【brand pickup】
F-1やMoto GPのスポンサードをはじめ、数々のレーシングシーンに登場していることからご存じの方も多いelf（エルフ）。そのプロダクトは高い技術とテクノロジーに加えて、ライダーが求める機能・素材・フォルムを随所に反映したデザイン、そしてビビッドなカラー展開はそれぞれのバイクライフにあったぴったりの１着が見つかることだろう。
今回はそんなelfから新たに登場したアデッソジャケットをはじめ、これからのシーズンにぴったりな３シーズンアイテムをいくつか紹介していこう。
elf / アデッソジャケット : impression
スポーツライディングを安全に行う上で欠かせないのがライディングジャケットなのだが、クローズドコースだけでなく、公道を走行するとなるとやはりデザインにもこだわりたい。
そんな所に今回登場したelfのアデッソジャケットは、スポーティながらもコテコテすぎないデザインなので、ツーリングや通勤で着用しても大袈裟にならず、シルエットがシンプルなのでパンツを合わせやすいのもポイントだ。
また、標準で装備された肩と肘の本格的なプロテクターに加えて、背中にもしっかりとプロテクターが装備されているだけでなく、両腕後方にはさりげなくリフレクターも装備されており、デザインだけでなく安全性についても抜かりがない。
さらに、両腕前方と腰の左右にはこの時期に嬉しいベンチレーションも用意されており、裾のサイドにはウエストアジャストベルト、袖口の絞りはファスナータイプとなっている。
そして、ここまでの装備がありながらも販売価格は3万円を切った29,480円（税込）という設定で、１年を通して着ることのできる３シーズン対応のアイテムがこの価格とは、さすがのコストパフォーマンスといえるだろう。
トータルコーディネートで快適性アップ！
バイクをただ運転するだけではないというのが、公道におけるライディングウェア選びの難しいところで、一番に大切にしたいのはもちろん安全性、そして次に快適性やデザイン性といったバランスが非常に大切だ。
走行時だけでも巡航時やスポーツ走行時で求める要件が異なり、駐輪場での押し引きや休憩時の快適さ、各アイテムの着脱のしやすさも忘れずに考慮していくと、やはり最終的には全身を通したライディングウェアのコーディーネートが不可欠で、ジャケットに合わせたパンツやグローブなど、安全性と快適性を兼ね揃えつつ自分のバイクライフに合ったアイテムを選びたいところ。
私の場合だと、目的地までのコンビニやPAで休憩しながらワインディングでのスポーツ走行を楽しみ、帰りにもカフェで一服してから帰ってくるというのがお決まりのツーリングコース。
その時々の気分次第で行き先を変えたく、あまりコテコテすぎるウェアよりもカジュアルライクなデザインが好きなので、パンツにはスポルトデニムパンツをチョイス。グローブには快適な操作性とバイクに合ったスポーティなデザインのビアッジオグローブを合わせることで、全体的にはスポーティにまとめつつも、街中やカフェではそこまで浮かないラインでコーディネートしているのがこだわりなのだ。
また、こちらのパンツとグローブもジャケットに合わせた通年アイテムなのでシーンや季節を選ばず、１年を通して着まわせるのもポイントとなっている。こうしてトータルコーディネートをすることによって、見た目やスタイル、快適性だけでなく、安全性も確保することができる。
通年アイテムこそ、快適なバイクライフのカギ
夏の間お世話になったメッシュジャケットのお手入れはもう済ませただろうか？例年より長く、酷暑となった夏を乗り越えて、再びのバイクシーズンに突入した今日この頃。自分のバイクライフに合ったウェアをアイテム単体ではなく、トータルコーディネートとして今一度考えてみることで、もっと快適に、そして安全なバイクライフが送れることは間違いない。
そして、やはり安い買い物ではないからこそ、一年を通して着ることのできる通年アイテムは本当にコスパ感がいいので、既にウェアを持っているライダーはもちろんのこと、どんなウェアを選べばいいのか分からないというライダーにとっても、まずは通年アイテムから良い物を揃えていき、そこから冬用のインナーや夏用のジャケットなど、必要に応じて充実させていくのがオススメだ。
