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GASGASファクトリーレーシングが2022年ダカールラリーで総合優勝を飾る

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

サウジアラビアを舞台に激戦が繰り広げられた「ダカールラリー2022」は、12日間のレースを終え、GASGASファクトリーレーシングが見事初めての総合優勝を果たした。

ライダーであるサム・サンダーランドは、タイム差の少ない緊迫したハードな状況の中、自身2度目の優勝を手にし、KTM AG社にタイトル奪還をもたらした。中でもステージ6ではGASGASがワンツーフィニッシュを果たし、そのポテンシャルの高さを証明できたレースとなった。

目次

GASGASファクトリーレーシングのサム・サンダーランドがダカールラリーで優勝

GASGASファクトリーレーシングがダカールラリーで初タイトルを獲得

サム・サンダーランドとGASGASファクトリーレーシングが2022年ダカールラリーで優勝!サム・サンダーランド選手は、2週間にわたり私たちが期待する卓越したパフォーマンスを発揮し、最終ステージを8位で終え、第44回ダカールラリーで総合優勝を果たした。そして、サウジアラビアの砂漠を駆け抜ける12日間の過酷なレースの末に、GASGASに世界で最も代表的なラリーレイドイベントでの初勝利をもたらしたのである。

サム・サンダーランド「最終ステージの終わりで優勝かどうかを待つ10分間は、まるで一生分のように感じられました。2回目のダカール優勝を果たしたこの感覚は永遠に記憶に残るでしょう。この勝利は決して簡単なものではなかったので、1回目よりもさらに嬉しいです。今年はタイムが非常に接近しておりアクセルを緩める暇もなく、最後まで本当に緊迫したレースでした。ハードワークと犠牲、そしてGASGASチームが私のためにしてくれたこと、そのすべてが価値あるものでした。ダカールでの初優勝から5年、長い間待たされましたが、また優勝することができて、しかもGASGASの初優勝を獲得できて、とてもうれしいです。チームのみんなが頑張ってくれたおかげで、このような結果を残すことができました。素晴らしいです。」

第2ステージから第6ステージ終了までレースをリードし、サムにとってダカールは完璧な幕開けとなった。2週間のイベント中、一貫して素晴らしいライディングを披露し、プレッシャーがかかる場面で何度も結果を出した。
レースの序盤から高い競争力を発揮し、GASGASファクトリーレーシングのサム・サンダーランドが2022年ダカールラリーチャンピオンになった。

サムの2度目のダカール優勝は、サムにとって素晴らしい成果であるだけでなく、KTM AG社にタイトルが戻ってきたことも意味する。サムの勝利は、世界で最も過酷なラリーレイドにて過去22年間で19回の優勝を誇るグループとしてのコミットメントと継続的な成功を再確認させるものだ。

サムの快挙だけでなく、ダニエル・サンダースの健闘も称賛に値する。ダニエルはステージで2勝し、ステージ6ではサムをリードしてGASGASのワンツーフィニッシュを達成した。ステージ7で転倒して肘と手首を骨折しましたが、手術を受けて完治に向かっているとのことだ。2023年のダカールでは再びタイトルを狙いに戻ってくることだろう。

ノルベルト・シュタドルバウアー(ラリーチームマネージャー)「素晴らしい、本当に素晴らしい!今回のダカールは、最後の最後まで本当にチャレンジングなレースでした。サムは終始スマートで力強く、スピードも抜群でした。彼、そしてGASGASファクトリーレーシングの皆は本当に幸せです。チーム全体が懸命に努力してきた結果なので、本当に特別な瞬間です。これほどの感動はありません。チームのスポンサーやパートナー、オーストリアのみんなに感謝しています。」

リザルト暫定:ダカールラリー2022、ステージ12
1.Pablo Quintanilla (Honda) 1:40:00
2.Toby Price (KTM) 1:40:18
3.Jose Ignacio Cornejo (Honda) 1:40:29
8.Sam Sunderland (GASGAS) 1:43:25

総合順位暫定(ステージ12終了時点)
1.Sam Sunderland (GASGAS) 38:47:30
2.Pablo Quintanilla (Honda) 38:50:57
3.Matthias Walkner (KTM) 38:54:17

リリース提供元:GASGAS MOTORCYCLES JAPAN

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