【brand pickup】
ヘルメットスピーカーというと、従来の製品のようにヘルメットの内装を外し、きれいに配線を取り回してスピーカーや本体を取り付けるという手順が一般的。そのため、慣れていない人にとっては少しハードルが高く、スピーカーを購入した店舗で取り付けを行ってくれるサービスも存在するほどだ。今回はそんなスピーカーシステムの常識を破った、配線の必要がなく、本体の付け替えも手軽にできてしまうアイテムを入手したので、実際にバイクに乗って使ってみた感想をご紹介していこう。
【addSound : impression】
今回ご紹介していくのは株式会社あおごちが販売する、addSoundというアイテム。どんなヘルメットにも馴染むシンプルなデザインのボディにヘルメット装着型振動スピーカータイプのBluetoothオーディオを搭載しており、お気に入りの音楽やナビの音声を聴きながら走行することができる商品だ。
振動スピーカータイプなので取り付け時の配線も必要なく、本体を固定する取り付けプレートをヘルメットにつけておくことで、本体の付け外しはバックルのロックを外すだけで非常に簡単に出来てしまう。これは用途やバイクに合わせて複数個ヘルメットを持っている人にはかなり嬉しいポイントだと思っていたのだが、実際に使ってみると、本体が手軽に取り外せるというのは充電時や出先でバイクから離れる時にも使い勝手が良い。
走行中の急な雨天時でも安心なIPX5相当の高い防水性能を備えている他、満充電までの時間は約2時間となっており、最大約18時間の連続再生が可能なので、日常的な通勤・通学時はもちろん、1日を通したツーリングでも使用することができる(条件によって時間は変動)といった、充分に実用的なスペックとなっている。また、アクセサリー展開されているマイクを接続することで、通話することも可能になる。
使い勝手と安全性を兼ねそろえた新感覚スピーカーシステム
使用前の準備としては、ヘルメットに取り付けプレートを両面テープで取り付けておくだけ。細かく言うと、ヘルメットは置いた状態でなく、被ってみての位置合わせなどがオススメだ。あとは取り付けプレートに本体を装着するだけで使えてしまうので、本体下部のボタンを押して電源オン。初めて使用する場合は使用前に自分のデバイスとBluetoothペアリングしておこう。本体にはボタンがひとつしかないので、初めて触る人でも電源オン・オフやペアリングなども迷わずに行う事ができそうだ。というのも、音楽の再生・停止などの操作はグローブをしたままヘルメットをタップすることで直感的な操作が可能となっている。
実際にバイクでの走行時に使用してみると、耳元には物理的なスピーカーが無いのにクリアな音質で聞こえてくる感覚がとても面白い。また、耳が塞がれていないので人や他車が多い街中や踏切など、周りの環境音についてもきちんと聞くことができるという安全性の高さもaddSoundの魅力の一つだ。
198gと軽量な本体はヘルメットに取り付けていても気にならず、本体左右のバックルでがっちりロックできるので、走行中に脱落してしまうこともなさそう。ヘルメットから取り外した本体はH62 x W180 x D52mmというコンパクトなサイズなので、持ち歩く時も意外と邪魔にならないサイズ感。
東京モーターサイクルショーの全日で試聴体験!
3/25〜26では商品の購入もできる!!
3月24日(金)から26日(日)まで、東京都江東区の東京国際展示場(通称:東京ビッグサイト)で『第50回 東京モーターサイクルショー』が開催される。
この会場で今回紹介したaddSoundを体験できるのだ。
しかも25日、26日には購入もできるというのだから見逃せない。
安全性、利便性を兼ね備えた次世代オーディオシステムを実際に触れてみてほしい。
便利なだけじゃなく、使い方も無限大
導入が手軽なaddSoundを使えば、お気に入りの音楽や便利なナビの音声を聴きつつ、周りの環境音も聞こえてくるので安全性が高く、いつものツーリングをもっと楽しめること間違いナシ。
また、価格は35,200円(税込)となっており、複数個のヘルメットに付け替える場合や家族間や友達間での共用など、従来のスピーカーシステムと用途の幅広さや実用性の高さを含めて考えてみると、コストパフォーマンスについてもかなり高いアイテムと言えるだろう。
少しずつだが確実に暖かい日が増えてきた昨今、これからやってくる春に向けてバイクライフをさらに快適に、そして充実させてくれるaddSoundをこの機会に検討してみてはいかがだろうか。