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スマホを劣悪な環境下に置かず、スマホより便利に使える!
今やスマートフォンは日常生活のみならず、バイクライフに欠かせないアイテムとなった。多くのライダーがスマートフォンを愛車のハンドル付近にマウントしてスマホナビを活用してツーリングを楽しんでいる。
かく言う私もスマホナビを欠かすことができず、バイクでも車でも電車でも移動のときは必ず使っているのだが、バイクでは以前使っていたiPhone7をナビ用機としてハンドルマウントしている。
その理由は、バイクの振動で今使っているiPhone12proのカメラが故障するのが怖いからだ。さらに、バイクだとやはりスマホを脱落させる心配もある。立ちごけ程度でもスマホが落ちて画面が割れてしまうかもしれない。
いまやiPhoneは円安の影響でより高価になっており、絶対に壊すわけにはいかないのだ。
スマホと繋がる多機能モニターTANAX「SRS-001 スマートライドモニター AIO-5 Lite」
そんな私を含め、バイクでスマホナビを使っている全ライダーにおすすめしたいのがTANAX「SRS-001 スマートライドモニター AIO-5 Lite」だ。
スマートフォンとBluetooth接続することで、スマホの画面を表示し、さらに画面操作までできるスマホナビ派は大注目のアイテムだ。
スマホはポケットの中のまま、ナビを利用してツーリングが楽しめるので、振動によるスマホカメラの故障や本体の落下の心配はないし、夏場の熱暴走や真冬の急激な電池消費とも無縁となるのである。
さらに、SRS-001 スマートライドモニターは“スマート”と名乗るだけあって、多機能ぶりが特徴。前後2カメラを標準装備し、ドライブレコーダーとしても使えるのだ。
モニター自体が本体なので従来のドラレコのように本体設置スペースも必要なく、車体にはモニターの他、前後カメラとGPSアンテナさえ装着すれば運用できてしまうのだ。
「防水・防振・防塵」二輪専用設計の堅牢ボディで高耐久が魅力
筐体はチタンフレームが採用されていて、手で持ってみればしっかり中に具が詰まっている重厚感が伝わってくる。プラスチッキーなチープ感とは無縁。
カメラ、本体共に防水、防塵、衝撃吸収、放熱構造となっており、バイクで安心して使うことができる。
ステーはアルミ製なのでしっかりと剛性が確保されている。ステーと本体の接続部はボールジョイントなので細かな角度調整が可能。本体裏面はカーボン風装飾が施されていて、バイクのハードパーツらしい風合いを持っている。
本体上面には物理ボタンを備えている。グローブをした指先にもしっかり押した感覚が伝わってくる。
バーハンドル用ステーとカラーが標準装備される。ハンドルミラーマウントやスーパースポーツ用のステムホールマウントなどオプションも用意される。
ドラレコの録画データを保存するマイクロSDカードは本体下部にセットする。最大256GBまで対応。32GBの内蔵ストレージも備える。
マイクロSDカード挿入口はゴムカバーで保護される。
ステー各部のボルトは中心にピンの立った「トルクス」が使用されており、脱着のための工具が付属する。一般にはあまり出回っていない工具なので盗難されにくい。
取り付けは簡単だけど自信が無いならプロに依頼しよう!
SRS-001スマートライドモニター取付時は車体から電源を取る必要がある。必要な配線は3本で、バッテリー常時12V電源(+)、アース(−)、そしてアクセサリー(+)だ。
常時電源(+)とアース(−)はバッテリー端子と共締めにすればOK。アクセサリー線は、キーがオンになったときに12Vが流れる線に繋ぐ必要がある。
グリップヒーターやUSB電源などすでに後付電装パーツがあるなら、そのプラスの電源線を分岐すれば良い。アクセサリー線を常時電源線に繋いでしまうとキーをオフにしてエンジンを停止してもモニターの電源が落ちなくなり、最終的にバッテリー上がりを招くので注意しよう。
私の愛車であるVmax1200では、写真の位置にカメラとGPSを設置した。特にフロントカメラは、ハンドルを左右に切ったり、フォークをストロークさせてみて、本体の干渉や配線の突っ張りなどが無い場所を見つけよう。
電源線にはちゃんとヒューズも入っている。
ひと昔前の後付け後付電装パーツといえば、配線からしてコストダウンの痕が見えまくりで、中の芯線が異様な細さをしていてがっかりしたものだが、このSRS-001スマートライドモニターは、本体から配線まで安っぽさが見られず非常に好印象。
前後カメラ、GPSアンテナの配線は直径が約3.5mmあったので、最新バイクの場合、配線を通すのに苦労することがあるかもしれない。配線の接続部のコネクターはネジ固定式なので、バイクの振動で接触不良になる心配も無い。
多彩な画面表示で様々な情報を見やすく表示!
SRS-001スマートライドモニターは多彩な画面表示が魅力だ。ホーム画面となるのが上の写真で速度、方角、さらにオプションの追加で前後空気圧が表示される。
写真がプロメーター画面。速度と電圧が表示される。とはいえ、車両の速度メーターがあるわけなので、あまり使い道は無いかもしれない? 電圧表示は古いバイクにはうれしい!
前後カメラの映像がリアルタイム表示できる。後述するが、この後方モニターが非常に有効だ。
スマホと繋がり拡張するSRS-001 スマートライドモニター
手持ちのスマートフォン端末と接続することで、iPhoneならCarPlay、androidならAndroid Autoを利用できる。
スマホと繋がると見慣れたアイコンが並び、タッチ操作でアプリを立ち上げられる。
音楽やラジオなどのミュージックの操作画面と地図の同時表示も可能。
iPhoneと全く遜色のないヌルサク感!操作はストレスフリー!
タッチ操作は非常に軽快で、直感的かつ思いのままに操作が可能。いわゆるヌルサクな動作で、ひと昔前のタッチパネルのような遅延も一切ない。こうしたレスポンスの良さを実現している理由が、5.6GHz帯のWi-Fiを採用する点だ。
高速データ通信を可能とする5.6GHz帯Wi-Fiを使用するため「技適」を取得!
SRS-001スマートライドモニターが、ストレスのない素早いレスポンスを実現している理由がスマートフォンとの通信に5.6GHz帯Wi-Fiを採用している点が大きい。
日本では屋外において使用可能なWi-Fiは2.4GHz帯と5.6GHz帯のみとなっており、2.4GHzは様々な家電などにも使われているので電波干渉が多く、速度低下や切断が発生しやすい。また、2.4GHzに比べて5.6GHzならば最低でも10倍以上の通信速度を担保することができる。
四輪は屋内扱いとなって選択できる帯域は幅広いが、バイクは屋外扱いとなるため、バイク専用機であるSRS-001スマートライドモニターは、通信速度を求めるため5.6GHz帯の接続を採用する必要があったのだ。
ただし、5.6GHzのWi-Fiに関しては、航空レーダーや気象レーダーも同じ帯域が使われており、電波干渉が発生した場合、自動的に周波数を切り替える「DFS」と呼ばれる機能を実装しなければ日本の電波法をクリアすることができない。
タナックスでは、CHIGEE社で製造されるスマートライドモニターを日本にローカライズさせるにあたり、DFS機能を搭載し「技術基準適合証明」を取得。電波法もクリアし、国内で安心して使える製品として販売をスタートさせたのだ。
スマホより見やすい表示とクリアな画面で視認性良好!
表示の美しさも画面のレスポンスも私の使っているiPhone12proと比べてもまったく遜色はなく、日中もしっかり視認できる輝度を備えている。
地図アプリはいつも使っているグーグルマップも、たまに使うYahoo!カーナビも、アップルのマップも、それ以外のナビアプリも、すべて問題なく使える。
SRS-001スマートライドモニターの画面サイズは5.0インチなので、6.1インチ画面のiPhone12proと比べるとひと回り小さいくらい。しかし、マップ表示がCarPlay向けになるので、スマホ画面より情報が整理されており非常に見やすい。
Siriを使えばラインでメッセージも送れる!
インカムとスマホ、スマホとスマートライドモニターをそれぞれBluetooth接続することで、声でラインやメッセージを送ったり、音声で新着メッセージを聞くこともできる。
こうしたスマホと連携したナビをはじめとする機能は間違いなく便利だ。しかし、スマートライドモニターの機能はそれだけにとどまらない。
ドライブレコーダー&リアモニターとしても高い機能性を持つ
今や二輪も四輪も続々と装着車が増えているドライブレコーダー。万が一車と絡んだ事故に遭った場合、よりダメージを負うのはライダーの側なのは言うまでもない。
だからこそ、愛車にドライブレコーダーを装着しておきたいのだが、ドラレコは本体が大きかったり、取り付けが煩雑だったりするものも少なくない。
SRS-001スマートライドモニターはドラレコ機能を持っており、それが非常に優秀で心強いものとなっている。
前後カメラは広角で録画範囲も広く、画質も上々。夜間の暗い道ではナンバーまで判別するのは厳しい場面もあるが、昼間であればナンバーや場合によってはドライバーの顔まで判別可能だ。
録画データには時速何キロで何時にどこを走っていたかが映像データと共に記録されるので、証拠として申し分ない。
ほとんど街灯の無い暗い道路でも、歩行者の判別もしっかりできる。
映像はスマホに転送して保存持ち歩き可能!
ドラレコの映像はwi-fiを使ってスマートフォンに転送することもできるので、録画を確実に保管して証拠として持ち歩いたり、スマホからメールなどで送るときにも都合が良い。
後方をリアルタイムでモニターできるのが超便利!
SRS-001スマートライドモニターの画面には、Car Playの画面だけでなくリアルタイムのカメラ映像を表示することもできる。
つまり、後方カメラが“目”となり、後ろの映像を常時表示することもできるのだ。
カメラの画角は非常に広角なので、例えば3車線道路の真ん中を走っていれば、自分のいる車線だけでなく両サイドの車線の後方を一目で確認できる。
これは大変便利な機能で左右のミラーを見るよりも視線移動が少なく後方の状態が把握できるし、ミラーに比べて大幅に死角が少ない。
特に高速道路を含め、2車線以上の道路では後方視界の確保は非常に重要。良好な視界の確保は、ライディング時の緊張の緩和や疲労の低減にもひと役買うはずだ。
ただ、ナビゲーション画面表示中は、当然後方カメラ映像が表示できなくなってしまう。後方カメラ映像がある状態に慣れると、これが非常に不便に感じてしまったほどだった。
死角検知機能「BSD」が後方からの接近車を見守る!
後方カメラの常時モニターに関連した安全機能がBSDだ。
後方の死角に車や人が入ると音や画面表示で通知してくれる機能で、国産バイクだとNinja H2 SX SEがこれに近い機能を備えている。
ただ、感度の調整がやや難しく、最も高感度にすると対向車線を走る車(自車から遠ざかる車)が自車の斜め後方の検知エリアに入ると、警告が鳴ることもあった。
また、速度差5km/hくらいで後方へ近づいていて来る車両には間違いなく反応するのだが、速度差の大きな場合(正確にはわからないが、体感的に15~20km/h差くらいで抜かれた場合)は、警告が反応する前に追い抜かれてしまう。
ただ、常識的な走りで近づいてくる車やバイクなどには反応してくれるので、BSDはオンにしておくのがおすすめだ。ただし、警報音をONにすると、かなり頻繁に鳴って気が散るので私はOFFで運用した。
モニターにマップ表示中でも、画面上にアラートが割り込み表示してくれる。
あくまで安全のための補助機能なので、車線変更時はモニターと並行し、ミラーと目視は必ず実施するようにしたい。
ツーリング先での安心感を向上させる駐車監視機能
駐車時に振動を検知すると自動で録画を開始する駐車監視機能も有する。出先での駐車時などに安心感の高い機能だ。
オプションの導入でスマートライドモニターはさらに拡張する!
オプションのSRS-002空気圧センサーを購入すれば、タイヤ空気圧とタイヤ温度もリアルタイムモニターできる。
オプション設定されるSRS-006プロワイヤレスリモコンを使えば、手元でアプリの切り替えや通話への応答などが可能となる。
スマートフォンを持つ全てのライダーにおすすめしたい!
SRS-001スマートライドモニターをどんな人に勧めたいかと問われれば、真っ先に思い当たるのはツーリングライダーだ。
防水、防振、耐衝撃ボディは心強いし、電源の心配なくドラレコ、ナビが使えて、死角検知機能、常時リアモニターがライディングをサポートしてくれる。
これは、安全性の向上だけでなく、後方確認への緊張を和らげ、疲労の低減にも繋がるだろう。
また、通勤ライダーやフードデリバリーなど、仕事でバイクが欠かせないライダーも便利なのではないだろうか。
車種を選ばず装着できる!
必要な配線は常時電源とアクセサリーだけなので、難しい適合も無く12V車であれば、どんなバイクでも使える点はうれしい。
もはや前時代的なほぼアナログ制御のわが愛車Vmax1200も一気に近代化されてしまうのだ。ドラレコ、スマホマウント、USB電源とあれこれ装着してハンドル周りがごちゃごちゃすることもないので、機能だけでなく見た目もスマートとなるのは間違いない。
ネックとなるのは8万2500円(税込)という価格だろう。しかし、ドラレコの価格とスマートフォンを壊した際の修理代を勘案すれば、むしろリーズナブルに感じられるのではないだろうか。
是非、ご自身の愛車でSRS-001スマートライドモニターの便利さを体感してみていただきたい。
TANAX SRS-001 スマートライドモニターAI0-5Lite
価格 | 8万2500円(税込) |
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本体寸法/重量 | 79(H)✕136(W)✕27(D)mm/320g |
ディスプレイ | 5.0インチ |
防水仕様 | 本体:IP67/前後カメラ:IP67 |
動作電圧/電流 | DC12-18V / 0.6A |
搭載センサー | GPSセンサー/ジャイロセンサー/Gセンサー |
Bluetooth規格 | 5.0 |
システム要件 | AppleCarPlay:iPhone6s以上/iOS13以上 AndroidAuto:Android11以上 |