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バイクもエアバッグもメンテナンスが大切!サポートが充実したhit-air

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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「安全と安心を全てのライダーへ」という考えの中、着用するエアバッグシステムとして、世界で初めて完成された無限電光のhit-air(ヒットエアー)シリーズ。車体とつなげたキーボールの長さを超えて離れると、一気にエアバッグが膨らんでライダーを守ってくれる。ロードレースや白バイ隊員などでも採用されているし、海外のライダーからも認められている「最高レベル」の技術世界に認められたジャパン・テクノロジーなのだ。そのhit-airの世界が変化を見せている。『メンテナンスピット』の登場で起こる変化を見ていこう

目次

充実したサポートもhir-airの魅力。直接受けられるメンテナスピット

hit-airには無償・有償のアフターサービスが充実している。最適に作動し、性能を維持しているからこそ「安全と安心」が得られる。そこで無限電光ではシステムの点検(無償)、修理(有償)、クリーニングなどのアフターケアのサポートを用意している。通常だと無限電光へ製品を送ることでこれらのサポートを受けられるのだが、これらのサポートを取り扱い店舗の敷地やツーリングスポットなどへ出張して行っているのが『メンテナンスピット』だ。全日本ロードレースをはじめとしたレースへのサポートで蓄積したノウハウを活かし、迅速で的確なプロのサポートを提供してくれる。もちろん、購入を検討しているライダーにとってうれしい内容も用意されている。

取扱店の店舗に登場したメンテナンスピットのブース。
全日本ロードレースのサポートブースで出張作業のノウハウを蓄積。
レーシングスーツにもhit-airは採用されている。

気になるメンテナンスピットのサポート内容とは

メンテナンスピットの内容を紹介していこう。まずは基幹となるアフターサービスについて紹介する。

安全点検、転用システムの入れ替え(無償)もできる

エアバッグを正しく機能させるために、一年に一度の安全点検が推奨されている(三年に一度は必須)。単に膨らまして漏れなどを確認するだけでなく、スタッフが着用して作動させることで、細かなチェックもしている。送ることもできるのだが「バイクに乗る時にhit-airがないと不安」ということで、その場でサービスを受けられるメンテナンスピットを訪れたユーザーさんもいた

転用システムのジャケットを利用している場合、この時にシステムの入れ替えを依頼することも可能。無償での対応なのもうれしい。

プロの厳しい目で安全点検を行なってくれる。
着用状態での点検も行う。
全体をチェック。
ボタンにも劣化が見られた。
エアバッグの気室をチェック。劣化により変色している物は交換をオススメだ。
キーボックスも点検対象だ。
点検ではあるものの、目立つ汚れはできる範囲で落としてくれる。細やかな気遣いだ。

修理・補修・部品交換(有償)も幅広く対応

安全点検で不具合や劣化が見つかった場合修理・補修・部品交換などで対応する。世界一の歴史を誇るhit-airだけに、蓄積したノウハウも豊富。幅広いケースに対応できる。取材時には膨らむ気室とキーボックスが劣化したhit-airのハーネスタイプが持ち込まれた。常に着用されているとのことで、強い紫外線や雨などを頻度高く浴びるハードな使用環境。気室とキーボックスに劣化が確認された。実際に劣化している状況を見てもらい、交換となった。「実際に見れるのは良いですよね」とオーナーさんも大いに納得しての交換。送った場合でも問題がなければ交換を薦めることはないのだが、現物を見ると納得度合いが違う。交換してもう一度点検をした上で、着用して帰れることに「うれしい」と喜んでいた

装着しての来場。常に使っていたいから、メンテナンスピットのために来たとのこと。
下が新品の気室。色の違いが歴然で、交換がオススメだ。
キーボックスも素早く分解してチェック。
劣化が見られたので、交換となった。
状況を説明しつつ、修理や部品交換の相談を進める。
気室を入れる作業の速さは芸術的。職人技だ。
古い気室を取り出すと、かなりの劣化に驚かされた。
作業を終了したら再びチェック。安全の追求に妥協はない。

クリーニング(有償)の受付

なるべく綺麗な状態を維持したいが、自分で洗うのは大変なのがアウターの宿命。無限電光では有償のクリーニングを用意している。ただしクリーニング自体はメンテナンスピットで作業することはできないので、受付をしている。この時に無償の安全点検もしてくれるので安心だ。

着用しながらの来場で、2着のクリーニングを依頼。合計3着を所有している。転用システムに興味津々。
クリーニングは受付のみ。戻しの配送なども相談しておくことができる。

購入時のサポートも見逃せないポイント

アフターサポートを迅速に受けられるのがメンテナンスピットの大きな魅力だが、購入を検討している時や購入する時にサポートを受けられるのもうれしい。

取扱店での開催ならば、店内で購入することができる。
メンテナンスピットのブースでも試着用や販売用としてラインナップを揃えている。

試着・体験ができる

取り扱い店舗での購入で試着はできるが、実際にエアバッグを作動させてもらうのは難しいもの。メンテナンスピットでは、希望する方に体験をしてもらっていたボンベを使用して作動させるので、ワイヤを引く強さも理解でき、誤作動への心配がなくなって安心できる。

試着の際にもサイズ選びのポイントなど、プロならではのアドバイスがあって頼もしい

体験はボンベを使用。作動するまでのテンションの高さが理解でき、誤作動への心配が軽減する。
多くの女性ライダーも立ち寄っていた。

伸縮ワイヤーの車体への取り付けサポート

hit-airは車体へ伸縮ワイヤーをつなぎ、ワイヤー以上の距離が離れたらエアバッグが作動する仕組みとなっている。取り付け位置はシートの真下がベストなのだが、車両によって位置や取り付ける方法が異なる場合もある。また、伸縮ワイヤーの長さの調節取り付け位置とライダーの体格の両方から影響を受けることになる。

どちらも基本的にライダー自身で作業を行うことができるが、迷ってしまう場合もあるだろう。そのような時にも相談に乗ってくれるメンテナンスピットは頼りになるのだ。

今回はトライアンフへの装着をサポートしていた。年式が古い車両だったので、シートを外すだけでも工具を使用しなければならない。取り付け位置も一緒になって考え、最適な場所を探し出した。また、複数台の所有者だったので、ワイヤーの車体側を追加で購入。いつでもhit-airを装着できると喜んだ。伸縮ワイヤーの長さ調節のやり方、決め方のレクチャーも受けて、安心していた。

オーナーさんのお話を聞きながら位置を探していく。
位置がずれない、シートが噛まない、ベストな位置を探してくれる。
ワイヤーの長さ調整法、長さの決め方を教われるチャンスだ。

取り扱いの説明も直接レクチャーしてもらえる

公式ホームページではエアバッグが作動した後のしまい方、ボンベの入れ替え方、転用システムの作業方法など、たくさんのサポート解説を読むことができる。しかし、作業に自信のない人はいるもの。直接レクチャーを受けられれば、理解度は深まる。今回は海外の方が熱心にレクチャーを受けている場面に遭遇。「ユーザーさんが持つ疑問や不安はすべて答えます」ということで、細かな部分まで説明してもらって、大喜びの様子だ。

体験後、エアバッグ作動後のしまい方を実践して教えてくれる。

メンテナンスピットの今後に注目だ

もともと手厚いアフターサポートが用意されているhit-airだが、それを直接受けられるメンテナンスピットの展開はより大きな魅力である。今後も「いろいろな場所で開催していきたい」とのことで、内容についてアップデートしていく予定もあるそうだ。

hit-airユーザーも購入検討中の人も目が離せないメンテナンスピット。公式ウェブサイト、公式X(旧Twitter)をチェックしよう!

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