株式会社ホンダモーターサイクルジャパンは取りまわしの良さと、充実した装備が人気の50ccスクーター、タクトおよびタクト・ベーシックに新色を追加し、2021年11月25日(木)から発売する。
これによりタクトは今回発売されるデジタルシルバーメタリックの1色、 タクト・ベーシックはグラファイトブラック、ロスホワイト、パールディープマッドグレー、アーベインデニムブルーメタリック、ボルドーレッドメタリックの全5色展開となる。
価格はタクトが19万2500円、タクト・ベーシックが17万9300円(いずれも税込み)となっている。
原付一種スクーター「タクト」と「タクト・ベーシック」のカラーバリエーションを変更し発売
Hondaは、機能的なデザインの車体に、扱いやすい出力特性と環境性能に優れた水冷・4ストローク・OHC・単気筒エンジン「eSP(イーエスピー)」※1を搭載した原付一種(第一種原動機付自転車)スクーター「タクト」と「タクト・ベーシック」のカラーバリエーションを変更し、2021年11月25日(木)に発売する。
今回、タクトには存在感のある「デジタルシルバーメタリック」を新たに採用。タクト・ベーシックには、精悍な「グラファイトブラック」、爽やかな「ロスホワイト」、都会的なイメージの「パールディープマッドグレー」、カジュアルな「アーベインデニムブルーメタリック」を新たに採用し、継続色の「ボルドーレッドメタリック」と合わせた全5色を設定したほか、ホイールとフロントフェンダーのカラーをブラックとすることで、より落ちついた印象を持たせている。
タクトおよびタクト・ベーシックは、ヘルメットや小物を収納できるラゲッジボックス※2、少ない荷重で掛けられるように配慮したセンタースタンドなど、日常の使い勝手を考慮した装備を採用。また、タクト・ベーシックはタクトと比較しシート高を15mm下げ、より足つき性に配慮したモデルとしている。
タクトおよびタクト・ベーシックのカラーバリエーション
タクト
- デジタルシルバーメタリック(新採用)
タクト・ベーシック
- グラファイトブラック(新採用)
- ロスホワイト(新採用)
- パールディープマッドグレー(新採用)
- アーベインデニムブルーメタリック(新採用)
- ボルドーレッドメタリック(継続色)
※1)enhanced(強化された、価値を高める)Smart(洗練された、精密で高感度な)Power(動力、エンジン)の略で、低燃費技術やACGスターターなどの先進技術を採用し、環境性能と動力性能を高めたスクーター用エンジンの総称
※2)ラゲッジボックスにはヘルメットの形状・大きさによっては入らない場合がある
販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 34,000台
メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
タクト 192,500円(消費税抜き本体価格175,000円)
タクト・ベーシック 179,300円(消費税抜き本体価格163,000円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれていない
主要諸元
通称名 | タクト | |
車名・型式 | ホンダ・2BH-AF79 | |
全長×全幅×全高 (mm) | 1,675×670×1,035 | |
軸距 (mm) | 1,180 | |
最低地上高 (mm)★ | 105 | |
シート高 (mm)★ | 720【705】 | |
車両重量 (kg) | 79【78】 | |
乗車定員 (人) | 1 | |
最小回転半径 (m) | 1.8 | |
エンジン型式・種類 | AF74E・水冷 4ストローク OHC 単気筒 | |
総排気量 (cm3) | 49 | |
圧縮比 ★ | 12 | |
最高出力 (kW[PS]/rpm) | 3.3[4.5]/8,000 | |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 4.1[0.42]/6,000 | |
燃料消費率※3(km/L) | 国土交通省届出値 定地燃費値※4(km/h) |
80.0(30)<1名乗車時> |
WMTCモード値★ (クラス)※5 |
58.4(クラス1)<1名乗車時> | |
燃料供給装置形式 | 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> | |
始動方式 ★ | セルフ式(キック式併設) | |
点火装置形式 ★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
燃料タンク容量 (L) | 4.5 | |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | |
タイヤ | 前・後 | 80/100-10 46J |
■道路運送車両法による型式認定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社
※3燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値である。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なる
※4定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率である
※5WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果に基づいた計算値である。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類される
リリース提供元:本田技研工業株式会社