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最近、人気が「右肩上がり」の注目されているエンジンオイルがあるのをご存知だろうか? それはPFPオイルシリーズだ。中でも最高の性能とリーズナブルな価格設定で同シリーズを牽引するのが『PFPプレミアムエンジンオイル 凌駕 10W-40』で、使用したライダーを魅了している。
その人気の理由は、圧倒的な高性能に支えられたコストパフォーマンスの高さ。どういった背景から『凌駕』は生まれ、高い支持を集めるほどの性能を持つことになったのか、しっかりとお伝えしたい。今回はカスタムジャパンのオイル開発アドバイザーを務め、バイク歴45年で現在もハーレーを含む4台のバイクを所有する“バイク好き”太田 力氏にたくさんのお話を聞かせてもらった。
PFPシリーズはカスタムジャパンのプライベートブランド
長い歴史に裏打ちされた『確かな目』
PFPはカスタムジャパンのプライベートブランドだ。と、PFPの説明に入る前に、カスタムジャパンのことを書かせていただこう。なぜなら『確かな品質』のエビデンスになるからだ。
カスタムジャパンの歴史をさかのぼると、1954年にたどり着く。故・村井吉夫氏がオートバイ部品卸の『鶴橋部品』を創業したのである。株式会社 日本モーターパーツへと社名変更をし、ベンチャー型事業継承としてカスタムジャパンが誕生する。重要なのは70年以上にわたって卸業を継続・発展させている点だ。
卸で販売する先はバイクショップや用品店といったプロショップ。担当者はメカニックやバイヤーなど目の肥えた人ばかり。そこで大切なのは「確かな品質と適正な価格」であり、プロを納得させる“目”だ。
カスタムジャパンはこれまでお店を中心にネット販売を手掛けていたが、最近になってエンドユーザーであるライダーが直接購入できるシステムを導入。誰でも気軽にショッピングが楽しめるようになった。
プライベートブランドPFPの中でも異質なオイルシリーズ
先述の通り、カスタムジャパンのプライベートブランドが『PFP』である。オイルエレメントなどをはじめとして、純正互換の製品がラインナップされている。純正のクオリティを維持しながらリーズナブルな価格設定としている。
だが、その枠組みから突き抜けているのがエンジンオイルシリーズ。太田氏の言葉を借りると「純正よりちょっと上のクオリティ」を実現している。
そこには「安心感とか、上質感とか、欲しいでしょう?」というライダー心理が働いている。何せ太田氏自身がバイク歴45年、現在も4台のバイクを所有する“バイク好き”だから。エンジンオイルは性能の違いを感じられる製品であり、エンジンを長く良い状態を維持するために重要だからだ。
よくあるワンランクアップとして「粘度」や「オイルの種類」がある。純正指定の粘度が10W-30だったら10W-40を入れる。最近のバイクは低粘度にして燃費や環境性能を上げる傾向にあるが、夏場など油温の上昇が気になる場合は粘度を上げて対応する。一方で鉱物油が指定である場合、半合成油や化学合成油へとランクアップさせるライダーも多い。これも高温対策や走行パフォーマンスの向上になる一方で、価格で考えれば高くなってしまう。
そこで指定そのままでも少し上の性能を持たせることで、コストパフォーマンスは大きく上昇させられるというワケだ。
突出した性能を持って登場した“凌駕”とハーレー用20W-55オイル
ライダーの「わがまま」を具現化した高性能
PFPのエンジンオイルシリーズ中、突出した性能と存在感を持っているのが『PFPプレミアムエンジンオイル 凌駕 10W-40』である。凌駕という名前の由来は「バイク本来の性能を凌駕させるオイル」という開発の本質だ。高温でも粘度を保ち、冷却性能も高い。それでいて低温での流動性を確保している。さらに耐久性や洗浄性、酸化安定性にも優れている……。さらにカスタムジャパンでの価格は3,280円(税込)というコストパフォーマンスに優れたもの。
オイル選びが国産バイクと比べても特に限定的になるハーレー・ダビッドソンへも素晴らしいオイルがラインナップされている。20W-55と高い粘度でありながら、低回転の安定性や冷却性能を高めている。それでいてカスタムジャパンでの価格は1,720円(税込)という驚きの数字になっている。
こんなに幅広い性能にコスパに優れた価格というのは、ライダーならば抱いてしまう「わがまま」にも似た気持ちを具現化していると言って良い。それもそのはずで、前述の通り、開発した太田氏がライダーであり、抱いていた気持ちだからだ。それではこの後、もう少し細かく性能を説明し、ヤマハのTRX850での凌駕の使用感もお伝えしよう。
高い潤滑性能と低温時の流動性はハーレーから生まれた
今回お話を聞いた時に最も驚いたのは、ハーレー・ダビッドソンのエンジンに対応する中で凌駕が誕生したということ。ハーレー用20W-50オイルの開発で工夫を重ねたノウハウを活かしているのだ。ストリートの中でもスポーティーなイメージを持っていただけに意外だった。
「あの有名な3拍子が、過酷なんですよ」
自身がハーレーを所有した時に、衝撃を受けたのだという。実はあの3拍子をはっきり出すというのは、アイドリングを下げているのだ。「3拍子にすると壊れるよ」と言う人もいるほど。太田氏は油圧計を取り付けてみたところ、ほとんど0を指していたのだそうだ。
油圧計が0を指すほど低いと、問題が起きる。「必要な場所に必要な量のオイルが行かない。これをどうするか、がオイル開発に大きな影響を与えました」ということだ。
流動性を高めて低い油圧で動く量を増やす。そして量が少なくてもしっかりと性能を発揮すること。どちらかではなく両方からアプローチして開発されたからこそ、スポーティな性能の凌駕へとつながった。高い流動性の実現でエンジン各部にオイルを行き渡らせ、メカニカルノイズと振動を軽減してくれる。これはハーレー用オイルに限らず、凌駕を使用すればすべてのバイクで体感できる。
TRX850での使用では、メカノイズの低減が感じられたほか、アイドリングが上がったように感じた。タコメーターがアナログで、500rpm/minが最小目盛りなので感覚になるが、おおよそ100rpm/min上がっている感じがした。
空冷エンジンにピッタリな冷却性能と高温時の粘度の高さを持つ凌駕
エンジンオイルに興味を持つと、まず気になるのが高温になるということ。ストリートで使用していると渋滞の時にかなり高温になる。特に空冷エンジンの場合は顕著に感じることができるはずだ。もちろん空冷エンジンを使用するモデルのハーレーにとっても同じ。渋滞の少ないアメリカの交通事情を考えて作られているハーレーの方が過酷かもしれない。
油温計を付けている車両であれば、数字で理解ができるだろう。凌駕やハーレー用オイルの高い冷却性能とせん断粘度の高さが発揮されて油温が下がる。油温計がない場合は、渋滞時のアイドリングでメカノイズや振動が変化しない(変化が少ない)ことで体感してほしい。使用して走れた日が低い気温だったのだが、確かに渋滞時や高回転を多用した時の変化は少なかった。
TRX850は水冷エンジンだが、ラジエターは小さめで高温になりやすいエンジン。今後、暖かくなっていくのでその中でチェックしたいと思わせられた。
ミッションでも感じられる!
先述したせん断粘度の高さを感じ取りたい場合は、メカノイズと振動の他にミッションのタッチでも感じられるので注目してほしい。
太田氏はわかりやすくミニバイクレースの話を例に挙げてくれた。
「高回転を続けるミニバイクの耐久レースは、やはり高温になりやすい。そうすると、ミッションが入りにくくなったり、抜けてしまったりするんです。1時間でこの症状に悩んでいたあるチームが凌駕を使用して、2時間走っても症状が出ないと喜んでいました」
国産メーカーのバイクはほとんどがエンジンオイルでミッションの潤滑も行っている。ミッションの感触が途中でおかしくなる場合、それはオイルが高温によって油膜切れを起こしてしまっているということ。高温での高せん断粘度を証明する事例だ。
オイルの性能を確かめるためには、ミッションのタッチも重要なので、ぜひ気にしてみてほしい。
ミッションのタッチがガチャガチャしやすいTRXでの使用では「カコッ」と入ってくれるフィーリング。合計すると100kmちょっとの走行をしてみたが、さまざまなシチュエーションで変化は感じられず、良い感触が続いている。
低温時のセルやキックが軽くなる!
ハーレー用オイルと凌駕の低温時での始動性は目を見張るものがある。この恩恵は、3拍子を強くしたハーレーには大きい。キック始動の古いハーレーではエンジンがかかりにくいだけでなく、アイドリングが低いので、暖機中にエンジンが止まってしまう事象をよく見かける。それに対してハーレー用オイルはエンジンのかかりも良く、アイドリングも安定しやすい。
太田氏によれば「油圧が低いですから、どうしても止まりやすいしエンジンも傷みやすい」とのこと。この低温時始動性の高さとアイドリングの安定性は凌駕にも活かされている。
寒い時期にテストをしたので、この部分はとても強く感じられた。セルスターターのTRXでも、ビッグツイン独特のセルの重さは影を潜めて軽快なスタート。アイドリングは静かで滑らかな音になっている。普段は慎重になる『最初の半クラッチ』が非常に安定して、自分のバイクなのに「乗りやすい」と感じた。
クラッチの滑りにくさはハーレーが証明してくれる
ハーレーの多くのユーザーはエンジンオイル、プライマリーオイル、ミッションオイルを別のオイルにしている。その理由のひとつに、クラッチがある。高い潤滑性能を高めると滑ってしまう場合が多い。3カ所全てをカバーできるオイルは多くない。
一方でPFPオイルシリーズの『ハーレー用エンジンオイル20W-55』は3つ全てをカバーできる。これはハーレーのソフテイルを所有する太田氏が「全部に使えるオイルにしたい」と開発をしたからだ。やはり一種類で全てをカバーできれば「自分で作業するなら残ったオイルと買うオイルの管理が楽になりますからね」と笑った。
それなら国産のバイクはどうなのだろうか。先述の通り、ミッションはエンジンオイルと共通で、クラッチも一緒になっている。製品によってはクラッチが滑りやすくなる場合もある。その点で凌駕にも「ハーレーでも問題ない性能」を持たせた。だからクラッチへも優しい性能であると断言できてしまうのだ。
実際に走行してみると、クラッチを切る時の軽さやつなげた時のしっかり感は体感できるものだった。
耐久性にこだわった配合
凌駕は高い耐久性にも強くこだわったオイルだ。だからこそエステルを配合していない。高性能エンジンオイルのキャッチフレーズに「エステル配合」などの文字が並ぶことが多いが、凌駕はエステルを配合していない。そこについて質問が出ると、太田氏は明朗に答えてくれた。「高い耐久性のためです。エステルは優秀ですが、万能ではありません」と。
エステルは確かに高い潤滑性能がある。高温になっても油切れを起こさないという点でも優秀だ。だが、欠点もある。それが「酸化しやすい」という点だ。
レースでは、一日の走行が終わればオイル交換をする。しかしストリートユースでは違う。長距離の走行や渋滞の中での走行をした後でもオイルはそのままで、また期間が経ってから乗ることもある。オイル交換の頻度は数ヶ月に一度というのが多いだろう。
こうなると酸化しやすいという特性は、大きなデメリットになる。そこで凌駕では酸化しやすい成分を排除し、長くパフォーマンスを維持することにこだわっているのだ。カスタムジャパンが行った実験で、おもしろいデータがある。3,000km走行後の粘度変化を測定したもの。凌駕は何と5%の低下に抑えている。これは驚異的で、さまざまな工夫を凝らした賜物だ。
凌駕は走って楽しい! が続くオイル
ここまで細かくジャンル分けして性能をお伝えしてきたが、実際に凌駕を使用した感想をまとめていきたい。
違いはエンジン始動から感じられる。とにかく軽く感じるのだ。アイドリングがいち早く安定してくれるので、すぐにでも走り始められそうだ。
クラッチ操作をして走り始める時にも軽さと安定が伝わってくる。筆者はあまり暖機をしない方で、その代わりに序盤は低速走行をしていく。エンジン、ブレーキ、タイヤを暖めてから徐々に普通の走行へと入っていく。この時にエンジンのスムースさ、クラッチの軽さと安定感をしっかりと感じ取れた。
普通の走行に入ってからの走行フィールは『軽快』という言葉で言い表せる。高速道路への合流で加速をする時などは、軽快に加えて押されている感覚も加わる。リアタイヤが地面を弾いて押してくる印象で楽しい。
使用してから間もないタイミングで書いているので耐久性には言及できないが、わざと低いギアで高回転使用を長くしてみても、メカノイズやフィーリング、ミッションタッチに変化が起きなかったのは注目に値するはずだ。
せっかく手に入れた愛車は長く良い状態で維持したいもの。「いつ乗っても本来の性能を超えるようなパフォーマンスを感じたい」と願うのは、決してわがままではない。凌駕はそう教えてくれるエンジンオイルだ。
驚愕とも言えるPFPシリーズの高いコストパフォーマンス
『PFPプレミアムエンジンオイル 凌駕 10W-40』と『PFPエンジンオイルハーレー用20W-55』の凄さについて、ここまでお伝えしてきた。この凌駕と同じように開発されているPFPオイルシリーズの素晴らしさを感じることができる。
まずはオイルに関するノウハウが豊富なこと。凌駕がさまざまな方面でハイパフォーマンスを示している通り、愛車の良い状態を長く維持するために必要な性能を高めることは、シリーズ全体のオイルに活かされている。鉱物湯、化学合成油などの種類や粘度が指定通りであっても「純正よりもちょっと上のクオリティ」を実現できるのも、豊富な知識とノウハウがあればこそだ。
そして見逃せないのが『ライダー目線』『バイクショップ目線』であること。オイル開発アドバイザーの太田氏が「こういうオイルが欲しい」という性能を持たせつつ、リーズナブルな価格設定を実現している。ライダーはもちろん、バイクショップも「高性能でリーズナブルなオイル」を提供したいと願っているものなのだ。
豊富なラインナップを誇るPFPオイルシリーズ。種類も容量も選択肢がたくさんある。愛車の特性やバイクライフ、予算に合わせたオイル選びが可能だ。これもまたライダーにとってうれしいこと。サイトへアクセスして、オイル選びを楽しもう。
取材協力:SPT
修理、メンテナンス、カスタム、車検とさまざまな内容に応えてくれるショップ。ジャンルや車種も幅広いライダーから信頼されている。目玉のマークでお馴染み、鈴木忠男氏がいることもある。
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