バイクのフレーム振動を収縮させて快適に! パフォーマンスダンパーが凄い【アクティブ】

フレームのダンパーという新潮流

☆☆パフォーマンスダンパーとは?

スプリングは力が加わると振動し続けます。皆さんご存じの通り、フロントフォークやリヤショックの場合、スプリングの振動を収縮させるのは減衰力のあるショックアブソーバー(ダンパー)です。この働きがあるので地面の凹凸や、ブレーキングや加速時、コーナーリングの加減速でバイクはスムーズに走行できます。

ただ、フレームから伝わる振動は直接体に伝わってきます。

フレーム自体は金属なのでスプリングのように伸び縮みはしませんが、たわんだりゆがんだりしながらスプリングと同じように振動し続けています。そこでフレームをスプリングと考えて、フレームの振動を収縮させようとしたのがパフォーマンスダンパーなのです。

☆☆具体的な効果はどうなの?

パフォーマンスダンパーを装着すると期待できるのが、大きく分けて3つ。

1・エンジンからくる振動の低減

エンジンの振動を低減させると、ステアリング、ステップ、シートから伝わる微細な振動が低減します。

2・路面からくる車体の振動収縮が早い

　路面の段差や凹凸を超えた時の振動の収縮が、サスペンションだけの収縮の場合より早くなります。

3・ライダーの入力に対する反応が安定する

　ブレーキング時の車体の動きが穏やかになったり、ステアリング操作がスムーズになったりします。

見た目はサブフレームのようですが、大きな違いは減衰効果です。サブフレームはフレーム剛性を上げるためのパーツですが、パフォーマンスダンパーは最大1mm程ストロークして、減衰効果を発揮します。

☆☆装着後のメンテナンスや注意点は?

 パフォーマンスダンパーは定期的なオーバーホールなどを必要としません。ただ、注意したいのは完全な車種専用設計であることです。ステーを自作して装着できるからと設定以外の車種に装着した場合、期待する効果が発揮できません。それほど精密にセッティングされているということなのです。

☆☆装着したオーナーはどう感じているの?

　最も多いのが「体に伝わるエンジンの振動がマイルドになった」というものです。長距離走行での疲労軽減に絶大な効果があるそうです。

　スポーツ派ライダーにとっては「高速走行時の車体のブレが少なくなり、コーナリング時の安定感が向上した」という声が多いです。

　アイドリング時から振動の低減を体感出来て、タイヤの接地感がより感じられるようになり、安心感が増したというライダーも多いそうです。

☆☆自分の愛車用はリリースされるの?

パフォーマンスダンパー(車体制振ダンパー)は、もともとはヤマハ社専用のアフターパーツを制作しているワイズギアが開発したものです。すでに多数のラインナップの実績があり、プロライダーからの評価が高かったのですが、そのノウハウを生かし、アクティブが、他メーカー用の製品を開発しました。現在はホンダ、スズキ、カワサキなど国内メーカーを中心に車種ラインナップを拡大中。

今後、KTM 390ADV用がリリースされるそうです（11月デリバリー予定)。

まだ愛車のラインナップがリリースされていない、という方も期待してお待ちください。

現在発売されているラインナップはアクティブのHP(https://acv.co.jp)で確認してください。

また、パフォーマンスダンパーを装着した試乗車を用意しているバイクショップもあるので、試しに乗って体感してみたいという方は是非!

W800/650用

CB250R用

GB350S用

CB400SF用

Rebel250用

V-STROM用

Z900RS用

ZXR1200 DAEG用

☆☆パフォーマンスダンパー装着試乗車ありショップ紹介