バイクツーリングの目的地や休憩スポットに最適な『道の駅』。2024年8月現在、日本全国に1221の道の駅が登録されています。規模も大小様々で、施設内容も千差万別。だからこそ、ついつい寄ってみたくなる魅力があります。
そんな道の駅をモトメガネでは毎月数カ所取り上げていますが、今回はその中でも『ワインディング』に着目! 前編と後編に分けて合計10カ所を紹介します。
さらにそんなバイクツーリングで便利なナビゲーションアプリも後半で取り上げています。
ツーリングマップルの情報をルート案内中に提案してくれるという超便利なもの。ツーリングの楽しさをより広げてくれることは間違いなし!!
ツーリングでワインディングを楽しめる道の駅
1. 北海道:道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠
『道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠』はR243の美幌峠の頂上にある道の駅。景勝地としても有名な美幌峠にあることから、国土交通省発表の『北海道「道の駅」ランキング景観部門』では6年連続1位に輝いたこともあります。
2022年4月にリニューアルオープンし「地域を食べる」をコンセプトにした道の駅となった。眼下に広がる屈斜路湖の絶景は、ツーリングの疲れを癒してくれます。周辺にはワインディングロードが数多くあり、爽快な走りを楽しむことができます。
2. 秋田県:道の駅 うご
『道の駅うご 端縫いの郷』はR398沿いに位置。湯沢横手道路の湯沢ICから約15分、十文字ICから約20分とアクセスは抜群。駐車場は広く、バイクもゆっくりと駐車できます。
道の駅施設内には、農産物直売所、食堂、カフェ、ジェラートショップが入っています。直売所には、地域の170戸以上の生産者が出荷する農産物や、加工品、郷土菓子、特産品なども並び、限定の日本酒や、端縫いや藍染めの手芸品、オリジナルの西馬音内盆踊りグッズなども販売されています。
道の駅から南方面、秋田県と宮城県の県境周辺には温泉地が満載。ほかにも小安峡、栗駒山や川原毛地獄など見どころも多く、ワインディングも楽しめ、ツーリングルートとして最適のエリアです。地域ならではの、ここだけの食を楽しめる道の駅は、ツーリングの目的地や休憩の立ち寄りスポットとしておすすめです。
3. 埼玉県:道の駅 和紙の里ひがしちちぶ
埼玉県西部にある東秩父村は、埼玉県唯一の村。ユネスコ無形文化遺産に登録された伝統的な手漉き和紙「細川紙」の産地で、古くから「和紙の里」として知られています。『道の駅和紙の里ひがしちちぶ』は、県道11号線と接続する村道1-1号線沿いに位置します。周辺はのどかな里山で、近くには槻川が流れている。駐車場は広く、バイク用の駐輪スペースも用意されています。
秩父地方は県内で人気のツーリングスポットで、東秩父村は秩父地方への入口のひとつでもあります。県道11号から県道361号に入ると山越えのワインディングに続くツーリングルート。買い物、グルメ、和紙の里ならではの体験ができる道の駅はツーリングの休憩や目的地にピッタリのスポットで、秩父ツーリングの行き帰りに立ち寄りやすいのが特長です。
4. 福井県:道の駅 若狭おばま
『道の駅 若狭おばま』は、小浜市の海エリアと里エリアの中間ほどに位置。舞鶴若狭自動車道の小浜IC降りてすぐ、県道24号沿いにあります。道の駅は2023年6月にリニューアルオープンし、物販コーナーが広くなり小浜市の特産品が今までよりさらに充実しています。「鯖街道ワンダーランド」をコンセプトに、楽しめるスポットとなっています。
道の駅までは舞鶴若狭自動車道を利用すればアクセスは抜群。近くにはワインディングと三方五湖や日本海の景色を楽しめる絶景ロードの「三方五湖レインボーライン」もあり、絶好のツーリングルートとなっています。
5. 宮崎県:道の駅 くしま
道の駅は串間市内のまちなかに位置しています。日南からの主要道国道220号と国道448号が交差する場所で、JR日南線の串間駅から徒歩1分と、串間市の玄関口といえる場所に立地し、物流や交流、情報の集約施設としても機能しています。
九州の南端に位置する道の駅で、周辺には日南海岸や鬼の洗濯板など、美しい自然が広がっています。日南海岸沿いを走るワインディングロードは、太平洋の雄大な景色を眺めながら走行できます。
周辺情報を教えてくれるから寄り道が楽しい!
ナビゲーションアプリ『MOTTO GO(モットゴー)』
バイクツーリングの楽しさは目的地へ行くまでの道のりにある、と言っても過言ではないだろう。
「何気なく走ったところの景色が最高だった」
「行く先々の場所や道のりで偶然起こる新たな発見があった」
「たまたま雨宿りした定食屋のご飯がすごくおいしかった」
自由気ままなツーリングだからこそ出会える瞬間がある。
そんなツーリングに欠かせないのがスマートフォンで使うナビゲーションアプリだ。一般的なナビゲーションアプリは目的地への最短ルートを提案するのがほとんど。せっかく楽しい瞬間が、少し道から外れたところにあったとしても、それに気がつかずに通り過ぎてしまう……。
それでほんとにいいの?
ライダーのバイブル『ツーリングマップル』の情報が、ナビゲーションアプリで体験することができる?!
パイオニアからリリースされているツーリングナビゲーションアプリの『MOTTO GO』は走って楽しい道をオススメとして提案してくれるのが大きなポイント。昭文社、マップル、ゼンリンなどのパートナー企業と連携し、各社の強みを活かした情報を提供しているのが大きな強みだ。
ツーリングマップルはバイクツーリング向けに作成されたマップとして有名だ。この地図には、走って気持ちのいいルート、地元の名産品、林道情報などツーリングで欲しい情報が掲載されている。その情報をナビゲーションアプリの『MOTTO GO』で得られるから、ツーリングをもっと充実したものにしてくれる!
リーズナブルに始められる料金体系
『MOTTO GO(モットゴー)』の料金コースは3種類。月に一回ぐらいしかツーリングに行けないようなライダーでも気軽に使えるのはありがたい!
ツーリングマップルの情報を取り入れ、ルート案内、渋滞情報、取り締まり情報、未舗装情報を通知してくれるなど、バイクに特化した内容もライダーにはうれしい機能だ。
曲がるポイントが遅かった……をなくしてくれる!
ナビを使ってバイクで走っていると、なかなか画面を見られないことから、曲がるポイントを行き過ぎたり、逆に早く曲がってしまったり……ということがある。
そんなライダーならではの悩みを、
「3つ先の信号を左です」
「2つ先の信号を左です」
と音声でカウントダウンしてくれるのだ。
パイオニアのカーナビで培った分かりやすい案内表示を、さらにバイク向けに調整している。
お気に入りの場所にメモを登録可能!
登録した場所に近づくと音声で通知!
思い出の場所や行きたいお店のリマインダー音声通知として活用ができる。
バイク用に特化した機能は他にも満載!
バイク向けナビゲーションアプリでツーリングにGO!
●対象端末:iOS(Ver 14.0 以降)/Android(Ver 9.0 以降)対応のスマートフォン