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バイクライフが更に充実!メンテや保管に便利なホイールスタンドが使える逸品だった

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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バイクライフには「地面に垂直」にしたい場面がある。代表的な場面で言うと、点検やメンテナンスが挙げられる。そして停めている時も、垂直にしている方が使用するスペースを小さくできて有効的だ。

純正のセンタースタンドがあれば、これらの垂直状態は気軽にできる。ただ、センタースタンドを装備していないバイクが多いのも事実だ。

その中で人気となっているのが、ProTOOLs(プロツールス)のフロントホイールクランプスタンドだ。センタースタンドをかけるよりも簡単だし、前進してロックできるので、目標地点で垂直にできる。

ちなみにProTOOLsはあの「SHAD」や「TIMSUN」の日本総代理店であり、『PFP』をはじめとする数多くの自社製品も展開している「カスタムジャパン」のプライベートブランド。カスタムジャパンはバイクショップや用品店へ向けての販売を70年以上も続けている老舗。品質や使いやすさはプロ・業者からの支持を得ているのだ。近頃一般ライダーへ向けた販売も開始しているので、要注目だ。

今回はフロントホイールクランプスタンドがあるバイクライフを実際に使用しながら紹介したい。

フロントホイールクランプスタンドのあるバイクライフ!

垂直の強い味方・フロントホイールクランプスタンド

保管や運搬、メンテナンス時にとさまざまなシチュエーションで活躍してくれるフロントホイールクランプスタンド。フロントタイヤをロックしてクランプに乗せるだけでホルダーが上がり、ロックしてくれる。2段階で前後調整可能。

適合車種14~18インチ、タイヤ幅110~130mmに対応。車種によってフェンダーに当たる場合があり、アンダーカウル装着車やフェンダーの深い車両(ビッグスクーターなど)には使用できないので要注意。

また、使用する場所として「凹凸がある」「キツく傾斜している」場所での使用は転倒の危険がある。

カラーにはレッドとブラックがある。

セットで手に入れたいリアのスタンド

バイクライフを紹介する前に、セットで使用したいアイテムを紹介したい。それがモーターサイクルリアスタンドだ。

フロントホイールクランプスタンドは気軽にフロントタイヤを固定してくれるが、リアはタイヤのみが接地していることになる。サイドスタンドが機能していないので、ちょっと安定性に欠けてしまう。車内への積み込みならばタイダウンで固定できるが、そうでなければ安定性を補うリアのスタンドを使用しておきたい

この後に紹介する場面では全てモーターサイクルリアスタンドを併用していく

駐車スペースを有効活用する!

写真で紹介しているのは、我が家のガレージ。家を購入した時は、バイクと車のためを考えてさえいれば良かった。しかし小さかった子どもも成長して、自転車も大きくなっていく。気がつけばバイクを置くスペースが狭くなり、出し入れをする時に自転車を移動させるという状況に……。

サイドスタンドを使用すると左側のスペースが狭くなる。置いてあるだけなら問題なさそうに見えるが、人の出入りに余裕がなくなってしまう。バイクを置いた後に自転車を戻さないと、子ども同士のケンカに発展してしまうこともあるほどだ。

フロントホイールクランプスタンドを使用した写真と比べてみてほしい。バイクの左側に余裕が生まれ、人の出入りがしやすい。自転車を移動しなくても大丈夫そうだ。今回はガレージで検証したが、地下駐車場を借りている場合などでも同様の効果は見込める。ただしずっと屋外で使用し続けることは避けたい。機能が保証できないからだ。

スタンド前後を使用すると、かなりスペースが変わる
サイドスタンドで駐車している日常風景がコチラ

エンジンオイルの油量確認には最適!

定期的に点検しておきたいところに、エンジンオイルやリアブレーキのブレーキフルードの油量がある。これらは地面に対して垂直でなければ正しい点検ができない

エンジンオイルの油量点検は「のぞき窓」タイプと「ゲージタイプ」がある。どちらにしても垂直は必須なのだが、長く垂直を保たねばならないのはのぞき窓タイプ。サイドスタンドを浮かせた状態のまま視線を水平にして確認しなければならない。

大変だというだけでなく、そのまま転倒というリスクを考えなければならない。誰かの協力を仰ぐとしても、バイクの知識や経験がないと垂直維持は頼めないし、確認するのも不安が残るもの。フロントホイールクランプスタンドとモーターサイクルリアスタンドを併用すれば、手を離して目視に集中できる。もちろんゲージ式の場合も両手で作業ができる

かなりがんばって垂直にしてチェック
余裕でチェック。見ることに集中できる

メンテナンス作業も楽に行える!

写真では例としてチェーンクリーナーをかけてみた。チェーンルーブを注油する場合(スプレー式は特に)ダンボールなどでタイヤを保護したり、ウエスで保護する方法がオススメ。付着した場合はすぐに脱脂作業を行おう。

多くのバイクはチェーンがサイドスタンド側にあるので、潜り込むような姿勢で作業を行う。一方、垂直状態で固定できていれば、姿勢が楽になる。モーターサイクルリアスタンドを使用すると、リアタイヤを回せるので、時間短縮にもなるし疲労も大幅に軽減してくれる。

リアの車高が高いのもあり、姿勢がキツい
姿勢が楽になり、片手でタイヤも回せるので作業が早い

リアスタンドを一人でも使用できる!

ホイールの清掃やチェーンのメンテナンスなどでリアスタンドを使用したい場合は多い。だが、一人でリアスタンドをかけるのはハードルが高い。車体を垂直にしてからかけなければならず、自分で垂直を維持するとなると、足を使うか片手で車体を支えなければならない。ほとんどプロメカニックが危険なのでやらない方法だ。

フロントホイールクランプスタンドでフロントをロックしてしまえば、あとはリアスタンドをかけるだけ。垂直になっているので、安心して両手を使って上げられる

一人は危険! 筆者はスタンドを壊した経験アリ
フロントで垂直ができているので楽チン!

フロントホイールクランプスタンドのある生活を始めよう

バイクライフを充実させるには手軽な価格

フロントホイールクランプスタンドは、便利さだけでなく手軽な価格というのも魅力。カスタムジャパンのサイト価格だと8,790円(税込)だ。モーターサイクルリアスタンドが4,710円(税込)。長いバイクライフを快適にできると考えれば、リーズナブルと言えるだろう。カスタムジャパンはこれまでショップへの卸売のサイトだったが、リニューアル。一般のエンドユーザーでも購入できるようになった

フロントホイールクランプスタンド レッド 8,790円(税込)
モーターサイクルリアスタンド レッド 4,710円(税込)

簡単な組み立て

組み立ては簡単で、機械いじりが苦手な人でも完成するはずだ。説明書を読んだだけでは不安という方には、YouTubeの動画で解説してくれている。使い方、組み立て方の両方が解説されているので、安心できる。作業時にスマホを用意しておくと良いだろう。

唯一難しいと感じるポイントは「穴を合わせてボルトを差し込む」というところ。小さい方の部品を並行移動だけでなく、捻る方向(角度が変わる方向)にも細かく動かしてみよう。上手くいかない場合は、力ではなく細かな合わせが大切。確認のために合わせず単体で穴にボルトを入れてみると「製品に間違いはないな」と安心できるので、やってみてほしい。

開封と確認

商品を購入(通販の場合は到着)したら、まずは開封。説明書、部品(説明書に書いてある内容)、傷の有無などを確認する

万が一不足や傷を発見した場合は当日中に連絡をしたいところ。作業をする予定の日に確認すると、その日に作業ができなくなる場合もあるので、確認は先にしておくことをオススメする

開封状態の一例。説明書、部品やボルトナット、ワッシャー類がそろっているかをチェック。

作業スペースを確保

少し広めの作業スペースを確保しよう。筆者は不器用なので、ブルーシートを二つ折り以上にして下に敷く。ボルト、ナット、ワッシャー類が落ちた時に転がりにくいからだ。

手順に沿って組み立て

とにかく手順に従うと作業が楽になり、注意力もアップする。ボルトを締める前にワッシャー類の入れる箇所と順番を確認しよう。これは意味があることなので、必ず守ろう。

工具を使用して締めるのは、可動しない箇所のみ。14ミリのラチェットもしくはメガネレンチだ。可動部は手締めとなる。非力な方や手締めだと不安だという方は、ソケットのみを使用して締めると安心だろう。締めすぎに注意だ。

他に注意点と言えば、クランプの取り付け時にボルトを入れるところ。本体の穴とクランプの穴をしっかり合わせてボルトを入れる。入りにくい場合は無理に押したり、叩いたりせずにクランプを軽く動かしながら穴が合うようにするとボルトが軽く入っていく。上下左右だけでなく、クランプと本体の角度が少し変わるように細かく動かしてみるのもポイントだ。今回の作業はYouTube動画を見ながら行った

ストッパーポストを取り付け

土台にストッパーポストを取り付け。まずは手締め
ここは工具でしっかり締める4本を2回ずつに分けて締めた

タイヤストッパーを取り付け

タイヤストッパーは可動部なので手締めでOK
可動部は動くことを確認します

タイヤホルダーを取り付け

ホルダーは二つに分かれるので、噛み合わせを覚えておきます
ボルトを通す穴は斜めになっているので注意しましょう
ボルトは内側から外側へ。逆だと入りません。クランプを少し浮かせたり、前後に動かしたりして入れていく
手締めができたらクランプを動かす
ちゃんと動くかどうか確認

ロックストッパーを取り付け

ロックストッパーを手締めで取り付けたら組み上がり!

完成! 一度使用してから増し締め

意外なほどに簡単に完成した。残った部品がないかを確認しよう。万が一残っていたら、全ての箇所を点検する。可動部は動かして、無理なく動いているかも確認してから車両を入れて使用してみる。もう一度車体を外してボルト類の締まりを確認しよう。ストッパーポストは工具を使用して締まりを確認する。

手締めの部分は手で確認
工具を使った部分は工具で確認

モーターサイクルリアスタンドも組み立て

今回はセットで使用するので、モーターサイクルリアスタンドも組み立てていく。基本はフロントホイールクランプスタンドと変わらない。こちらは工具を使って強く締める場所はなかった。ポイントは車輪部分。車輪は必ず平ワッシャーに挟まれているので、そこを忘れずに。

難しさを感じるのは連結部分のボルトを入れるところだろう。プレートを本体に合わせて差し込もうとすると、ちょっとしたズレで入りにくくなる。筆者はボルトの根本にプレートを入れて、ボルトと一緒に手で持って作業を行った。連結する部分は穴がしっかり合うように、ボルトを軽く押し込みながら、小さい方の本体を左右に細かく揺するように捻って合わせていった。それでも入りにくい場合は本体の差し込みが悪い場合もあるので、そちらの方向にも細かく動かしてみる。ナット側(ナットそのものを含む)はボルトが通ってからでも十分に作業できるので、少し避けておくと紛失の心配がない。筆者はジャケットのポケットを空にして、そこに入れておいた。

開封&内容の確認

開封した状況の例。内容の確認を忘れずに

スタンド主体を組む

主体を差しこむ。少し浮かせて、無理ない作業を心がける
左のように持ちやすい方を動かしてボルトを入れて固定

車輪を取り付ける

車輪の中心にはカラーを入れる
ワッシャーを挟んでボルトをカラーに通す
カラーをワッシャーで挟む状態にして主体に通す
同じ工程で車輪を作り取り付け。ボルトは手締め
ホイール固定スタンドを差したら、取り付け用ボルトを入れる。固く締めないこと

さっそく使ってみよう!

クランプにタイヤを合わせて入れる

使い方は簡単だが、最初は広いスペースで試してみよう。いきなり余裕の少ない場所で使用すると、タイヤの進むラインとクランプが合わずに触れてしまい、ホルダーが上がってしまうこともある。まずは慣れることが先決だ。

タイヤホルダーとフロントタイヤの進むラインを合わせて入る。少し勢いをつけた方が入れやすい。アッパーカウル付きの車両だと、タイヤの場所が見えにくいので、練習としては少し手前で停めて合っているかを確認しても良いだろう。仲間や家族に見てもらって練習しても良い。サイドスタンドを立てて自分で確認する場合、車体が少し左に傾いていることを意識しよう。

ロックストッパーを忘れずに!

しっかりとハマったら、忘れずにロックストッパーをしよう。万が一、後ろ方向へ力がかかっても外れてしまう心配がない。必ず行おう。

降ろしてみる

次は降ろしてみよう。ロックストッパーを外してから後ろへバイクを引いて降ろす。この時に楽に行うポイントがある。

一度ハンドルを斜め下へ押して、フロントフォークを沈めた反動に合わせて引くと楽だ。これは取り回しの時にも役立つ。フロントブレーキをかけながら沈め、ブレーキをリリースしながら引く練習を平坦な場所で練習すると良い。上半身は車体の中心に乗せるようにして、クランプから外れたら車体を若干自分に傾けるつもりで降ろすのもポイントだ。

上半身を乗せるようにして、フロントフォークを押し込む
反動によってフロントフォークが伸びるのに合わせてブレーキを離して引く
そのままやや自分側に倒すようにバランスを取りながら下げる
ブレーキをかけただけの状態
体重と勢いで押し込んだ状態
頭を車体から離すほど力が入らずバランスも悪いので気をつけよう

こんな練習してみよう

自信がない人は、平らな場所でフォークを押し込む練習をしてみよう。これは取り回しの時でも、段差や傾斜を後ろ向きに移動する場合に使えるテクニック。重い車両でも下げやすい。

フロントブレーキをかけておく
フォークを沈めてブレーキを離す
体重を後ろにかけるだけで下がる

まとめ

バイクライフのさまざまなシチュエーションで要求される垂直を手に入れるために、非常に有効なフロントホイールクランプスタンド。取り回しがある程度できれば、非常に手軽で便利なアイテムだ。

実際に使用してみるとバイクライフが劇的に楽になるので、ぜひ使用してみてほしい。

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