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バイクの洗車初心者にピッタリ!電動工具のボッシュ製、コードレス洗浄機 フォンタスが万能すぎた

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

前職のバイクパーツメーカー勤務時代、整備を教えてほしくて開発スタッフに声をかけた。

その時に帰ったきた言葉は意外なものだった。

「整備を覚えたいなら、まずは車体をしっかり洗車してきてください」

車体が汚れている状態だと整備するのに手が汚れるし、定期的に洗車をすることで車体の問題点を早期に発見できるからだそうだ。

整備はプロに任せるとしても車体のトラブルは早めに発見しておきたいところ。

だから定期的な洗車を自分で行う事が大事になるわけだ。

目次

洗車する場所に困る問題

ところがだ。自分で洗車をするとなると場所に困るという問題が出てくる。

私の場合は古い一戸建てに住んでいるので、

「家の前でホース繋いで水をぶっかけて洗車する」というコマンドが可能だが、これがマンションだと事情が一変する。

家の前までホースを引っ張ってくることができないのだ。

そこで登場するのが今回紹介する電動工具のボッシュ製コードレス洗浄機フォンタスというわけ。

どこでも洗車できるは伊達じゃない!

コンセントは必要ない

フォンタスはコードレス。

充電式のバッテリーを採用しているのでコンセントが使えない場所でも洗浄を行うことができる。

フォンタスのバッテリーはボッシュ製の電動工具でも使用可能。

こうなると電動工具もボッシュで揃えたくなってくる。。。戦略がうますぎるぜボッシュ。

水は本体に入れて運べる

フォンタス本体には15Lのタンクが内蔵されている。

風呂場などで水をフォンタスに入れて持ち運ぶことができるわけ。

15Lという容量も個人的にはちょうど良いと感じた。

フォンタスは大きな二つの車輪がついているので持ち運びがラクラクだ。

ただどうしても持ち上げなければならないシチュエーションは存在する。

フォンタスの重量は9.8kg。水を満タンにすれば約25㎏。

小学校2年生のわが子と同じぐらいの重量だ。

これぐらいなら一人で持ち上げることができるが30Lタンクだったらどうだろう?

40kgとなってくると腰をやっちまいそうな重さだ。

15Lはちょうど良いのである。

水圧がちょうどよい

フォンタスは水圧を三段階に調整可能

弱:0.4MPa 中:0.8MPa 強:1.2MPa

いわゆる高圧洗浄機だと5MPa以上はあると思う。

だが高圧洗浄機をバイクの洗車で使う場合には多少の知識とコツが必要となる。

例えばグリスアップしている個所やゴムなどによってシールされている場所は高圧洗浄するのは基本的にNG。

カプラー類も防水になっているが高圧を受ける前提の設計ではない。

バイクは雨中の走行も考えて設計されているので1.2MPaぐらいであれば、なんの問題もないし、社外パーツなどを付けていて気を付けたい場合には中、もしくは弱にすればいいわけだ。

セット内容が充実

フォンタスには以下のものが付属されている

スプレーガン、スマートブラシ、噴射用4mホース、フィルター、充電器、リチウムイオンバッテリー

注目して頂きたいのはバッテリーと充電器が付属されている点だ。

前述したとおり、バッテリーはボッシュ製電動工具でも使用することが可能。

更にいうと充電器(型式AL1830CV)は定価11886円、リチウムイオンバッテリー(A1825LIG)は13200円なのである。バッテリー代が本体価格の1/3をしめていると考えるとお値打ちに思えてくる。

本体はバッテリー駆動で場所を簡単に動かせることを考えれば4mのホースは必要にして充分。バイクはもちろんだが、車の洗車でも十分な長さといえる。

スマートブラシを装着すればスポークホイールなどを磨きながら洗車できるから手間がかからない。

置き場に困らない

前述した付属品は全てフォンタスに収納することができる

かさばりがちなホースも束ねて収納しておくことができるので本体サイズ内に全て収まることになる。

本体サイズはおおよそだが650mm×350mm×300mm程度。
※素人採寸につき誤差は勘弁して頂きたい

30L級の防水リュックとサイズを比較するとこんな感じだ。

個人的には武骨なデザインも素敵ポイント。

これならリビングの端に置いてあっても私は気にしない。。。妻は気にするかもしれないが。

実際に洗車してみる

起動してみて驚いたのは静粛性だ。

これなら静かなキャンプ場で使っても絶対に苦情が来ないレベルだ。
※何度かカヤックに空気を入れる電動ポンプや高圧洗浄機の起動音で早朝のキャンプ場で嫌な思いをしたことがある。

だがフォンタスは驚くほど静か。これなら洗車中に近所に気を使う必要もなさそうだ。

水をタンクに入れて持ち上げる時は少し力が必要だったが大径のタイヤがスムーズに動くので持ち運びにはストレスがない。

これなら多少の砂利道なども問題なさそうだ。微妙にブロックっぽいパターンになっているのも男心をくすぐる。

水圧の1.2MPaといわれてもイメージがわかないと思うが、お風呂のシャワーをイメージしてもらうとよいと思う。

スプレーガンの先端を回すことで水のでかたをシャワー、縦拡散、横拡散、一点集中の4つに変更することができる。

基本的にバイク洗車の場合にはシャワーを使っておけばよいと思うが、一点集中にすると圧力が強めなので泥などがついてしまった場合には使っても良いだろう。

付属されている道具と本体の脱着などは非常にわかりやすく、正直にいえば説明書は一度も目を通していない。

直感的に操作が可能なのだ。これならメカが苦手な女性でも問題なく使えそうだ。

15Lというタンク容量もバイク洗車にはちょうど良い。

洗車が完了して手を洗っている最中に水を使い切った。丁寧にやるなら一度給水が必要になるかもしれないが充分だろう。

バッテリー容量は3段階で表示されるが洗車完了後も「3」のままだった。ボッシュでは更に大容量のバッテリーも用意しているが、少なくともバイクの洗車でフォンタスを使う場合には必要ない。

今回は結果的にタンク内の水を全て使い切ったが、残ってしまった場合にはホースを外して電源を入れれば全て排水することができる。

タンク内が空になったら再度ホースをつないでガンを操作すればホース内の水も出すことができるのでタンク内やホース内の水気をできるだけとることが可能だ。

何処にでもおける水道といっても過言ではない

9.8キロというと重く感じるかもしれないが、大型のホイールと伸縮可能なグリップのおかげで持ち運びは気軽にできる。

動作音が静かなので使う時に周りに気を使うことがないし、これならバイクの洗車に限らずキャンプでウォータージャグ代わりに使ってもいいし、ガーデンニングなどに使ってもいいだろう。

今回は特にマンション住まいの方などが洗車が便利にできるアイテムとして紹介させて頂いたが、思っていた以上に万能なので手軽に持ち運べる水道という言葉にピンと来たら手に取ってもらえたらと思う。

動画でも紹介しています

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