2022全日本トライアル選手権が、愛知県岡崎市にあるキョウセイドライバーランドで開催されるとの事で観戦に行ってきましたよ。
トライアルってどんな競技か知らなかった私が、観戦する際の服装や見所、ルールなどを教えてもらい観戦に臨みました!トライアルって何だろう?と思うライダーさんは多いのでは?
初観戦でも楽しめた様子をお届けしますね!とてもコースとは思えない場所をバイクが登っていく様子は圧巻でした!ビギナーにとっては少々複雑なルールや観戦方法も私目線でお伝えします。
トライアルってどんな競技?ルールを理解してから観戦したい
まず、トライアルってなんだろう?ルールを知らなかったので検索してみたのですが、なんだか理解しにくいな。ということで詳しい方に教えてもらいましたよ。
トライアル競技とは、専用のオートバイで専用のコース(セクション)をいかに減点されることなく走り抜けられるかを競う競技との事。設定時間が決められていて、超えてしまうと減点対象になります。
他にも減点対象となるのは、1回の足つきが1点、2回の足つきが2点、3回以上の足つきが3点減点となります。両足が地面についてしまったり、バイクが後退してしまったり、セクションから出てしまうと5点減点になります。セクションを減点なく走り抜けることを「クリーン」と言います。
セクションは1〜10までとスペシャルセクションが1つありました。このスペシャルセクションは、国際A級スーパークラス上位10名だけが挑戦できる特別なセクションでした。
現地ではビギナー向けのルール観戦方法などの掲示や案内が無かったので、あらかじめルールを理解しておいた方が楽しめると思います。会場もトライアルファンの方しか見受けられなかったので、ビギナーの方は詳しい方と一緒に行くことをお勧めします。
エントリーしてる選手が100名以上いるので、予め好きな選手を見つけようにも難しいので現地で探すことにしました。
応援したい選手がいると観戦も楽しくなりますよね。
観戦の服装のポイントは?
なんと観戦当日は雨!寒さを感じる中での観戦となりました。トライアルの観戦は10あるセクションを歩いて回るので、とにかく沢山歩きます。
イスを用意して気に入ったセクションに留まって観ている方もいました。小さな椅子があると便利ですね
初観戦ではセクションの特徴が分からなかったり、盛り上がってるセクションへ行き来するのでとにかく沢山歩きました。
トレッキングブーツが最適だった!
各セクションは山を削ったような場所に作られていて、そこを歩いて観戦します。私は登山にも使用しているアウトドアメーカーのトレッキングブーツを履いて行きましたが、これが大正解でした。
雨が降る中でかなり地面がぬかるんでいましたし、各セクションを行き来するのはまるで登山?
私が愛用しているトレッキングブーツはモンベルのアルパインクルーザーという製品ですが、グリップ力に優れていて防水性もあるので地面が濡れていても平気ですし、とにかく沢山歩くのでトレッキングブーツで行くことをお勧めします。
他にも普段使っているアウトドアグッズが活躍しましたよ!
登山用のレインウエアが活躍したよ!
傘をさすと観戦の邪魔になるかと思い、レインウエアを着用しました。
この時あって良かったのがキャップです。レインウエアにはフードがついていますが視界の邪魔になってしまうので、別途キャップを用意するのがお勧めです。
今回は雨の中の観戦だったのですが、晴れていたとしてもトレッキングシューズがお勧めですしレインウエアは防寒のために持って行くといいですね。
私はYouTube動画の撮影も兼ねていったのですが雨で撮影機材が使えずにスマホでの撮影となりました。
ビギナーが感じたトライアル観戦のここが面白い!
一度観戦に行くともう一度行きたくなるトライアル観戦ですが、特に面白かったポイントがあります!トライアルでしか味わえない迫力や選手との距離感の近さ、スピードでなくて技術やテクニックで競うレース!こんなレースがあったんだ!と驚きの連続でした。
選手との距離感が圧倒的に近い!目の前をトップ選手が走って行く大迫力!
目の前をトップ選手がバイクで走って行く事に驚きました。他のレースではまず無い光景ですね。セクションの目の前で観戦できるので、バイクが走り出す勢いで泥が飛んで来るんです!
レース中のトップ選手の会話も聞こえて来る近さです。これは実際に観戦に行かないと味わえないですね。好きな選手をこんな近くで応援できるなんて最高です!
これがコース!?崖をバイクが登って行く!
これがコースなの!?崖にしか見えない場所をバイクが登って行きます。
岩から岩へバイクがジャンプしたり、人が立っていられない絶壁をバイクが登って行くんです。これがバイクと人がする動きなのかと心底驚きました。それが目の前で繰り広げられて行きます。
上位10位の選手だけが挑戦できるスペシャルセクション!
国際A級スーパークラスの上位10名だけが挑戦できるスペシャルセクションが今回の1番の見どころでした!
より難易度の高いセクションが観戦しやすいエリアに設けられています。
ダイナミックにトップ選手がバイクでジャンプしてレースを繰り広げるのに見応えたっぷりです!
観戦者に向けたスペシャルセクションの観戦ツアーがありました!
実際にスペシャルセクションの中に入ったり登ったりできるのはこの時だけ。登ってみると歩いても不安定な場所をバイクが走ったりジャンプするなんて驚きました。セクション内で写真撮影も可能でかなり楽しかったです。
イベント当日の様子は動画でも紹介しています
まとめ&今後のレース予定
トライアルは現地で観戦することをお勧めします。選手との距離が近いので応援したい選手もすぐに見つかると思います。
全日本トライアルは年間を通して8大会各会場であります。次戦は関東大会が6月5日に開催です。会場にとってセクションの見所も違うので遠征するのもいいですね。
観戦の度にトライアルの新しい魅力を発見できると思うので私もぜひまた観戦に行きたいです。
Rd. | 大会名 | 日程 | 会場 |
3 | 関東大会 | 2022年6月5日 | モビリティリゾートもてぎ(栃木) |
4 | 北海道大会 | 2022年7月17日 | わっさむサーキット(北海道) |
5 | City Trial Japan大会 | 2022年8月20日〜21日 | 大阪 |
6 | 中国大会 | 2022年9月4日 | 灰塚ダムトライアルパーク(広島) |
7 | 近畿大会 | 2022年10月9日 | 湯浅トライアルパーク(和歌山) |
8 | 東北大会 | 2022年10月23日 | スポーツランドSUGO(宮城) |
写真/文:kanae