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動きやすくて難燃でダートにもキャンツーにもおススメ!焚火の火の粉もへっちゃらなバイクウェア【試験動画あり】

フラッグシップ・FJR-A215 リフレイムジャケット
フラッグシップのリフレイムジャケットはストレッチ素材で動きやすく、オフロード遊びくらいならこのとおり!

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

【brand pickup】

フラッグシップ・FJR-A215 リフレイムジャケット
バイクキャンプに焚き火はマスト。フラッグシップのリフレイムジャケットは焚き火が気兼ねなく楽しめる

バイクで走っている間だけでなく、キャンプや野遊びなど様々なアウトドアシーンで使いやすいライディングウエア、それがフラッグシップのフィールドライドシリーズだ。
このフィールドライドシリーズには、現在パンツ、グローブ、インナーウエアにバック類などもラインナップしているが、今回はミリタリーテイストを取り入れたリフレイムジャケットをピックアップして紹介しよう。

品番: FJR-A215
品名: リフレイムジャケット
価格: ¥32,780円(税込)
COLOR: オリーブ、ブラック、ブラック&レッド
SIZE: S、M、L、LL、3L、4L
MATERIAL:
表地/ストレッチナイロン
裏地/ポリエステルメッシュ
PROTECTOR: 肩・肘・背中に標準装備

目次

リフレイムジャケットはとにかく動きやすい!

リフレイムシリーズ最大の特徴は難燃素材を採用し燃えにくいということである。ただ、その強烈な個性の前にちょっと影が薄くなってしまっているが、非常に大事な長所が着心地の軽さ。今回、リフレイムジャケットを紹介するにあたり、僕がまず声を大にして言いたいのは難燃性があるのにとても動きやすいというところだ。

世の中には難燃素材のウエアはいろいろあるし、厚手のコットンだって難燃素材として作られてはいないがどちらかと言えば燃えにくい素材である。……のだが、いわゆる難燃素材のウエアはえてして厚手というか分厚い生地のものが多く、アウトドアフィールドでは動き難いと感じる素材が多い。これから夏に向けての季節、厚手のライディングジャケットはちょっと使いづらかったりする。

フラッグシップ・FJR-A215 リフレイムジャケット
ストレッチ性が高く、薄手なので非常に動きやすい

このフラッグシップのリフレイムジャケットの素晴らしいのは、難燃素材でありながらストレッチナイロンを採用し着心地が軽く動きやすいというところだ。

実際に着てみると、ミリタリーテイストなデザインのため見た目はハードだが意外に動きやすいことに驚かされる。僕はキャンプツーリングだけでなく、アウトドア遊びもするし、ダート林道を見つければ入り込みたいタイプのライダーだ。

そんなアウトドアフィールドで着用するウエアは極力軽くそして動きやすい方がいいに決まっている。ハードなライディングウエアだってアウトドア遊びやキャンプをできないわけじゃないが、生地がゴワゴワと硬くて重いようでは、結局キャンプ場であまり着用しなくなる。炊事したり焚き火する場合にはインナーウエアでくつろぐなんて人も多いんじゃないだろうか?

そこへいくとこのリフレイムジャケットはタウンウエア感覚で羽織ることができて動きやすいから焚き火の前でくつろぐような場合にとても便利。アウトドアのフィールドで重要なのは、やっぱり動きやすさと着心地の軽さなのだ。

フラッグシップ・FJR-A215 リフレイムジャケット
フラッグシップのリフレイムジャケットは、焚き火の前でくつろぐような場面でも着心地が軽いおかげで自然に着ていられるアウターになっている

リフレイムジャケットの難燃素材って実際どうなのよ?

フラッグシップ・FJR-A215 リフレイムジャケット
“難燃”……燃え難いと言われれば、どれだけ燃えにくいのか確かめたくなる。みんなを代表してその疑問を確かめてみよう!

さて、このリフレイムジャケット。その動きやすさでアウトドア遊びから林道ツーリングまで使いやすいことは理解してもらえたと思うが、……やっぱり気になるのは難燃素材というマテリアルのポテンシャルである。消防服のような“防燃素材”ではないので全く燃えないわけではなくあくまで“難燃”。つまり“燃え難い”ということらしいのだが、一体どの程度の燃え難さなのだろうか?

リフレイムジャケットの開発担当によれば、「防燃ではないので火で炙ったり、焼けた炭を押し付ければ生地に穴は空きます。でも難燃なのでちょっと穴が空くだけでそれ以上は燃え広がり難いんです」とのこと。

石油を原料とする化繊素材は、燃え出すとあっという間に燃えてしまう素材が多く。しかもドロドロと溶けながら燃えるため火が消えにくく非常にやっかい。たとえ小さな火の粉だろうと、表面に触れた瞬間シュワっと大きな穴ができる。まぁ、焚き火の火の粉ぐらいでメラメラと燃え広がるような状況にはあまりならないだろうが、表地の薄いダウンのインナーウエアなどは火の粉一発で割と大きな穴が空いてしまうことはよくあることだ。

リフレイムジャケットのように表地が難燃素材であれば、降りかかる火の粉もパパッとはらえばそれだけ穴が空く確率も減るというわけだ。バイクキャンプに焚き火はつきもの。肌寒い夜は少しでも焚き火に近づきたくなるものだが、このフラッグシップのリフレイムジャケットなら気兼ねなく火遊びができるってわけなのだ。

……とはいえ、いったいどの程度燃えにくいのさ? そんなみんなの気になる疑問を解決すべく、ドラゴン花火による難燃テストを敢行! 焚き火のような爆ぜた炭の温度が600度ぐらいなのに対し、火薬の火花の燃焼温度は1000度以上と相当高いため単純な比較にはならないだろうが、火薬の火花に耐えられるならそれだけリフレイムジャケットの難燃性が高いということである。さてさてどうなるやら? その顛末は動画で見てもらった方が手っ取り早いだろう!

高温のドラゴン花火を浴びて難燃性を検証! ジャケットに加え同じく難燃素材のリフレイムパンツ、リフレイムグローブを着用してチェック! 難燃素材は本当に燃えないのだろうか? 

リフレイムジャケットのディティールチェック

ストレッチ素材でアウトドアシーンで使いやすいだの、難燃素材で燃えにくいだの、ちょっと尖った長所ばかりフィーチャーしてしまったので、ちょっとみなさんお忘れかもしれないがフラッグシップのリフレイムジャケットはれっきとしたライディングウエアである。最後にライディングウエアとしての機能性の部分をしっかり紹介しておこう。

難燃素材を使用したフィールドライドシリーズには、今回紹介したリフレイムジャケットに加え、写真のFPR-A405 リフレイムパンツ(¥21,780円/税込)、 FGR-A611 リフレイムグローブ(¥8,580円/税込)などがある。

文:谷田貝 洋暁   写真:関野 温

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