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グリップに被せるだけ!USB電源で使えるクリップグリップヒーター

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

目次

OPMID クリップグリップヒーター USB接続 5V2A/コントローラー付き

これから気温が下がってくると重宝するのが電熱グリップであります。

走っていれば体の末端から体温が奪われていくので、手を温めるのは非常に合理的かつ効果的。一度電熱グリップを体感してしまうと、冬場は文字通り手放せなくなってしまうものです。

私は20年近く前にバイク用品店でメカニックとして働いていたのですが、ちょうど今の季節は電熱グリップ取り付け作業が立て込んで辟易していたのを思い出します。

そうなのです。電熱グリップは取り付けが面倒なのです!

また、電熱グリップはグリップ径がノーマルよりも太くなる傾向にあります。1年のうち恩恵がある期間は半年も無いと思いますが、1度装着すれば夏場もグリップはそのままとなってしまうわけです。

私の愛車ヤマハV-max1200のハンドルグリップは特殊な形状をしており、あまり過度なカスタマイズを好まない私としては、グリップ交換式の電熱グリップ装着に二の足を踏む理由にもなっています。

それにグリップは消耗品なので使えば摩耗していきます。表面の凹凸が無くなれば、グリップ性が低下しますが価格も高い電熱グリップをそう簡単には交換できません。

簡単脱着できるグリップの上から装着する電熱グリップ

そんな電熱グリップのネガを解消し、誰でも簡単に付け外しができる商品がOPMIDの「クリップグリップヒーター」です。

厚さは約4mm。

電熱部分が「C型」断面になっているので、グリップにクリップの様にはめ込むだけで装着可能できてしまいます。

出力5V2.1A以上のUSBポート、もしくはモバイルバッテリーが必要です。

電源はUSBなのでいつもスマホ充電に使っているものにコンセントの様に差し替えるだけですぐに使う事ができてしまうのであります。

USB電源なのでモバイルバッテリーを使うことも可能です。

ただ、モバイルバッテリーの設置場所によってはUSBの延長配線が必要となるかもしれません。

ほとんどのバイクの装着できる高い汎用性!

クリップグリップヒーターを装着するにはハンドルグリップ径が30~34mmの範囲内にある必要があります。バイクのほとんどが採用する22mmハンドルであれば、グリップ部の直径はこの範囲に収まると思います。

アメリカンやハーレーは1インチハンドルを採用する例が多く、この場合取り付けには対応していません。追加ラインナップが待たれます。

一方、全長は95mm程度でしたのでスクーターなどミニバイクにも適合します(ミニバイクは110mm程度の長さのグリップが一般的です。詳細は計測のこと)。

実際に装着してみてわかった圧倒的簡単さ!

まず、左右のグリップにクリップグリップヒーターを装着します。単に被せるだけなのでまあ、誰でもできると思います。

ただ、スロットル側は開閉動作がありますのでその分を見越して配線に余裕を取っておかなければなりません。

クリップグリップヒーターは左右どちらでも取付可能ですが、片方はあらかじめ配線が長めになっているので、そちらをスロットル側にすると配線がきれいにまとまると思います。

決して全開にしないかもしれないですが、全開にしても大丈夫なように余裕を取っておきます。余剰がないと配線破断につながりますので。

また、レバーを握った時に配線を挟み込まないかどうか充分確認したいものです。

Vmax1200の場合、クリップグリップヒーターがずれる感触は一切ありませんでしたが、ゆるくて動いてしまう心配がある場合は付属の結束バンドで固定します。

車体USB電源に接続

私のVmax1200はハンドルクランプの下部にUSB電源を装着済でしたので、こちらを電源として使用します。

装着はたったこれだけです!あとは、適宜余剰の配線を結束バンドなどでまとめるだけでOKなのです!

これまでの電熱グリップ装着の手間とは雲泥の差!

今回装着した商品はコントローラー付きでしたので、コントローラーを結束バンドで固定してしまいました。1シーズン装着しっぱなしとかの場合は、こうしてコントローラーを固定しておいても良いかもしれません。

あとは電源ONするだけで発熱がスタートします。

3段階に出力調整が可能!

コントローラーによってヒーターレベルを3種類が選ぶことができます。

赤色が「強」消費電力は10W

緑色が「中」消費電力は7.5W

青色が「弱」消費電力は5W

OFFの場合インジケーターは無点灯。

となっており、最大の「強」でもテールランプ分(Vmax1200の場合は5W2灯の尾灯)の電力消費しかなりません。

電源をONにして程なくしてどんどん暖かくなっていきます。

クリップ式だから必要なところを集中的に温められる!

本体はほぼ手の幅なので効率的に温められます。※私の手は非常に大きいので、一般の人であればもっともっと余裕があります。

断面C型クリップ式なのであたたまる箇所は限定的になります。しかし、グリップ全体を発熱させる電熱グリップより「選択と集中」ができるので結果的に効率的で省エネに繋がるのは間違いなさそうです。

掌を温めるならこの位置

指先を温めるならこの位置

指の中ほどを温めるならこの位置

このように温めたい箇所を自分で簡単に変更することができます。

ちなみに、真冬は走行風でどんどん冷却されてしまうのでヒーターに走行風が直撃しない掌側のポジションが効果的だそうです。それほど寒くない時期は指先を温めるポジションがお勧め。

実際に走行してみた「薄手のグローブだと強では熱いくらい!」

まだまだ10℃前後の外気温なので真冬並みとは言いませんが、もう薄手のレザーグローブのみでは少し厳しい季節になってきました。

そこで、わざと薄手のレザーグローブで試走してみたのですが、LEDインジケーター赤色の「強」では熱かったので、途中から「弱」に変更することに。

USBが電源でありますが、しっかり確実に暖かくなります。また、「強」だとかなり強い発熱が感じられるので、ウィンターグローブの着用がマストとなりそうです。

操作フィーリングもおおむね良好!

また、操作感も心配したほど違和感は出ませんでした。

確かにグリップが太くはなりますが、全体が太くなるわけではなく、発熱側を掌に向けると指のほとんどは純正のグリップに触れていることになり、微妙な操作をしやすい印象であります。

Vmax1200の場合は結束バンドがなくてもしっかりグリップに固定されており、ずれるようなことも一切無く、その点でも操作感が悪くなる感じは無かったと重ねて書き添えておきます。

Vmax1200では電力供給も問題なしでした

見えないくいですが、ちょうど12.0Vを表示しています。

かなりの御老体である2007年式Vmax1200ですが後付の電圧計(バッテリー直ではないのでやや低め表示)を見ると「強」で連続運用していても、信号待ちアイドリング時のエンジン回転で12Vを下回ることはなく、安心して使うことができました。

特にヘッドライトのON/OFFスイッチが付いている年代のバイクは、後付電装アクセサリーを同時に複数使用する夜間の走行は注意が必要です。ただ、このクリップグリップヒーターのみであれば、バッテリー上がりに直結することは無いでしょう。

10W程度で電力不足に陥るようでしたら、それは間違いなく車体側の問題である可能性が高いです。

また、ミニバイクに関してはもともと発電量が少ないこともあるので、30年選手のスクーターなどは注意したほうが良いと思いますが、近年のFI車であれば特にトラブルに繋がることもないでしょう。通勤などにガンガン使えます!

とにかく手軽かつ確実に手を温めたいライダーにお勧め!

車体に改造を加える必要が無いので、レンタルバイク(USB電源付きなら)にも使えますし、愛車の純正状態をなるべく維持したい派の人も気軽に導入できます。

また、寒い季節がすぎれば、すぐに取り外すことができて、また慣れ親しんだグリップで走りを楽しむ事ができるのです。

電熱グリップを使った経験のない人も、お試しで使ってみるのも良いかもしれません!

きっとこれ無しのウィンターライドはできなくなってしまうことでしょう!

OPMID クリップグリップヒーター USB接続 5V2A/コントローラー付き

価格 8,228円(税込)
品番L1202

発売元・OPMID https://opmid.co.jp

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