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【ヤマハ】クリスチャン・クレイグ選手が250SXウエストで初タイトルを獲得

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

2022年5月7日(土)、ソルトレイクシティで開催されたAMAスーパークロス選手権・第17戦との併催レース、250SXウエストの第10戦にてMonster Energy Star Yamaha Racing 250 Teamから参戦の#28クリスチャン・クレイグ選手が8位となり、YZ250Fと共に初のタイトルを獲得した。ヤマハにとっては250SX ウエストでは5連覇を達成し、その強さを見せつける結果となった。

最終戦である今回のレースは、イーストとウエストのライダーが集結した対抗戦で、各エリアの予選通過者によってメインレースが行われる。そんなハイレベルな戦いの中でもプレッシャーをコントロールし、転倒を喫しながらも冷静なレース運びでクレイグ選手は8位でフィニッシュ。悲願の初タイトルを手にした。

目次

AMAスーパークロス選手権 250SXウエスト
グレイグ選手とYZ250Fが初のタイトルを獲得、ヤマハは同クラス5連覇を達成

2022年5月7日(土)、AMAスーパークロス選手権・第17戦ソルトレイクシティに併催で205SXウエストの第10戦(ショーダウン ※東西対抗戦)が行われ、「Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team」から「YZ250F」で参戦する#28クリスチャン・クレイグ選手が8位とし、自身初のタイトルを獲得した。同時にヤマハ発動機株式会社はこの250SX ウエストで、2018年から5連覇を達成した。

クレイグ選手は昨年、イーストでランキング4位とし、今年はウエストに参戦。開幕戦から圧倒的な速さを見せて2連勝をあげると、その後も第4・6戦で優勝し、ランキング2位以下に28ポイントという大差をつけてシーズンを折り返した。
その後は、優勝こそないものの表彰台圏内でのフィニッシュを繰り返して開幕から表彰台を継続して獲得し、18ポイント差でランキングトップをキープしたまま、最終戦の第10戦に臨んだ。

最終戦はイーストとウエストのライダーが集結、それぞれが予選とヒートレースを行い、勝ち残ったライダーによりメインイベントが行われるショーダウンであり、よりハイレベルな戦いとなる。この中でクレイグ選手は、序盤こそトップ3圏内を走行していたが転倒により順位を落としてしまう。それでも8位でチェッカーを受けて、自身初となるタイトルを獲得した。
また、ヤマハ発動機はこのウエストで、2018年にアーロン・プレシンジャー選手、2019年、2020年にデュラン・フェランディス選手、2021年にジャスティン・クーパー選手がタイトルを獲得しているが、今回のクレイグ選手のタイトル獲得によって5連覇を達成することとなった。

クリスチャン・クレイグ選手談(250SX ウエスト チャンピオン)

「チャンピオンがかかっている最終戦だというプレッシャーはありましたが、僕はそれをうまくコントロールできたと感じています。プラクティス毎にコントロールして、絶えず楽しんでいました。ライバルたちはこのレースを他のレースと同じようにしていましたけど、私には何が起こり得るかもわかっていました。メインイベントでは、自分がどこに居るのか、そしてどこに居るべきなのかを知りつつ、確実に走って8位でフィニッシュしタイトルを獲得しました。これは自分が夢みてきたことであり、人生をかけて取り組んできたことです。これから勝利をゆっくり味わうつもりです」

ジェンセン・ヘンドラー談(チーム・マネジャー)

「素晴らしい夜であり、素晴らしい一年でした。すとてもうれしいです! クレイグ選手とチーム全員が素晴らしい仕事をしました。ヤマハ発動機は私たちに世界最高のバイクを提供してくれ、私たちは恐らく間違いなく地球上で最速のYZ250Fを持っていると思います。
クレイグ選手のタイトル獲得とともにスラッシャー選手が勝利を収めたのも、シーズンの終わり方として素晴らしいことです。この後、我々はアウトドアのシリーズに移ります。何が起こるのかワクワクしていますし、確実にさらに良いことが起こるでしょう」

リリース提供元:ヤマハ発動機株式会社

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