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純正オイルからの交換ならコレ! 純正+αの高性能バイク用エンジンオイルが新登場

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

【Brand PR】
エンジンオイルを選ぶときによく耳にするアドバイスがある。
「迷ったら純正オイルにしよう」
「メーカー推奨の粘度を選ぼう」


この2つだ。
果たしてこれらのアドバイスは正しいのか?

目次

「純正オイル」「推奨粘度」を選ぶことは正しい? 間違い?

1つめの「迷ったら純正オイルにしよう」。
これは間違いではないのだが、エンジンオイルは選び方ひとつでパワーやフィーリングがガラリと変わるため、純正オイルにこだわりすぎると愛車の変化を感じることができない。

この変化を感じることは実に楽しく、ライダーの特権といってもいい。それなのに純正オイルばかりを使い続けるのは非常にもったいないことだ。

ホンダ(左)とヤマハ(右)純正オイル

次が重要。2つめの「メーカー推奨の粘度を選ぼう」だ。
これはメーカーが推奨するオイル粘度(10W-40など)から変えてはいけないよ、という意味なのだろうが、半分正解で半分間違い。
走るステージやエンジンの仕様に合わせてオイル粘度を選択し、エンジンを保護することはとても重要だからだ(ドライスタート時のエンジン保護には5W-40を、高温・高付加エンジンなら10W-60を選ぶなど)。

そもそもメーカーは10W-40を「指定」しているわけではない。「おすすめ」しているだけだ。
カワサキに至っては、状況に合わせて推奨粘度以外のオイルを使い分けるようマニュアルに明記している。※下図の黄線・赤線参照

スズキ・Vストローム250のマニュアル
カワサキ・Z900RSのマニュアル

ところが、冒頭のアドバイスにとらわれすぎるあまり、ハイグレードオイルに多い5W-40や10W-60などの表記を見たライダーは「あ、コレは自分のバイクに使っちゃダメなオイルなんだな」と思い込んでしまう。

今回紹介するのは、そうした偏ったイメージを払拭する新発売のエンジンオイル、エルフの「MOTO 4 RACE 10W-40」だ。

エルフ MOTO 4 RACE

エルフ(ELF)

エルフは、1967年にフランスで生まれたオイルブランド。
レースシーンからフィードバックした技術により、エンジンの保護性能・潤滑性にすぐれたオイルをリリースしている。

また、カワサキとの長年にわたるパートナーシップに基づき、ハイグレード純正オイル「冴速」と「冴強」を開発するなど、メーカー純正オイルを生み出すほどの高い技術力と信頼性を誇るオイルブランドである。

MOTO 4 RACEシリーズ

MOTO 4 RACEシリーズはエルフオイルのプレミアムグレードで、全化学合成油をベースとしている。
本格的なサーキット走行に適した従来品の10W-60に加え、2024年から新たにストリート・スポーツ走行をターゲットにした10W-40の販売を開始。現在は2種類の粘度を展開している。

新製品「MOTO 4 RACE 10W-40」

MOTO 4 RACE 10W-40の特長

MOTO 4 RACE 10W-40の最大の特長は「純正+αの性能」を目指して開発されていること。
つまり、今まで純正オイルを使っていたライダーを対象に、エルフが誇る高性能エンジンオイルを体感し、ステップアップしてもらうことが狙いのひとつである。

【特長①】全化学合成油がベース

純正オイルの多くが部分合成油をベースオイルに採用しているのに対し、MOTO 4 RACE 10W-40は全化学合成油をベースオイルに採用している。

2つのベースオイルによる違いをカンタンに解説すると…

・全化学合成油ベース→分子構造を調整した化学合成油のみを使用したもの
・部分合成油ベース →鉱物油に化学合成油を配合したもの

「分子構造を調整した化学合成油」とは、エンジンに最適な潤滑性能や耐熱性能、酸化安定性能、せん断安定性を実現するために、オイルの分子構造に手を加えた油のこと
そして鉱物油は原油から精製した油のこと。コスパにすぐれる反面、耐熱性能などは全化学合成油と比較すると若干劣る。

部分合成油は全化学合成油と鉱物油をかけ合わせた、言わば「中間的なグレード」。
当然ながらエンジンオイルとしての性能は「全化学合成油>部分合成油」になる。

【特長②】安心の粘度「10W-40」

現在、国内バイクメーカーはほとんどの車種に10W-40のエンジンオイルを推奨している(※)。
※ホンダを除く

冒頭で「メーカーが推奨する粘度から変えてはいけない」という考えは間違いだと述べたが、エンジンがノーマルで、走行シーンが街乗り・軽いスポーツランであればメーカー推奨粘度が理想である。

またメーカー推奨の粘度以外のオイルに抵抗があるライダーも、MOTO 4 RACE 10W-40を選んでおけば安心だ。
さらに化学合成油ベースであるため純正オイルと同じ10W-40であっても、よりすぐれた潤滑性能や耐熱性能、酸化安定性能、せん断安定性能でエンジンの摩耗防止が期待できることは大きな利点である。

【特長③】ギヤが入りやすくなる添加剤を配合

エンジンオイルに求められる性能のひとつにギヤのフィーリングがある。

エルフのエンジンオイルには、同社が独自に開発した添加剤が配合されており、ギヤの入りをスムーズにして、走りをいっそう楽しくしてくれる効果がある。
また、ギヤをニュートラルに入れやすくなったとのインプレッションも報告されているので、気になるライダーはぜひ試してみよう。

User’s voice

ここからは、実際にMOTO 4 RACE 10W-40を使用したユーザー4名+モトメガネ編集部のレビューを紹介。
すべての車両が純正オイルからの交換で、中にはほぼ新品の純正オイルと比較してくれた貴重なレビューも。

メカノイズ・シフトショックの軽減や、エンジンレスポンス、低速トルクの向上を体感できたという喜びの声が多く寄せられた。

井田さん/ホンダ・スーパーカブ110 ストリート(JA44)

このカブは渋滞によるストップ&ゴーが多い街乗りで使用

【最初に違いを感じたポイントは?】
メーカー推奨粘度の10W-30に対して10W-40と少し固めですが、エンジンが軽く回って気持ちよく発進できるようになりました。

【そのほかのポイントは?】
暑い日の渋滞でも熱ダレを起こさずパワーを維持してくれているので頼もしいです。
それでいて、涼しい早朝もスムーズにエンジンがかかるオールマイティさに感動しました。
あとは、純正オイルよりもトルクが出ていて、最高速度が伸びたことですね。

林さん/ヤマハ・YZF-R7

【最初に違いを感じたポイントは?】
シフトフィーリングです。
純正オイルの「ガコンン…」といった少し後を引く響きから、「ガコン」とキレイに入るようになりました。シフトドラム・フォークが跳ね返らずキレイに収まっていく感触です。

【このオイルを検討している人へ】
高回転域はもちろんですが、低回転域でもかなりの軽快感を味わえるので、街乗りが多いライダーほど性能の変化を感じられると思います。

ほぼ新品の純正オイルからMOTO 4 RACE 10W-40に交換

矢口さん/ホンダ・CC110(JA45)

交換前のオイルはメーカー純正10W-30

【最初に違いを感じたポイントは?】
交換直後にアイドリングが心地よい音に変化しました。
あとは、エンジンのフリクションが軽減されたおかげか高回転までスムーズに回り、本来のパワーを感じ取ることができました。

【このオイルを検討している人へ】
バイクオイルは『10W-40』を入れておけば間違いない! と考えていますが、今回のオイルはまさにそのお手本みたいな製品だと実感しました。

山本さん/カワサキ・ニンジャ250

【最初に違いを感じたポイントは?】
純正に比べると始動直後からエンジンが静かになり、マフラーから歯切れのよい排気音が聞こえるようになりました。
また、ブリッピングのレスポンスがよくなり、ギヤも柔らかくスコンっと入ります。

【そのほかのポイントは?】
オイル注入時にキャップの封印シール部分がラクに剥がせます。
封印の糊や異物がオイルに混入しない配慮が感じられて好感が持てました。

※50音順で記載

モトメガネ編集部/スズキ・GSR750 ヤマハ・セロー225W

GSR750/セロー225Wともに純正オイルからの交換

【編集部・岩井/GSR750】
低回転域のトルクが増してギクシャク感が消えた。
峠の上りカーブでワザと1段高いギヤで進入しても、そのまま加速できてしまうほど。

気になる添加剤の性能だが、これは徐々に効果が表れるようだ。230km走ったあたりからギヤ操作が少しずつ改善されていくのを感じた。


【ライター・サブロー/セロー225W】
アクセルのオンオフが激しいワインディングや林道を走る際、エンジン回転数が落ちてもアクセルで拾うだけですぐ加速体勢に移れる。
低・中回転域のトルク向上をハッキリと感じられた。

なお、古い空冷エンジンと全化学合成油は相性が悪い(漏れやすい)という意見もあるが、このオイルは漏れることなく安心して使えている。

製品仕様

【税込価格】2,970円(1L)
【JASO】MA2 【API】SN 【SAE】10W-40 全化学合成油

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