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薄くて軽くて超断熱!宇宙服に採用されるハイテク素材『エアロゲル』がバイク乗りを快適に守る

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

本格的な冬を迎えるいま、防寒ウエアを新調しようとネットや用品店でアイテムを探している方も多いのではないでしょうか?

体温を極力逃さず、なおかつ冷気から身体を守る——真冬でもライディングを楽しみたいバイク乗りにとって、防寒性能の高いアイテムは欠かすことができないものです。

昨今では、高機能インナーをはじめ、電熱アイテムなど旧来では考えられなかったほど真冬のライディングは快適になりました。とはいえ、そうした高機能をいかすには防風性と防寒性にすぐれたアウターアイテムが必須となります。

今回紹介するのは、児島ジーンズの新しいブランドライン「KGR」からリリースされるバイク乗りに嬉しい機能を備えたニューアイテムです。

なんといってもそのハイライトは「エアロゲル」と呼ばれるハイテク素材です。その断熱性の高さから航空宇宙分野でも重宝される「エアロゲル」。宇宙空間での極低温から高温まで対応できるという物性を持っており、人工衛星や宇宙飛行士が着用する宇宙服にまで利用されている超ハイテク素材なのです。

「冷気をシャットアウトするだけでなく、熱もシャットアウトする」これが断熱性を持つ物質の特徴です。簡単にいうと「熱が外に逃げにくく、外からも入ってきづらい」ということ。この特徴をバイクウエアに転用すれば、真冬に頼もしいアイテムとなることは想像しやすいですよね。では、ここからはエアロゲルを採用した児島ジーンズのKGRシリーズの新作アイテムの詳細についてご紹介します。

断熱素材エアロゲルを採用した新作ライダースジャケット
エアロゲル・ライダース・ジャケット KGR-502
価格:36,300(税込)

古き良き時代のエンデューロジャケットを思わせるクラシックなデザインが特徴のジャケットは、表地にデニム素材を採用。そこにエアロゲルを吹き付けた薄い中綿を合わせることで優れた断熱性を持たせています。

両肩と両肘には補強が入り、さらにフロントはジッパーとボタンで風の侵入を防ぐつくり。シルエットはボディや両腕ともに少しゆとりを持たせていて、インナーや薄手のダウンなど重ね着もしやすい仕様です。また、着丈も一般的なライダースジャケットよりもわずかに長い設定でヒップまでカバーできます。ライディングの際にバタつきが気になる場合は、裾を踏んづけてシートに座るのもアリ。

こちらが中の様子。表地と裏地の間にエアロゲルを吹きつけた中綿を挟んでいますが、ダウンのように厚みがあるわけではなく、非常に薄く、そして軽いのが特徴です。正直、最初に見たときには、この薄さで本当に防寒性能があるのだろうか?と不安になりましたが、いざ寒空のもとで着てみるととってもあったかい!

両腕は袖口ぎりぎりまでインナーを配置。冬用のロンググローブを重ねて袖口からの走行風の侵入を防ぎさえすれば、手元は快適です。もちろん、袖口は児島ジーンズのオリジナルボタンで2段階の調整が可能です。

襟は防寒性に優れたスタンドカラー仕様で、ボタンを閉めると首元にぴったりとフィットします。

ポケットは両胸と胴に大型のフラップ付きポケットを装備しています。フラップは大きくて掴みやすいので、グローブをしたままでも開け閉めしやすいつくり。また、どちらのポケットもマチをもうけているので、見た目以上の収納力を誇っています。スマートフォンやちょっとした小物を入れるにはちょうどよく、このジャケットがあれば小さなバッグが不要なほど。こういった作りは嬉しいポイントですね。

フロントのジッパーはW仕様で下側からも開閉ができます。ライディングの際に裾にゆとりを持たせたい時は、少しだけあければOK。防風性能を確保したいのなら、もちろん全閉がおすすめです。前立てはボタンで閉めるタイプで、ここでも防寒性能への配慮が伺えます。

肩と肘の当て布もデザインのワンポイント。ストレスのかかる部分なので、ジャケット自体の耐久性も向上しています。

今回は外気温13℃の日中に2時間ほど走行してテスト。デニムを使いながらも、一般的なデニムジャケットのような重さをまったく感じさせない軽い着心地にまず驚きました。ゆとりのあるシルエットゆえ、腕や首も動かしやすく、上半身の自由度が高い。
そして何より気になる防寒性能ですが、Tシャツとスウェットだけを着た状態でも、上半身はしっかり走行風から守られていました。フロントがフラップ使用になっていることはもちろん、内部のエアロゲルが身体の熱を逃さないことを走りながら実感することができました。



この性能であれば、ジャケットの下に電熱ベストやフリースのベスト、ウインドストッパーのインナーなどを着込むことでさらなる防寒性能が得られるでしょう。どんなにインナーで頑張っても最終的にはアウターが高機能でないと意味がありません。そういう意味でエアロゲル・ライダース・ジャケットは真冬のアウターとして使いまわせる1着と言えます。スタイリッシュなデニム・エンデューロジャケットという体裁も、ファッションにこだわるライダーにはおすすめのポイント。

この時期、見た目のかっこよさと防寒性能の両立に悩んでいる方はとても多いと思いますが、そんなライダーにおすすめできる1着と言えるでしょう。

インナーとしても重宝!
エアロゲル・リバーシブル・ベスト
価格:19,800(税込)

もうひとつご紹介したいアイテムがこちらのエアロゲル・リバーシブル・ベストです。表地にデニム、内側にキルティング、その間にエアロゲルを吹きつけた中綿を採用した高機能ベストです。

先ほど紹介したジャケット同様に、このベストも着心地がとても軽い! しかもエアロゲルを含む中綿はとても薄く、スウェットやフリースなどの重ね着はもちろん、ジャケットのインナーとしても使いやすい。じつは、このベストにはもうひとつの顔があります。

なんとリバーシブル仕様なのです。こちらの面ではキルティングが表、デニムが裏面に。ちょっと気分を変えたいときにはピッタリの仕様です。

リバーシブル仕様なのでジッパーもご覧の通り。スライドしやすいYKKジッパーは信頼性も抜群。

デニム地の方にはスマートフォンもらくらく収納できるポケットが付属。各部のステッチは、タフなデニムウエアをリリースしてきた児島ジーンズならではの丁寧な作り。インナー側にも大型ポケットをひとつ装備しています。

見逃せないポイントのひとつがアームホール。大きすぎず、小さすぎず、の絶妙なアームホールはフィット感を高めつつも運動性を確保しています。実際に購入する際には重ね着を想定して複数のサイズを試着して決めると良いでしょう。

こちらのベストを羽織ってテスト走行しましたが、さすがに気温10℃前後ではベストをアウターとして使うだけでは厳しい……。とはいえ、冬場の走行ではダウンジャケットやゴアテックスジャケットの下に必ずフリースベストやダウンベストを着用する筆者も納得の保温力です。今回はエアロゲル・ライダース・ジャケットの下に着用したり、ダウンジャケットの下にこのベストを着て走ってみたりしましたが、その保温性と防寒性は確かなもの。

また、ベストの場合はなるべく肌に近くなるように着回しを考えるのも有効です。というのも、冬場の防寒では、肌に近い領域で暖かい空気を逃さないようにすることが重要なのです。そういう意味では、「熱が外に逃げにくく、外からも入ってきづらい」エアロゲルは絶大な効果を発揮するはずです。ロンTの上に重ねる、スウェットの上に重ねる、いろんな着回しができますが、組み合わせるアイテムとの相性も考えながら、ベストなレイヤードを探ってみてください。

では最後に、エアロゲルの断熱性の高さを実証した動画をご紹介します。びっくりしますよ!!

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