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【ヤマハ】カーボンニュートラル対応の研究・開発設備を本社内建屋に増設へ

カーボンニュートラル技術の研究・開発を行う32号館

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

ヤマハ発動機株式会社は、昨年完成した本社内の建屋へ2024年までの今中期にかけて、電動モーター水素エンジンなどのカーボンニュートラルを目指すパワートレイン技術の研究・開発設備を順次増設していく事を発表した。

主な設備はモーターベンチ、水素供給装置、カーボンニュートラル燃料対応タンクなどで、新エネルギー系の開発を更に強化し、推進していく。

目次

カーボンニュートラル対応のパワートレイン研究・開発設備増強

~電動モーター、水素エンジンなど当社製品全般の環境対応技術を牽引~

ヤマハ発動機株式会社は、今中期 (2022~2024年) に、電動モーターや水素エンジンなどカーボンニュートラルを実現するためのパワートレイン技術の研究・開発設備を増設する。この増設は、昨年、本社内に完成した建屋 (32号館) に、モーターベンチ、水素供給装置、カーボンニュートラル燃料対応タンクなどの設備を順次設置するものである。完成後はヤマハ製品全般の環境対応を牽引する役割を担う施設となる。

ヤマハは、2021年7月、2018年に策定した「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」を見直し、2050年までに事業活動を含む製品ライフサイクル全体のカーボンニュートラルを目指す目標を新たに設定した。そのなかでも、2050年までに「スコープ3 (主に製品使用時など) 」におけるCO₂排出量を2010年比90%の削減を目標に掲げており、このたびの研究・開発設備の増設は新エネルギー系の開発をより一層強化し、その推進を加速させていくものである。

ヤマハは、今後も、効率の良い動力源、よりCO₂排出量の少ない動力源への切り替えを進めるとともに、CO₂排出量の少ない小型モビリティの活用推進によってカーボンニュートラル社会の実現を目指す。

■施設概要

名称:32号館
延床面積:9,011㎡
主な設備:モーターベンチ、水素供給装置、カーボンニュートラル燃料対応タンクなど

リリース提供元:ヤマハ発動機株式会社

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