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防水性と頑健なシェルボディ!ユーザーの使い方に合わせて拡張できるバイク用シートバッグ

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

【Brand PR】
コロナ禍で始まったキャンプブームを機に、バイクでキャンプツーリングに行くライダーもずいぶんと増えた。今では、季節を問わずキャンプを楽しんでいるライダーも多いことだろう。

バイクでキャンプに行く場合は、そこそこ大きなシートバッグが必要になるが、小さいと荷物が入りきらず、大きすぎると今度はバイクに積みにくかったり、バイクとのバランスが崩れたりする。

今回紹介するキジマのウォータープロテクトシートバッグWP01は、ソロキャンプにジャストサイズの容量と、防水性の高さ、快適な拡張機能など、全方位で死角のない完成度の高いシートバッグだ。

目次

バイクを使った遊びに関わるK3ブランド

このバッグをリリースするキジマはバイク用品の老舗メーカー。カスタムパーツから工具、バッグ類まで多種多様なラインナップがあることは、バイク乗りならご存じの方も多いと思う。

しかしそのキジマが、バイクを使った遊びに関わる製品を「K3」のブランド名で展開、アウトドア用品などをリリースしていることは意外と知られていない。

K3とは、Camping (キャンプ用品)、Clothes(身に纏うグッズ)、Carry(バイク装具関連)のCから始まる3つの項目をバイクを通じて関連付けながら、トータルなバイクの遊びを提案しているブランドだ。

これまでにバッグ類を始めライト、チェアなどあらゆるギアをラインナップしている。

ライトやチェアなどもラインナップする。
K3 アウトドアチェア TC05 カーキ ¥5,280(税込)

シンプルさと無骨さの融合が男心を引き付ける

形状は長方形のシンプルなデザイン。上に2本通っているのがジョイントベルトだ。
このベルトに前2本、後ろ2本のベルトを引き、バイクに固定する。

まずこのシートバッグ、そもそものデザインがかっこいい。本体の外周にモールシステムと呼ばれるナイロンのベルトが縫いつけられている。このモールシステムとは、Modular Lightweight Load-carrying Equipment(モジュール・ライトウェイト・ロードキャリング・エクイプメント)という1997年以降アメリカ軍が採用している個人装備システムだ。

さまざまなアタッチメントを好みの位置に装着できるシステムで、「PALS」と呼ばれるベルトを利用して構成。25mm幅のベルトが38mの間隔で縫いつけられている。

よく海外の映画などで特殊部隊がベストなどにゴテゴテと装備を装着しているアレだ。

テストしたのはブラックだから余計に特殊部隊やSWATを連想させ、思わずニヤついてしまうのはバイク乗り男子なら(女子も?)あるあるだろう。

米軍の装備システムで採用されているモールシステム・PALSベルトのサイズを踏襲。あらゆるものが装着できる。
またそれに沿うようにして、リフレクターがあるのも見逃せない。夜間は車のライトに反射する。

頑健なシェルボディと高い防水性

トップはオリジナルで開発、成型された樹脂のハードトップシェル。頑丈そうだが、柔軟性も兼ね備える。

本体の造りは非常にがっちりしている。くたくたなナイロンではなく、オリジナルで開発、成型されたハードトップシェルだから、荷物の容量が少なくても型崩れする心配がない。特に底部には樹脂の骨格も追加されているので、細いシートに載せても左右が垂れ下がらないのがうれしい。

底部の内側には2本のフレームがしっかり入っているので、左右が垂れ下がらない。底には水抜きの穴もあり、
またここにもPALSベルトが通っているので、さらに固定したい場合などに有効だ。

中央から左右にジッパーを開くと、大きく開口する。フタを上げるとそこには巾着タイプの防水袋が。

これがこのバッグの特徴の一つであるインナーシームレスバッグだ。PVCという完全防水の素材で文字通り縫い目がなく成型されているので、この中に収納したものは濡れる心配がない。またこのインナーバッグは面ファスナーで留まっているので、取り外すことも可能だ。

この「中で防水する方式」は意外と便利で、突然の雨でも上からレインカバーをかける必要がなく、同時に高速道路などで、レインカバーがバタつく心配もない。また帰路にお土産が増えてしまった場合なども、この袋に入れて、バッグの上にくくりつけるという芸当も可能にする。

逆に防水袋として使わないときは、濡れてしまったレインウエアや、洗濯が必要な着替えを入れておくのも便利だ。

巨大な巾着タイプの防水袋が付属。これなら雨でもレインカバーをかける必要がない。
お土産など多少容量が増えても対応する程度の柔軟性もある。

容量は使いやすい43L。筆者が普段キャンプツーリングで使っている2人用ドームテント、マット、寝袋、ローテーブル2個、折り畳みチェアを入れてみたが、まだまだま余裕があった。着替えやカトラリー、ランタンなども入りそうなので、ソロキャンプの装備なら余裕である。

ソロ用のキャンプ道具なら余裕で収まった。レインウエアや、往路で買う食材を足しても余裕そうだ。

確実性の高い固定システムと自由な拡張機能

本体上のジョイントベルトはボタンで移動可能。PALSベルトに設置するので、かなり自由度が高い。

キャンプ道具を入れて、実際にバイクに積んでみる。固定方式はバックル付きのループベルトで前2本、後ろ2本で引く方式だ。前はタンデムステップ、後ろはキャリアやナンバー周辺のステーにかませれば、だいたいのバイクに固定できるだろう。

面白いのは、本体上部のジョイントベルトの位置がPALSベルトによって変えられること。これにより、あらゆるシート幅やキャリアの形状にベルトの位置を合わせることが可能なのだ。

また、このジョイントベルトは、同社のタクティカルシートバッグシリーズのTC06やTC07であれば、上に積載して接続することも可能なのだ。

同社のタクティカルバッグシリーズであれば、上にジョイントベルトで接続することも可能。
そうなれば、かなりの容量を積載することができる。バックル接続なので、パッキングも楽々。

重い荷物を上に重ねても、樹脂で成型されたハードシェルボディなので、まったく問題ない。つまり同じバッグを2個載せることも可能ということだ。もちろん中に収納できない長い物や、濡れても問題ない物をトップに載せて固定することも可能だ。

中に入らない大き目のテントを載せてみたが、これもまったく問題なし。固定もらくちんだ。
PALSベルトはフックやカラビナ、追加の固定ベルトなど
あらゆる用途で使うことができる。その拡張性は非常に幅広い。

さらに周囲に巡らされたPALSベルトには、追加の結束ベルトや、カラビナなどが自由に装着できるのだから、非常に拡張機能が高いと言える。

メインのファスナーは南京錠をかける穴を装備。防犯面でもぬかりない。
上蓋の裏側には大きなメッシュポケットを配置。メッシュなので何が入っているか見やすい。
前2本と後ろ2本のバックルベルトとジョイントベルトを接続して固定。
ハンターカブの場合は、前はタンデムステップ、後ろはナンバーの反射板でしっかり固定できた。
本体の後ろには大きなキャリングハンドルがあるので、外した際の持ち運びに便利だ。

どんなバイクにも対応する万能さ

BMW R1250GSなど、アドベンチャー系のバイクにもぴったりのシンプルなデザイン。

今回は、HONDA CT125ハンターカブとBMW R1250GSにこのバッグを装着してみたが、いずれもかっちりと固定できた。ベーシックなデザインとモノトーンカラーはこの2台以外にも、クルーザーやトラディショナル、スーパースポーツ、スクーターにいたるまで、どんなバイクにも似合うことだろう。

無骨なデザインで、不意の雨でも慌てることなく、あらゆる拡張性を持ち、どんなバイクにも合わせやすいこのシートバッグ。キャンプのみならず、町乗りの買い物から宿泊ツーリング、ロングツーリングまでバイクライフで大活躍すること間違いなし。ぜひ貴方の装備に加えてほしい逸品だ。

CT125ハンターカブとは、純正かとおもうほどのマッチングを見せる。普通の買い物など、町乗りでも便利そうだ。

K3 WP01ウォータープロテクトシートバッグ

価格:¥23,100(税込)
素材:ポリエステル ターポリン/PVC
バッグ本体サイズ:250(H)×520(W)×330(D)mm
容量:43L
製品重量:2.8kg
最大収納重量:15kg
カラー:ブラック、オリーブグリーン

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