誰も空いてなかったけど、欲張りなあたしたちは安全にでも心は焦りながらみんなで走って向かいました。着く頃にはもう空は真っ暗。そして、なんとか無事に開いているお蕎麦屋さんを見つけて深大寺蕎麦を食すこともできました。(深大寺さま周辺には20数店舗が並んでいるらしいです)ツーリングしてると本当に当にお腹って別に胃袋が存在するから困るけど嬉しい。ここはなんだか箱根に来たような風情があって東京の奥深さを知れました。
稲城長沼駅
そして今回のマスツーリングの最終地点へ。今回の旅のしめがなぜ駅なの?ですよね。まったく沖縄と東京を結ぶ旅の理由がここなのかわからないし繋がらない….。でも、ただ夜の暗闇に浮かび上がる赤い大きな物体はかなりのインパクト。
朝から走って暗くなってそれ自体でかなり走ったね、暗くなったねとライダー特有の何かやりきったというか言葉にできないなにかがあるのだけど、その中で赤く光るこれってまじ、なんか不思議な気持ちを引っ張られちゃうんです。
さらにこの赤い「ボトムス」の真後ろには「ガンダム」があるんですけど、なぜこの駅に?ですよね。説明書きを読んでみたら両作品でメカニックデザイナーをされた大河原邦夫さんがこちらの出身なんですって。「機動戦士ガンダム」のモビルスーツのデザインって素敵すぎる・・・・。来て良かった!
それと、こちらの駅構内のおトイレをお借りましたが、快く貸していただいたのも嬉しかったんですが駅長さんの張り紙もよくって。(おトイレはライダーにとって大問題ですもの)そししてここで生まれた大河原さんは良い環境で素敵な作品を作られたのねと勝手な想像まで辿り着きうるうるしました。なんでここがゴールなんでどうでもいい!いい駅だからが答え。
RSマスツーリング機能の停止ボタン
そしてここで解散の予定が、お仕事を終えたメンバーのGOROさんが貴也くんに挨拶をしたいということで新宿のしもにーのお店で合流することに。こちらでは高野さんがお帰りに〜。このあてどもない感じがまたツーリングの良きところ。そしてRSマスツーリング機能はここで停止ボタンを押しました。
251
GOROさんの待つ「251」さんへ。このお店は仲間の一人、吉本興業の芸人さん「パタパタママ」下畑博史さんこと、しもにーのお店。明るいしお食事も美味しいです。夕方別れたのに、結局ここが待ち合わせ場所。仲間ってそういうこと。しかし男子たち、また食べてる….。
GOROさんと貴也くんの生でないとあり得ないなんとも言えないやりとりに泣いちゃいそうになるくらい感動。バイクでできた友情に感謝。バイクでつながる仲間に年齢とか誰が偉いとか本当にどうでもいいんです。そして気持ちのいい夜は過ぎていきますした。(動画の最後の方を見て下さいね)
まとめ
東京から石垣島まで実際の直線距離は1950キロ。初めて行く東京の「沖縄タウン」。まあまあ言ったってさ的な感覚で行ってみたら石垣島の彼曰く「地元に帰ったような気分になりました」。本心は定かではないけど沖縄の音楽とゆっくり流れる時間は太陽の強さも違うければ、美しい海もないけども錯覚を起こしそうな風景がそこにはあって、みんなんで沖縄に走りにきた気分に。
そして、この紅葉の季節。「ねぇ、東京ってこんなに緑があるんだね」って常に思う旅に。仲間を送るのはいつだって寂しいことけど彼のおかげで、みんなで「東京」という街を改めて考えながら走ることができて、そんな機会を与えてくれたことには、悲しいけどありがとうを。日常は日常過ぎて忘れてしまっていることがたくさんあって、なにか大事なものを考えらせられるツーリングだなって感じました。ときには冷たく感じるこのビルたちや、高速道路。今回はとってもおしゃれで優しさや温もりさえ感じれた。
ツーリングってさぁ距離じゃないの。場所じゃないの。長く遠くを走るのが偉いわけじゃなくってどれだけ満足できたかが大切。もし町内を一周して、それで、何か嬉しいことがあれば、お花が咲いてることに喜びを持てたとしたらそれは立派なツーリング。
あたしって東京のことあんまり知らないなって思わされちゃったな。東京に生まれて東京で育って東京で生きてきたから東京のことなんて知った気でいた。自分の生きてる場所をいっぱい楽しまなきゃね。
みなさんもいまさらなんてと思わずに地元を走ってみるのいいんじゃないかと思います。意外と知らないことや知っていても仲間が違ったり、そのときの気持ちによって全然、同じ景色なんてないし親しみが深くなり生まれた場所を今よりももっと好きになれると思います。あたし、東京大好きです!
あ、そうだ。地元愛が特に深い沖縄の人。あたしの周りの東京に住む沖縄の人は哀しいけどみんな声を揃えて「必ずにいつかは島に帰る」っていいます。この旅は貴也くんが地元っていいよって、あたしたちに教えてくれた旅なのかもしれないですね。にふぇーでーびる、(ありがとう)貴也くん。
RSツーリングを使ってみた感想
初めてライダーズスクエアのマスツーリング機能を使ってツーリングしてみました。最初にも書きましたがイベント感が増してテンションが上がります。今回は3人でしたけど、もっといっぱいアプリを入れている仲間が増えたら、さらに盛り上がる感じがしますし多分あたしだけじゃなく仲間達もそんな風に思ってくれるんじゃないかなって思いました。そして経由地を確認できるし残りの走行距離なんかも出るから使ってる間も、ゴールのときどれだけ走ったかを見るのが楽しみ!でした。一人のツーリングで使うのももちろんいんですが仲間と一緒に走った距離や場所などが共有できて思い出が大きくなるなって思いました。皆さんもぜひ使ってみてくださいね。大好きな友達といっぱい笑っていっぱい食べて、走ったからこそ感じることってたくさんありますよね。それがアプリに思い出になって残りました。