今春、道路交通法改正案が可決され、一部地域では電動キックボードの実証実験がはじめられている。
実証実験の対象エリアになっている千葉県幕張の至る所では、電動キックボードシェアリング「SUMRiDE」のサービスが利用可能だ。
この連載でも複数回にわたって電動キックボードを取り上げてきたため、筆者も随分と乗りこなせるようになってきたと思う。そこで今回は少し肩の力を抜いて、幕張を街を電動キックボードでブラりと巡っていこうと思う。
海浜幕張駅近くのポートでレンタルして出発!
街ブラのスタート場所は海浜幕張駅にした。
何故なら駅周辺には、SUMRiDEのポート(駐輪場)が5箇所もあるからだ。
駅に降り立ってすぐタクシーへと乗り込むように、シェアリングサービスは行く場所によって最短ルートを選べるのがありがたい!
ちなみに返却場所は借りた場所へ戻さずに、別のポートに返却することもできるとのこと。
ただし、必ずエリア内のポートに返却するのがルールだ!
目的地を決めずにブラブラと♪
予報ではこの日の最高気温は30度近くまで上がるらしい。
普段健康のために徒歩10分圏内ならば歩くように心がけている筆者でも、湿気も相まってじんわりと汗が滲んでくる。商談前はもちろん、デート中でも控えたい季節だ(汗)。
その点、電動キックボードでの移動は汗を最小限に抑えられるため、これから暑くなるサマーシーズンには心強い移動の選択肢と言える。
飲み物を買いに、いきなり一時駐輪
気温が上がっていくにつれて、炭酸飲料が飲みたくなってしまった。
ちょうど近くにポートがあったため、そこに電動キックボードを停めて飲み物を買いに行くことに。
LINE操作で機体をロックすることができるので、少し離れる時は忘れずに施錠しよう。
一時駐輪中は別の利用者に機体が貸し出されることはないが、利用料金は加算されていくため、長時間離れる場合は一度返却してしまった方が良いだろう。
おしゃれなカフェで一休み♪
この日の幕張は、風が心地よく感じられる程度に吹いていて、また交通量も落ち着いていた。
しかし、バイクや車と違って、走行中も電動キックボードは立ちっぱなしとなるため、足に疲労が溜まってくる……。
そこで走行中に見つけたオシャレなカフェで休憩をすることにした!
若葉三丁目のポートに返却
借りたのは海浜幕張駅だが、返却ポートは若葉三丁目公園にした。
歩くと10分ぐらいの距離だが、電動キックボードだと約8分ほどで行くことができた(少し寄り道したので……)。
若葉三丁目公園へは駅からバスで行くこともできるが、待ち時間や支払いのタイミングなどもあるので、電動キックボードの方がより身近で便利な移動モビリティに感じた。
近頃幕張メッセで行われるイベントも増えてきたため、幕張に行く用事が増えてきた。そのため今後もこの街ブラ企画は継続して行おうと思う!
次回から幕張の魅力をたっぷりと紹介するので、今後も是非ご覧ください!
楽しく乗るためには、ルールを守ることが大切なのは言うまでもない。ただし電動キックボードは、そのルールが分かりにくいのも現状の課題ではないだろうか。
SUMRiDEはこの課題を解決するべく、安全講習会やSNSなどの活用を行っている。
どの会社もツールはマネできるだろうが、“安全への向き合い方”は様々。本気で向き合うからこそ、警察への被害届が必要な事故件数もゼロであり続けているのではないだろうか。