世界最高峰のレース「MotoGP」で現在活躍中の中上貴晶選手をはじめとした数多くのライダーをサポートしており、世界的にも人気を集めるフランスのバイクウェアブランドのIXON（イクソン）。そのプロダクトはレースシーンだけでなく、街乗りやツーリング向きのライディングウェアも数多くラインナップしており、日本人の体型に合わせた「アジアサイズ」が展開されたことにより、日本でも多くのファンを獲得している。今回はそんなIXONの中でも特にこの夏に着たくなる、「BURNING AIR A」を紹介していこう。
【IXON（イクソン） / BURNING AIR A : impression】
日本の暑い夏に吹き抜ける、フランスの風
このジャケットに袖を通してまず初めに感じたのは、ジャケット自体のパターンから細部のディテールまで、デザイン性が高く、シルエットが美しい。これは本国仕様からアジアサイズになっているため、裾が長すぎたり身幅が余ってしまうこともなく、ピッタリ着られているおかげだろう。サイズ感としては、まさにアジアサイズに準拠しており、国内メーカーと同サイズ（身長176cm / Lサイズ）で問題なく着用することができた。
また、ハードメッシュのしっかりとした生地感の表地は非常に風通しが良く、胸周りや袖には動きやすいソフトシェルが採用されているので、スーパースポーツの前傾がキツい乗車姿勢をとっても窮屈な感じはせず、バイクから降りた休憩時や街歩きをしている時も快適に過ごせそう。
さらに、胸・肩・肘には軽量なプロテクターが標準装備されており、安全性の高さを保ちつつ、メッシュジャケットとしての軽さも犠牲にしていないところが嬉しいポイント。
高性能ジャケットながらも手の出しやすい価格に注目
ジャケット内側のプロテクションポケットに加えて、追加でプロテクションを取り付けられるアタッチメントや別売オプションのサーマルライナー取付用ファスナー、左側の内ポケットには絶対に濡らしたくないものを入れておける防水ポケットや左腕には便利なクレジットカードポケットが採用されているなど、ツーリングや普段使いをしていく上で嬉しい機能もたくさん搭載されている。しかし、特筆すべきはこれだけの機能が揃ったフランス製ライディングジャケットが24,970円（税込）で買えてしまうという驚きの価格設定だ。
現在ではライコランドをはじめとするIXON取扱店で手に取ることができるので、気になる方はぜひ店頭で実際に袖を通してみて欲しい。この涼しさ、動きやすさ、スタイリングを知ってしまったら最後、帰りはきっとこのジャケットで帰ることになるだろう。
魅力的なアイテムが続々ラインナップ
アジアサイズとして日本国内で続々とリリースされていくウェア類をはじめ、グローブやシューズ、バッグまで、そのどれもが魅力的な性能・デザインでありながら手の出しやすい価格で展開されているIXONのアイテム。
まだまだバイクシーズン真っ只中ではあるものの、これからは少しずつ雨の日が増えてくる梅雨時期に、たまには自宅でじっくりとIXONの豊富なアイテムラインナップをチェックしてみてはいかがだろうか。
