スマホを掴んで固定するのではなく、ケース自体がマウントと合体!シンプル&スタイリッシュなスマホホルダー
スマホの固定は秒速!?
他のスマホホルダーとは別発想のQuad Lock。スマホケースがホルダーを兼ねているので、ボタン類に干渉は無いし、見た目はこれ以上ないほどシンプル&スマート。装着はスマホケースとマウントの溝を合わせて45度回転させるだけ。片手で装着できるし、秒速でスマホを固定してすぐに走り出せる。
45度でカチッっと固定される感じが小気味良く、しっかり固定された感じが手にも伝わってくる。取り外しはロックレバーを押して解除するする必要があるので、両手で外す必要がある。製品はすべて樹脂でできているのだが、チープな感じが無く、永く愛用できそうだ。
バイクやスマホに合わせて商品を選び、組み合わせて使用する
今回紹介するのは、iPhone12をバーハンドルにマウントさせるためのセットとなる。ハンドルのクランプ、iPhone12用ケース。その間に振動を抑制するダンパーの3商品を組み合わせて使用した。
ダンパーが入るものの、本体は非常にコンパクトで、スマホを装着しない時も違和感が無い。ハンドルマウントの脱着には工具が必要になるので、少し手間ではあるのだがこれなら付けっぱなしでも良いと納得できるサイズだ。
バイク用以外にもランニング時に腕にマウントする製品や、車、自転車用など多彩な商品がラインナップされる。ケース側は共通なので、生活の中の様々な場面でQuad Lockを活用することができる。
今回は3商品を使用
iPhone12proをマウントするには写真のような部品構成となる。商品としては3つを揃えて組み合わせることになる。
Quad Lock HANDLEBAR MOUNT V2
ハンドルのマウントはHANDLEBAR MOUANT V2 QLM-HBRを使用する。取り付けに必要なヘックスレンチもセットで入っている。22mm(7/8インチ)、25mm(1インチ)、28mm(1-1/8インチ)、32mm(1-1/4インチ)の太さのバーに対応し、3種類のハンドルアダプターが同梱される。
価格 | 6,050円(税込) |
品番 | QLM-HBR |
取り付け可能ハンドル径 | φ22mm、25mm、φ28mm、φ32mm |
3点セット編集部実測本体重量 | 128g |
Quad Lock VIBRATION DAMPENER 衝撃吸収ダンパーQLA-VDM
バイクの振動がスマホに伝わるのを抑制させるVIBRATION DAMPENER QLA-VDM。高額なスマートフォンを大切にするためにも追加しておきたいオプション。
3つのラバーダンパーで振動を軽減させる。Quad Lock社のデータでは、オートバイで発生する高周波振動の、最大90%以上を低減できるそうだ。
価格 | 3,080円(税込) |
品番 | QLA-VDM |
Quad Lock CASE FOR IPHONE 12/12 PRO ワイヤレス充電対応 QLC-IP12M
Quad Lockを使用するには必ず専用のスマートフォンケースが必要になる。iPhone以外にもアンドロイド用のケースもラインナップされている。
ケースはスマートフォンにしっかりフィットする。ケースはタイトなので頻繁に脱着するのではなく、一度装着したら恒久的なケースとして利用するのがお勧めだ。背面の張り出しも少ないし、ケースとしての機能的にも秀逸。
価格 | 3,740円(税込) |
品番 | QLC-IP12M |
Quad Lockの取り付け
ハンドルの取り付け幅は16mm程度。ハンドルのカーブしていない部分に装着する。かなり省スペースなので、装着できるバイクは多そうだ。
国内メーカーのバイク(アメリカンモデルなど)以外は22.2mmのハンドルを採用する機種が多い。VMAXも22.2mmハンドルなので、付属の22.2mmスペーサーを使用する。
スペーサーを使いつつ、装着したい位置にクランプのみ固定する。付属のヘックスレンチを使用した。
次にアーム部分を固定する。このアームは360度自由な位置に固定できる。手前(ライダーに近い方)にオフセットしたい時は別にオプションが必要になる。下側に向けるとハンドルを切るとタンクに干渉しそうだ……。
ハンドル中心方向にアームを向けて固定した。ハンドルマウントとアームには歯が刻まれてかみ合わせて固定するので動くことは無い。
続いてダンパーを装着する。やはり、両側にギアが刻まれているので噛み合わせて固定する。
付属のヘックスレンチで締め付ける。
次に同様の手順でマウントを固定する。
ハンドルクランプ部に干渉しそうだったが、ギリギリ避けており、無事装着できた。
スマートフォンのマウント方法はシンプルかつ確実
スマートフォンのケースとマウントの溝を合わせてスマホを装着する。
45度傾けた状態で溝を合わせる。
そのままスマホが真っすぐになるように時計回りに45度回転させると、カチッっとロックがかかる。
スマホを外すときは青いレバーを指で押し込む。ほとんど力は必要ない。
反時計回りに45度回転させれば外すことができる。取り外しは基本的に両手で行うが、慣れれば片手でも行うことができそうだ。
調整範囲の自由度も結構高い
アームの位置は車体に干渉など無いのなら360度どの位置でもOK。シンプルだが自分で調整できる範囲は広い。
バイクを含めてアクティブに活動する人におすすめのスマホホルダー
他のスマホホルダーとは一線を画すコンセプトで使いやすさに優れたQuad Lock。基本的に樹脂製なのだが、しっかりしているし、コンパクトなので、スマホを装着していない時でも邪魔にならない。何よりデザインが秀逸でかなり格好良い印象だ。
週末ライダーだと、ウィークデーは常にスマホはQuad Lockのスマホケースが装着されている状態となるが、それも気にならないのではないだろうか。車や自転車、ランニングなどスマホを使うシーンすべてQuad Lockにマウントを準備しておけば、かなり便利なアイテムになるだろう。その他スマートフォンホルダーには無い利点である。
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