足が濡れるのってなんであんなに不快なのだろうか……。
ライダーなら誰しも夏場の出先でゲリラ豪雨に遭遇した経験があると思う。
タイミング良く歩道橋とかトンネルがあればそこで雨宿りができたり、レインウェアを着用することができる。
しかし、体はレインウェアで雨を避けることができても、足は都合よく防水シューズを履いていることは稀で、靴はもちろん、靴下までズブズブに濡れてしまうものだ。
とは言え、バイクに乗る時はなるべく荷物を減らしたいものだから雨具やブーツカバーまで完璧に準備していくのはなかなかできないことである。
ならば防水のソックスという手がある!
フーバー防水ソックスFB-505は3層構造の素材で、間に防水シートを挟むことにより、水の侵入を防ぐことができる。
バイクに乗る時はあらかじめこの靴下を着用しておけば、ひとまずレインウェアだけ携行しておけば、惨めで不快な靴の水没を防ぐ事ができるのではないだろうか!
しかし、本当にそんなことができるのか?半信半疑の状態で防水能力をチェックしてみることにした。
見た目はまったくもって普通のソックスである。
FUBARロゴの下に「WATERPROOF」と記されたタグが入る。
肌触りは少しウェットスーツ素材のような弾力を感じる。
素材はものすごく厚ぼったい感じは無いので、いつも履いているシューズをそのまま履くことができるだろう。ただ、綿一層のソックスよりかは明らかに厚い感じはある。
実際に履いてみると防水シートの存在感が!
実際にフーバー防水ソックスFB-505を履いて歩いてみると、表面の生地と足に触れる裏地とが滑って動く感じがあった。確かに防水シートが入っていることが感じられるのである。しかし、すごく滑る感じは無いのですぐに慣れてしまった。しばらくすれば感覚的には普通の靴下である。
中に防水シートが入っているからといって、すごく蒸れるような感覚も無いので、普段遣いも問題無さそうだ。
実際に水をかけてみる!足が濡れたと思ったら……。
実際にホースの水をこれでもかとじゃばじゃばかけてみる。
いくらテストとはいえ、靴下を履いた足に水をかけるのは実に不快感がある。素足だと気持ち良いのに何だか不思議なのだ!
水をかけた瞬間、じわ~っと足が冷たくなってくる。これは確実に足が濡れているという感覚があった。
防水とはいえ、直接水圧の高い水をかけたらさすがに染みるよねと思った。そんなうまい話は無いよねと思った。
だが、しかししばらくすると、足が濡れていないと感覚的に理解できた。足の指と指を擦り合わせてもサラサラして乾いているのである。
濡れた感覚があるのに、たしかに足は濡れていない……。
1分くらいジャバジャバこれでもかと水をかけ続けた後にソックスを脱いで足を確認する。
足は確かにまったく濡れておらず、サラサラとしていた。
濡れたのはソックスの3層構造の素材の最も外側の素材だけである。
だから歩いてみると濡れてぐじゅぐじゅした感じはあるが、足はしっかりサラサラキープなのだ!
なんだか納得いかないのでもっと水攻めしてみた
もう、地面に置いてさらに長時間、勢いのある水をかけてみる。
もう、靴下脱いで絞りたくなるあの状態である。その後、はだしで濡れた靴を履かなければならなくなる不快度マックスのあの状態である。
ところが……
ソックスの中は……
濡れていないのだ!
サラッサラである。
ツーリング前は自分が雨に降られることなど一切疑わず、ノーガードで出かけて後悔した経験は数知れず。
そんな時にフーバー防水ソックスFB-505だけでも履いていれば、救われる足もあっただろう。ライダーは是非ひとつワードローブに加えておいてはいかがだろうか!?
FUBAR 防水ソックス FB-505
価格 | 3,828円(税込) |
カラー | ブラック、カモブラック |
サイズ | M(24.0cm〜26.0cm)/L(26.0cm〜28.0cm) |
素材(表) | ナイロン・ポリエステル・その他 |
防水シート | ポリウレタン |
素材(裏) | 綿・ポリエステル・その他 |
発売元/おたふく手袋株式会社